10代の前田敦子に秋元康がススメた映画(2)『ベティ・ブルー』

 

先日発売された、前田敦子’初’のエッセイ『前田敦子の映画手帖』に、前田敦子が10代だった頃に秋元康にオススメされて印象に強く残った映画2作品が紹介されている。前記事にて1本目『初恋のきた道』を紹介したが、本記事では2本目を紹介したい。

それは、『ベティ・ブルー』!

1986年にフランスで製作された作品。
女優ベアトリス・ダルのデビュー作。

こちらも『初恋のきた道』と同様に恋愛映画なのだが、全く趣きが異なる。
『初恋のきた道』は中国の田舎での純粋な恋愛が描かれていたのに対し、『ベティ・ブルー』では、本能のままに愛し愛し合い、精神に異常をきたしていく主人公の姿が描かれている。セクシーなシーン等も赤裸々に描写した作品であり、これを10代の前田敦子にオススメした秋元康も大胆だなと感じるが、後の彼女の成功ぶりを見ると、好影響を与えたのだろう。

以下、前田敦子による紹介文。
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『ベティ・ブルー』は、1987年日本公開のフランス映画。10代の私には過激すぎました(笑)。こちらも少女が主人公ですが、性格も行動も激しい。作家志望の男性との恋愛はかなり濃密で、描写もすごいんです。10代で見るには、ちょっと早いし、びっくりしちゃいました。ただ、秋元さんがそういうことを気にせずに、「こういう素敵な作品もあるんだよ。」という意味も込めてすすめてくれたことが、とてもうれしかったことを覚えています。
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※TRAILER:

主演の女優、ベアトリス・ダルは本作品がデビュー作だが、そのエピソードも実にドラマティック。
18歳の時、彼女が雑誌に掲載された写真がジャン=ジャック・べネックス監督の目にとまり、素質を見出されて、この映画に起用された。そして、出演のきっかけになったポートレイト写真は、シャンゼリゼ大通りで撮ったもので、そのまま、この映画のポスターに使われている。

ベティ・ブルー-愛と激情の日々-ポスター

そのサクセスストーリーは、前田敦子にも通じるものがあるのかもしれない。

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