【TIF2019】10周年を『アイドリング!!!』『NEO fromアイドリング』再結成で盛り上げる!

アイドリング

東京・お台場にて8月2~4日の3日間にわたり、世界最大級のアイドル夏フェスとして知られる『TOKYO IDOL FESTIVAL 2019』(TIF2019)が開催。毎年、新たな才能が発掘される『TIF』は今回が記念すべき十周年。今年も将来有望なグループが“見つかった”かと思えば、ここ数年で業界のトップランナーに成長したグループが大きなステージを満員にするなど、新旧それぞれの魅力があふれる3日間となった。

初日の8月2日には、2015年に解散した『アイドリング!!!』が一日限りの再結成で登場。もともとTIF自体が、アイドリング!!!をホスト役として始まったフェスであり、十周年にしてその原点を確認できるステージとなった。朝10時と早い時間にも関わらず、屋外ステージの“SMILE GARDEN”には大勢のファンが詰めかけ、4年ぶりとなるアイドリング!!!のパフォーマンスに拍手喝さいを送っていた。

アイドリング

アイドリング

ライブでは今やバラエティ分野での人気タレントとなった朝日奈央を筆頭に、フジテレビ系『めざましテレビ』でココ調リポーターを務める横山ルリカ、『FC東京ビバパラダイス』レポーターの橘ゆりかといった面々が『MAMORE!!!』など数々のヒット曲を披露。今回のために新調された衣装が歴代衣装の中でも最もお金がかかっているなど、笑えるエピソードをブッこんでくる点でも現役時代そのままのクォリティでファンを喜ばせていた。

ZOC

ZOC

同じく2日には、アーティストの大森靖子が“共犯者”としてプロデュースする『ZOC』が“DOLL FACTORY”ステージに登場。元・生ハムと焼うどんの西井万理那や、少年院出身アイドルとしてテレビ出演も多い戦慄かなのといったメンバーで注目されており、初出演の彼女たちを観るために客席は後方までいっぱいだった。そのパフォーマンスは激しさの中に演劇チックな要素も織り交ぜられており、硬軟織り交ぜたステージで初見のファンを感心させていた。

大阪☆春夏秋冬

大阪☆春夏秋冬

TIF2015で一躍ブレイクした『大阪☆春夏秋冬』。初出場当時は全員が中高生だった“しゅかしゅん”もいまや、全員が19歳以上の大人グループとなり、この日はZeppダイバーシティに設置されたメインステージの“HOT STAGE”で定評あるパフォーマンスを披露した。
初出場時から、アイドルの水準を超える歌唱力と独創的なダンスで業界に衝撃をもたらした彼女たちは、今ではすっかりメインステージの常連に成長。今年のTIF2019では最新ミニアルバムに収録されている『この手』を披露すると、本来は聴く者に元気を与える曲のはずが、感動で落涙する者が続出。音楽の持つ力をあらためて感じさせてくれるステージで魅せていた。

NGT48

NGT48

明けて8月3日には、朝一番に話題の渦中にある『NGT48』がSMILE GARDENに登場。わずか2日前に出場が発表され、時間帯も朝9:10~9:30という異例のステージとなったが、外部のイベントに出演するのは約7カ月ぶりとあってテレビカメラも取材に来るなど、大きな注目を浴びていた。研究生まで含めた全34人が勢ぞろいした緊張感あふれるステージで、NGT48は『Maxとき315号』などの人気曲を次々と披露。緊張感が垣間見られる表情ながら、最後には笑顔でステージを去るなど、メンバーたちにとっては久しぶりの充実したパフォーマンスとなったようだ。

フィロソフィーのダンス

フィロソフィーのダンス

そして3日のHOT STAGEには、このTIFから大きく成長したグループたちも登場。TIF2016に初登場した『フィロソフィーのダンス』の、いまやダンス&ボーカルグループのトップランナーに成長。キレのいい歌でカッコよさを見せつつ、コミカルさも感じさせるダンスで緩急をつけるなど、もはやベテランの域に達したステージでファンを踊らせてみせた。

Task have Fun

Task have Fun

そして初出場のTIF2017では全員が中学生だった『Task have Fun』は、いまや成熟すら感じさせるエネルギッシュなパフォーマンスを展開。アイドル史に残るキラーチューンの『3WD』では、フロアの全員が両手を頭上で前後させる特徴的な振り付けを完コピし、会場に一体感をもたらしていた。

眉村ちあき

眉村ちあき

最終日の4日には、新進気鋭の“弾き語りトラックメーカーアイドル”として注目度急上昇中の『眉村ちあき』がSMILE GARDENに登場。ロック系のイベントと違ってTIFのファンは優しいと素直な感想を口にし、ファンを巻き込んでのスクワットでは、会場全体が上下に揺れる一体感で、初見のファンを虜にしていたようだ。

NEO from アイドリング!!!

NEO from アイドリング!!!

HOT STAGEには、初日に登場したアイドリング!!!から生まれた派生ユニットの『NEO from アイドリング!!!』が同じく4年ぶりの再結成。5人中2人はすでに芸能界も引退しているが、あらためて練習すると振付をすべて

覚えており《自転車と一緒で忘れないね》(佐藤ミケーラ倭子)との感想も印象的だった。それはファンも一緒で、4年ぶりに聴く楽曲ながらすぐさまコールを思い出し、的確なタイミングで声援を送る姿には、メンバーも驚きを隠せなかったようだ。

アイドルカレッジ

アイドルカレッジ

そしてSKY STAGEでは、今回で十年連続出場を果たした『アイドルカレッジ』が熱いパフォーマンスを展開。いまや4組しかいない“全通組”(他にはさくら学院、SUPER☆GiRLS、純情のアフィリア)のなかでも、十年連続出場のメンバーがいるのはアイカレだけ。メンバーたちは《TIFに10年連続で出演しているのはアイドルカレッジだけだ!!》と染め抜かれたTシャツを身にまとい、激動のアイドル業界で“生き続ける”たくましさをアピールしてみせた。

◆TIFオフシャルライブフォトサービス
https://www.picturei.jp/tif2019/
◆TIF
http://www.idolfes.com/2019/

TIF感動のシーンは、フジテレビ系列放送やオフシャルフォトサービスで引き続き熱狂を味わえる。

◎ACTRESS PRESS編集部
◎取材協力:sckettoプロジェクト

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