のん、初監督・製作の映画の舞台裏を映したドキュメンタリー『のんたれ(I AM NON)』本日公開!公開記念LIVEトークショーで作品について語る!

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女優・創作あーちすとであるのんが初監督・製作した映画の舞台裏を追いかけたドキュメンタリー『のんたれ(I AM NON)』(ドキュメンタリー全10エピソード+ 映画)が本日2019年10月2日(水)、 YouTube Originals として公開となった。そして、最終話では、のんが初めて監督を務めた映画『おちをつけなんせ』も公開となる。

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【のん監督からのコメント】

プライベートで自主制作の映像を作ったりはしていましたが、今回はYouTubeで制作工程も全て見せるという企画。のんが映画を作ることで、観ていただいた人にどんな影響を与えることができるか、をつねに考えながらつくりました。監督・主演だけでなくすべての工程と向き合うことで、改めて私はこうして表現することが一番自由になれるんだと気付きました。表現することは苦しみを凌駕する自由さがある。のんが失敗したり喜んだりする様をさらけ出すことによって、『自分にも何か作れるかもしれない』という希望になればいい、とそんな風に思っています。のんってなんでもかんでも手出して、と呆れないで。是非、突っ走る気持ち良さを知ってもらいたいです。


のんが初めて監督を務めた映画『おちをつけなんせ』

提供:YouTube

【映画『おちをつけなんせ』 あらすじ】

早池峰留見(のん)は、妖怪を空想したり絵を描いたりするのが好きな遠野に住む高校2年生。 ある日、大好きなおばあちゃんが60歳になって遠野の昔話、姥捨山へ行くおばあさん達のように家を出ていってしまった。 一方、学校では進路調査票の提出が迫っていたが、留見はなかなか自分の進路を定めることができずにいた。親友の希枝が東京の大学に進学したいと言っているのを聞いて、ますます周囲の人々に取り残された気分に。留見は妖怪の世界に逃避する。
果たして自分は何がしたいのか。 少女は葛藤し、空想する。悪夢のような日々はいつまで続くのか。しかし、モヤモヤから抜け出すのは案外単純なことなのかもしれない…。
のんが脚本、撮影、編集、主演などを手がけた完全オリジナルストーリー。


▼『のんたれ(I AM NON)』視聴プレイリスト

公開記念LIVEトークショー・レポート

公開当日となった本日、YouTube LIVEでのトークショーも実施され、のんが存分に語った。「YouTubeは毎日見ています。」というのん。今回のプロジェクトは
”世の中の人が表現することに応援したい”ということでYouTubeよりオファーがあったという。トークショーでは、本作にも登場し7~8年来の仲になる蔵下穂波と思い出を振り返った。

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今回の作品では、女優の桃井かおりさん、「万引き家族」の是枝監督、「この世界の片隅に」の片渕監督など多数の著名人ものんさんのサポート役として参加。桃井かおりの「現場を巻き込む力」や是枝監督の「映画作りのプロセス」、片渕監督の「人や作品への愛情」を学んだというのん。特に桃井かおりは「LAからハングアウトで心強いお言葉をいただいた。」と撮影期間の裏側エピソードも語った。

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全て自分達で行った作品作りを振り返り、「本当に大変でした!」と思わず穂波さんと笑い合ったのん。現場で一番大変だったことは、「頭の中のイメージを共有して伝える事。」と答え「今思えば、こうすればよかった。というシーンも湧いてくる。」と、当時を振り返った。また、「現地の人に話を聞くことでインスピレーションが湧き、刺激を受けたことが印象に残っている。」という。地元の小学生との小道具作りや、撮影の合間の鬼ごっこなどの触れ合いを笑いながら思い返すシーンも見られた。

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本作品では、現実と空想で揺れる主人公を表現すべく、映像のコントラストにこだわっている。「特に妖怪のビジュアルにはこだわっており、穂波ちゃんや地元の方にも手伝ってもらった。」と、自身の印象的なシーンを語った。

