今年のカンヌ国際映画祭に挑む日本の女優

第68回カンヌ国際映画祭ポスター

第68回カンヌ国際映画祭」が、いよいよ2015年5月13日から24日にかけて開催される。(公式ポスターはスウェーデン出身の女優であるイングリッド・バーグマンが起用されている、)

今年は、コンペティション部門の審査員長をアメリカの映画監督であるコーエン兄弟(ジョエル・コーエンとイーサン・コーエン)の2人が務める。どんな審査がなされるのか見どころだ。コンペティション部門では、19作品が上映される。イタリアのナンニ・モレッティ監督の『MY MOTHER』や、ガス・ヴァン・サント監督の富士樹海を舞台にした『The Sea of Trees』等。アジアからは、中国のジャ・ジャンクー監督の『山河故人』(や台湾のホウ・シャオシェン監督の『黒衣の刺客』。そして、日本から是枝裕和監督の『海街diary』が上映される。

海街diary-綾瀬はるか-長澤まさみ-夏帆-広瀬すず

『海街diary』は、鎌倉に住む4姉妹の一年間の物語を描いた作品で、長女・幸を「綾瀬はるか」、次女・佳乃を「長澤まさみ」、三女・千佳を「夏帆」、四女・すずを「広瀬すず」が演じている。配給元のギャガによると、女優陣の現地への渡航は映画祭の上映日に合わせて調整中のようだ。

■『海街diary』予告編映像

受賞結果は、5月24日(日)の授賞式で発表される。どの作品が最高賞「パルムドール」賞に選ばれるのか、今から非常に楽しみだ。『海街diary』の健闘に期待したい。
※『海街diary』の日本での公開は、6月13日(土)より。
http://umimachi.gaga.ne.jp/

なお、今年のカンヌではコンペティション部門以外でも多くの日本映画が上映される予定。公式部門の『ある視点』部門では、河瀬直美監督の『あん』、黒沢清監督の『岸辺の旅』。クラシック部門では、溝口健二監督の『残菊物語』(1939年)、深作欣二監督『仁義なき戦い』(1973年)、黒澤明監督『乱』(1985年)。監督週間部門では、三池崇史監督の『極道大戦争』が上映される。現地でどのように受け入れられるのか楽しみだ。

第68回カンヌ国際映画祭・コンペティション部門 上映作品一覧
2000本を越える応募作品の中から選ばれた19作品を以下に紹介。

・『DHEEPAN』ジャック・オディアール監督
・『THE SEA OF TREES』ガス・ヴァン・サント監督
・『THE MEASURE OF A MAN』ステファヌ・ブリゼ監督
・『MARGUERITE & JULIEN』ヴァレリー・ドンゼッリ監督
・『CAROL』トッド・ヘインズ監督
・『CHRONIC』マイケル・フランコ監督
・『TALE OF TALES』マッテオ・ガローネ監督
・『山河故人』ジャ・ジャンクー監督
・『黒衣の刺客』ホウ・シャオシェン監督
・『海街diary』是枝裕和監督
・『MACBETH』ジャスティン・カーゼル監督
・『THE LOBSTER』ヨルゴス・ランティモス監督
・『MON ROI』マイウェン監督
・『MY MOTHER』ナンニ・モレッティ監督
・『SON OF SAUL』ラズロ・ネメス監督 ハンガリー
・『VALLEY OF LOVE』ギョーム・ニクルー監督
・『YOUTH』パオロ・ソレンティーノ監督
・『LOUDER THAN BOMBS』ヨアキム・トリアー監督
・『SICARIO』ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督

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