伝説的モデルのドキュメンタリー映画『氷の花火 山口小夜子』、今秋公開!

映画『氷の花火-山口小夜子』ポスタービジュアル

伝説的ファッションモデル、山口小夜子のドキュメンタリー映画『氷の花火 山口小夜子』が、今秋に公開されることが発表された。監督は、生前彼女と親交のあった松本貴子が務める。

山口小夜子と言えば、1973年からの資生堂の専属モデルとしての露出で広く知られているが、山本寛斎、髙田賢三、イヴ・サンローラン、ジャンポール・ゴルチェ等の一流ファッションデザイナーのモデル(ミューズ)として世界的なショーで活躍した意義も大きい。1970年代初頭、欧米に対して劣等感を抱きがちであった当時の日本において、逆に、’日本人としての美’を武器に世界で発信した山口小夜子。クールジャパンが叫ばれ、世界進出が欲される今の時代だからこそ、彼女の功績を振り返り、学ぶことが必要であろう。

世界から「東洋の神秘」と称賛され、神秘的なベールに包まれた山口小夜子。そのベールの内側に迫ったドキュメンタリー映画の公開が今から待ち遠しい。

氷の花火-山口小夜子-乗馬

<山口 小夜子>

(やまぐち さよこ)
・日本のファッションモデル、ファッションデザイナー
・1949年9月19日 – 2007年8月14日
・身長 170cm
・東京都板橋区出身
1971年、プロのモデルとしてデビューし、高田賢三や山本寛斎のショーで注目を集めた。1972年、パリコレクションにアジア系モデルとして初めて起用され、ニューヨークコレクションにも出演。「おかっぱ頭に切れ長の目」という日本人的な美でブームを起こす。ヨーロッパでマネキン人形も発売されるほどの人気に。1973年、資生堂の専属モデルとして同社のCMに出演し、日本での認知度が一層高まった。1977年、雑誌『ニューズウィーク』の「世界のトップモデル6人」にアジア人で初めて選出された。

<映画『氷の花火 山口小夜子』>

・公開時期:2015年秋
・監督:松本貴子
・制作・配給:コンパス
・宣伝:ビーズインターナショナル
・特別協力:資生堂/オフィスマイティー
・放映時間:98分(予定)
・PHOTO:横須賀功光
・オフィシャルサイト:http://yamaguchisayoko.com/
©2015「氷の花火 山口小夜子」製作委員会

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