また、「悪天候で大吹雪の中、川へ入ったシーンが忘れられないです。テントが飛ばされて信じられなかった。」という穂波に対し、「飛ばされたね~!」と、想定外のハプニングを思い出し笑っていた。

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作品が完成した瞬間については、「解放感と共に、このシーンやり直したかったな。という欲が強くなった。」と少し悔しさも残る表情で回答。「嬉しさ半分、欲半分。」と次回作へのモチベーションにも繋がる言葉を残し、遠野市での上映会でも「(不安から)陰から覗いてみなさんの反応を見ていました。」と明かした。

そんなのんだが、穂波さんは「時間が経つにつれてどんどんたくましくなっていたよ。」と言葉をかけていた。

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作品作りにおいて、「自分が一生懸命やっている姿をみて、自分にもできるかも。と感じてほしく、ハードルを下げる事を意識していた。」というのん。

結論をつけなくても一歩踏み出していい、ちょっとしたことで気分が晴れて少し踏み出せる。ということを伝え、「作品を見た方の背中を押したい。」と強い眼差しで作品に対する思いを語っていた。

穂波が「のんさんの横にいて、”勇気を出して道を切り開く”という作品の想いが伝わった。」と言うと、「恥ずかしい~!」と照れながらも喜んでいた。

そんな多才なのんだが、”世界一の才能が手に入るなら?”というファンからのコメントに対しては、「自分の弱点でもあるんですが…トーク力です。」と恥ずかしそうに答えていた。

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▼YouTube Originals『のんたれ』公開記念 LIVE トークショーは、こちらにて♪

『のんたれ(I AM NON)』作品 概要

のん、映画監督デビュー! 1年半の軌跡を追った映画製作ドキュメンタリー YouTube Originals『のんたれ(I AM NON)』

自らを「創作あーちすと」と名乗り、女優の枠にとらわれることなくアートや音楽の分野でも活動する“のん”。映画作りに挑戦することになった のん が制作の拠点として選んだのは岩手県遠野市。この地に滞在しながら脚本を書き、自ら監督となって準備・撮影・編集まで行うことに。慣れない作業の連続、スタッフや出演者とのコミュニケーション、時間との戦いなど様々な困難に
直面しつつ、時には偉大な映画の先輩たちにアドバイスを受けながら、彼女は自分らしさとは何か?表現とは何か?を模索し続ける。のん の映画制作の過程を追いながら、彼女の感性やものづくりへのこだわりに迫るドキュメンタリー。

作品公開チャンネル:
https://www.youtube.com/user/YouTubeJapan

<視聴方法>
YouTube Premium メンバー(有料会員)は、全エピソードを広告なしで一度に視聴できます。
メンバー以外の方も、各エピソードが無料公開後に、広告付きで視聴できます。
「のんたれ(I AM NON)」の各エピソードは、下記スケジュールで広告付きで無料公開予定です。

<公開スケジュール>
2019年10月2日(水)全エピソード公開(YouTube Premium メンバー対象) EP 1 無料公開
2019年10月9日(水)EP 2 無料公開
2019年10月16日(水)EP 3 無料公開
2019年10月23日(水)EP 4 無料公開
2019年10月30日(水)EP 5 無料公開
2019年11月6日(水)EP 6 無料公開
2019年11月13日(水)EP 7 無料公開
2019年11月20日(水)EP 8 無料公開
2019年11月27日(水)EP 9 無料公開
2019年12月4日(水)EP 10 無料公開
2019年12月11日(水)映画『おちをつけなんせ』無料公開

のん・PROFILE(プロフィール)

のん

のん

1993年兵庫県生まれ。女優・創作あーちすと。2016年公開の劇場アニメ『この世界の片隅に』で主人公・すずに声を演じ、第38回ヨコハマ映画祭「審査員特別賞を受賞。2017年、自ら代表を務める新レーベル『KAIWA(RE)CORD』を発足。「創作あーちすと」としてアートを展開するなど、活動は多岐に渡る。

公式Twitter:
@non_staffnews
公式Instagram:
https://www.instagram.com/non_kamo_ne/
公式LINEブログ:
https://lineblog.me/non_official/

◎のんたれ製作委員会

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