【SCANDAL・インタビュー(1)】新レーベル“her”始動後第1弾となるアルバム『Kiss from the darkness』について語る!

SCANDAL(スキャンダル)/撮影:ACTRESS PRESS編集部

名実ともに日本を代表するガールズバンド・SCANDAL(スキャンダル)のニューアルバム『Kiss from the darkness』が、いよいよ2020年2月12日(水)にリリースされる。発売が迫った今、ACTRESS PRESS編集部にてSCANDALにインタビューを敢行。アルバムの制作秘話や3月から始まるワールドツアーへの意気込みを訊いた。

SCANDAL(スキャンダル)/撮影:ACTRESS PRESS編集部

SCANDAL(スキャンダル)/撮影:ACTRESS PRESS編集部

Q)アルバム制作でこだわったポイントは?

RINA「今回は最初からコンセプトを決めてはいなくて、曲が全て揃って、最後にアルバムタイトルをつけて一つにまとまった感じです。
プライベートレーベル“her”を設立して、そこからの第1弾のアルバム。
サウンドも歌詞も挑戦的で、SCANDALにとっては実験的で新鮮な音楽に仕上がりました。でもバンドの音楽を聴いたことがない方でも聴きやすいアルバムになったと思います」

RINA(SCANDAL)/撮影:ACTRESS PRESS編集部

RINA(SCANDAL)/撮影:ACTRESS PRESS編集部

Q)「A.M.D.K.J.」は今までにも増してかっこいい雰囲気、ダークな雰囲気があって新しいですよね!

MAMI「一番にライブのことを考えて作りました。みんなが声を出したり手を叩いたり、何かアクションを起こせる曲が欲しいなぁとずっと考えていて。
いつもツアーを回りながら『ここにこんな曲があったらいいよね』っていうのを形として曲にすることが多くて、この曲もライブに使える曲になりました。みんなで声を出して楽しんでもらえたらいいな」

MAMI(SCANDAL)/撮影:ACTRESS PRESS編集部

MAMI(SCANDAL)/撮影:ACTRESS PRESS編集部

Q)「Tonight」は、ドラマ「来世ではちゃんとします」(テレビ東京ほか)の主題歌に起用されていますが、この曲がドラマとリンクしている点はありますか?

MAMI「去年回っていたツアーでのHARUNAのMCが歌詞の軸になっています。そこに普段から自分が思っていることも加えてメロディと一緒に書いていきました。
時が経って改めて聞いてみると、また捉え方が違う一曲になったなぁというのを改めて感じます。
始まりはライブだったけど、ドラマにあるように愛の形は人それぞれで、ある種の人間賛歌というか。
シチュエーションや聴いてくれる人によって、全然違う1曲として聴いてもらえるんじゃないかなと思っています」


▼ドラマ主題歌起用に関しては、下記記事参照
https://actresspress.com/rio_uchida-raisechan-scandal20191223/

アルバムのリリースに合わせて、2020年3月よりSCANDAL WORLD TOUR 2020 “Kiss from the darkness” が開催される。ツアーは2020年3月7日(土)神奈川県・厚木市文化会館・大ホール公演からスタート。日本全国を回ったあと、アジア、ヨーロッパ、北米などでの海外公演も予定されている。

Q)日本全国、海外を回るということで、一番楽しみにしていることは何ですか?

HARUNA「今まで行ったことのない場所に行けることですね。これからどんどん発表されていくのでまだ何公演やるか確定していないですが、今までで一番行けるんじゃないかな」

HARUNA(スキャンダル)/撮影:ACTRESS PRESS編集部

HARUNA(スキャンダル)/撮影:ACTRESS PRESS編集部

TOMOMI「行ったことのないところに行くっていうのは、いつになっても刺激的ですね」

TOMOMI(SCANDAL)/撮影:ACTRESS PRESS編集部

TOMOMI(SCANDAL)/撮影:ACTRESS PRESS編集部

RINA「どんなお客さんなんだろうとか、全然想像付かずにその場で答え合わせみたいな感じだから。ノリも国によって違ったりします」

TOMOMI「YouTubeでMVを公開するとコメント欄に他の国の言葉がたくさん並んでて、すごく嬉しいなぁって。〇〇に来てくださいだとか、メッセージをもらったりしていて。
そういうところにも行けそうなので、やっと会えるなぁって感じです」


Q)デビュー当時から精力的に海外公演を開催していますよね。SCANDALの皆さんにとって海外とはどのような場ですか?

