栗山千明、「農業女子」の誕生を描いた映画『種まく旅人~華蓮のかがやき~』の製作発表会見に登壇!

栗山千明/映画『種まく旅人』製作発表会見

女優・栗山千明(くりやま ちあき)が2019年9月24日(火)、映画『種まく旅人~華蓮(ハス)のかがやき~』の製作発表会見に登壇した。この映画は、日本の「食」を支える農業や漁業といった第一次産業を応援するためにスタートした映画『種まく旅人』シリーズ最新作で、栗山千明は1作めに続き、主人公・神野恵子役を演じる。映画の舞台となる石川県金沢市内にて開催されたこの日の製作発表会見には、栗山千明のほか、実家のれんこん畑の後継ぎ問題に直面する銀行マン・山田良一役を演じる平岡祐太、メガホンをとる井上昌典監督、そして製作の KSC エンターテイメント 代表取締役社長・千口寿子、エグゼクティブプロデューサーの松竹撮影所 代表取締役会長・北川淳一が出席した。

栗山千明/映画『種まく旅人』製作発表会見

日本の「食」を支える農業や漁業といった第一次産業を応援するためにスタートした映画『種まく旅人』シリーズでは、1 作目は大分県の「お茶」、2 作目は淡路島の「タマネギと海苔」、3 作目は岡山県の「桃」を題材にしてきたが、シリーズ 4 作目となる今作『種まく旅人~華蓮(ルビ:ハス)のかがやき~』の題材は、石川県金沢市の伝統野菜でもある「加賀れんこん」。高齢化に伴う後継ぎ問題や農業で活躍する女性たち、通称「農業女子」をテーマに、心温まるヒューマンストーリーが金沢の美しい自然の風景とともに描かれる。シリーズ 2 作目に続き主人公・神野恵子役を演じる栗山千明はじめ、平岡祐太、大久保麻梨子、さらには木村祐一、永島敏行、綿引勝彦など豪華実力派俳優陣が顔をそろえている。

会見にて、井上昌典監督は、「今作では金沢の農家に、「農業女子」が誕生するということが作品のひとつのテーマです。テーマに向かってブレずに、良い作品になるように一生懸命撮影していきたいと思います。」と意気込みを語り、栗山千明と平岡祐太には、「それぞれの役処を、感情豊かに演じてほしい。」と語った。

そしてシリーズ 2 作目『種まく旅人~くにうみの郷~』に続き主人公・神野恵子役を演じる栗山千明は、「2 作目に続いて「種まく旅人」作品に出演させて頂けることを嬉しく思っております。前作では、作品を通して「食」に対して自分自身、向き合う機会を頂くことができました。「種まく旅人」の撮影は農業を体験する、ドキュメンタリーのような感覚もある作品なので、ひとつひとつの演技をリアルに、感情豊かに演じられたらと思います。」と撮影に挑む心境を語った。

また、実家のれんこん畑の後継ぎ問題と恋人との結婚問題に直面する銀行マン・山田良一役を演じる平岡祐太は「台本を読み返してみるたびに、自分が演じる良一役が、自分ことのように感じることが増してきていて、今では共感をもって演じています。実際に金沢の風景を見ながら感じたことや現場の空気感を大切にしながら、ひとつひとつの場面をしっかり演じていきたいと思います。」と語った。

今回、れんこんの収穫シーンの撮影を控えていることに関しては、「テレビでれんこんの収穫作業を拝見しことがある程度なので、実際の撮影がどのようになるのか楽しみです」と栗山千明がコメントすると、平岡祐太は「はじめて、くわ掘りでれんこんを収穫する映像をみましたが、生産者の方々がこんなに苦労されて収穫しているのかと驚きました。」と語った。

また、製作発表会見後には、栗山千明、平岡祐太、製作の千口寿子、北川淳一エグゼクティブプロデューサーの 4 名にて、石川県庁と金沢市役所へ表敬訪問を行い、翌日からの金沢での撮影開始の報告と映画の PRを行った。

シリーズ 4 作目となる今作『種まく旅人 華蓮(ルビ:ハス)のかがやき』は、2020年初夏全国公開予定!

<STORY(ストーリー)>
大学卒業後、大阪・堺市で銀行マンとして働く山田良一(平岡祐太)にある日、故郷の金沢でれんこん農家を営む母から「父親が脳梗塞で倒れた」と電話が入る。父・竹一(綿引勝彦)が倒れたことにより、畑を引き継ぐか売却か二択を迫られる良一。結婚を考えている恋人(大久保麻梨子)のこともあり、なかなか決断できないが、種まき・収穫など決められた時期に作業を行わなければならないため、良一は戸惑いながらも父に代わって畑へと向かう。一方、農林水産省かられんこん農家の視察として神野恵子(栗山千明)が金沢へとやって来るのだった。

スポンサーリンク