2月29日(土)、東京・国立代々木競技場第一体育館にてファッションイベント「第30回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020 SPRING/SUMMER」(TGC)が開催され、ACTRESS PRESS編集部にて取材に伺った。今回は初の試みとなる無観客での実施となった。
「TGCサステナブルSTAGE」では、はじめに「earth music&ecology」のステージが行われ、オーガニックコットンやペットボトルリサイクルから作られた素材のアイテムが披露された。このステージ、トップバッターを飾ったのは乃木坂46の斎藤飛鳥。白のドライフラワーを手にポーズをきめ笑顔で歩き出した。スカーフ柄の白のカチューシャに白のトップス、ジーパン、さらに白の小花柄のシャツを上に羽織った姿で登場した。今年トレンドの淡いピンク色のバックとパンプスをアクセントにした服装は斎藤飛鳥の透明感を引き立てていた。
さらに、同グループの樋口日菜、山下美月、金川紗耶、遠藤さくらも後に続いた。
1期生の樋口日菜は水色のドライフラワーを紺色のドット柄カチューシャに、淡い紫のカーディガン。その中に花柄のトップスをあわせ、デニム生地のスカートを履き登場。かわいらしいだけではなく、少し大人の色気も兼ね備えた着こなしでランウェイを歩いていた。また途中カメラに笑顔で手を振る場面も見受けられた。
次に3期生の山下美月は黄色のドライフラワーを持ち白のドットカチューシャに白のジージャン。マスタード色のレースが施されたフレアスカートという、白と黄色でまとめられたコーディネーションで登場した。さわやかな服装とは反対にクールな表情でランウェイに臨んでいた。しかし中央付近で見せた笑顔でLINELIVEをみている魅了していた。
4期生の金川紗耶は白と黄色のドライフラワーに白ドットのワンピースにジージャン、斉藤と色違いの紺のカチューシャを身につけ、18歳らしい表情でランウェイに臨んでいた。ランウェイ途中に少し飛び跳ねるお茶目な部分も披露していた。
このステージ乃木坂ラストは、次期エース候補とも言われている4期生の遠藤さくら。黄色と水色のドライフラワーを持ち、淡い黄緑色のインナーに、淡い黄色のレースのインナーをあわせ、ミント色のスカートで履き登場した。上下淡い色の組み合わせだが、ぼやけた印象を与えることなく、遠藤のフレッシュさが感じ取れるコーデとなっていた。まだあどけなさが少し残るランウェイは、とても可愛らしい印象を受けた。
四人とも豊かな表情と、ウォーキングで視聴者を惹きつけた。時折見せるあどけない表情も視聴者にとっては“ギャップ萌え”だったのではないか。
さらに、このステージには乃木坂46だけではなく欅坂46からも、渡辺梨加と渡辺理佐の二人が登場した。
“べりか“の愛称でおなじみの渡辺梨加は、黄色と白のドライフラワーを両手に持ちながら、アイボリーの花柄ワンピースにトレンチコート、さらにそのうえから淡い紫のカーディガンを肩からかけ、お花見に連れて行きたくなるようなコーディネートで登場した。かわいらしい表情でランウェイを歩く姿は、画面越しの視聴者も釘付けになっていただろう。
このステージ、トリを飾ったのが、ファッション雑誌の専属モデルでもある“べりさ“こと、渡辺理佐。外ハネの髪型に白のカチューシャ、白の小花柄のワンピースにベージュのアウターで、手に持つ花がよりいっそう映えるコーディネートで登場した。時折見せる笑顔と華やかさが視聴者の目をひいた。トリに相応しい堂々としたウォーキングが人々を魅了した。
◎ACTRESS PRESS編集部
取材協力・文:野島玲穂(令和リポーターズ)