HARUNA「挑戦できる場所。日本でライブをやるのとはまた違う刺激的な部分があります。
MCでも現地の言葉をできるだけ話そうと思って、現地のスタッフの人に教えてもらったり。
音楽だけじゃなくて言葉でのコミュニケーションの部分でも、いつもとは違う感覚があります。日本にいたら経験できないなっていつも思います」


Q)ツアーの意気込みをお願いします!

HARUNA「今回長いからね。約1年かけてワールドツアーをやるので、体力つけて頑張りたいと思います(笑)」

RINA「わかりやすく新しいことにトライしたいですね。MCで話す内容も、ライブでの魅せ方も。
英語で歌えたりしたらもっと響くのかなぁとか。今まで海外でも日本語で歌ってきたから。
やったことのないものにトライしたり、自分たちがどこまでできるんだろうっていうのを試せたらいいなって思います」

RINA(SCANDAL)/撮影:ACTRESS PRESS編集部

RINA(SCANDAL)/撮影:ACTRESS PRESS編集部

SCANDALの新しい挑戦がつまったアルバム『Kiss from the darkness』、そしてSCANDAL WORLD TOUR 2020 “Kiss from the darkness”。2020年は、進化した彼女たちの姿を間近で感じられる1年になりそうだ。

SCANDAL(スキャンダル)/撮影:ACTRESS PRESS編集部

SCANDAL(スキャンダル)/撮影:ACTRESS PRESS編集部

Album『Kiss from the darkness』リリース情報

2月12日 (水) Release!

【CD共通】
1.Tonight ※テレビ東京 ドラマパラビ「来世ではちゃんとします」主題歌
2.マスターピース
3.Fuzzy
4.最終兵器、君
5.ランドリーランドリー
6.NEON TOWN ESCAPE
7.セラミックブルー
8.記念日
9.まばたき
10.A.M.D.K.J.
※フジテレビ系TVアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」エンディング主題歌(2020年1月クール)
11.月

※CDのみbonus track収録

【初回限定盤A】
DVD:”her” Diary 2018 – 2019 ※ドキュメンタリームービー
【初回限定盤B】
雑誌:”her” Magazine Vol.2
【完全生産限定盤】
DVD:MUSIC VIDEO CLIPS(「マスターピース」「まばたき」「Fuzzy」「最終兵器、君」「A.M.D.K.J.」「Tonight」)+ジャケットアートワークプリントTシャツ(Lサイズ )

SCANDAL WORLD TOUR 2020 “Kiss from the darkness”LIVE情報

3月7日(土) 神奈川県・厚木市文化会館・大ホール
3月14日(土) 北海道・カナモトホール
3月21日(土) 福島県・いわき芸術文化交流館アリオス・大ホール
3月22日(日) 宮城県・トークネットホール仙台・大ホール
3月28日(土) 愛知県・名古屋国際会議場・センチュリーホール
3月29日(日) 愛知県・江南市民文化会館
4月4日(土) 石川県・本多の森ホール
4月5日(日) 新潟県・新潟テルサ
4月10日(金) 京都府・ロームシアター京都・メインホール
4月11日(土) 広島県・上野学園ホール
4月17日(金) 福岡県・福岡市民会館
4月18日(土) 熊本県・熊本県立劇場・演劇ホール
4月25日(土) 東京都・NHKホール
4月26日(日) 東京都・NHKホール
4月29日(水・祝) 群馬県・ベイシア文化ホール・大ホール
5月2日(土) 鳥取県・米子市公会堂
5月3日(日) 岡山県・岡山市民会館
5月5日(火・祝) 大阪府・オリックス劇場
5月6日(水・祝) 大阪府・オリックス劇場
5月23日(土)ソウル・WEST BRIDGE LIVEHALL
5月30日(土)シンガポール・The ColiseumTM, Hard Rock Hotel Singapore, Resorts WorldTM Sentosa
6月6日(土)マニラ・New Frontier Theater
6月13日(土)バンコク・Lido Connect (Hall 2)
6月21日(日) 香港・MacPherson Stadium
9月4日 (金) パリ・YOYO – Palais de Tokyo
9月6日 (日) ロンドン・O2 Academy Islington
9月9日 (水) ベルリン・Musik & Frieden

and more…

浅井香音、小木曽葵/撮影:ACTRESS PRESS編集部

浅井香音、小木曽葵/撮影:ACTRESS PRESS編集部

◎ACTRESS PRESS編集部
取材・文:小木曽葵、浅井香音(令和リポーターズ)

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