福島県郡山市を舞台にしたふるさと映画『東北のウィーン』のビジュアルと特報が解禁された。主演を務めるのは、福島県出身で「美少女図鑑AWARD2026」グランプリに輝いた榎本彩乃(えのもと あやの)。本作が映画初主演となり、生まれつき軽度難聴を抱える15歳の高校生・下山乙羽役を演じる。
本作は「映画×地域活性化」をテーマに、その土地ならではの観光地や特産品、グルメ、文化などをオリジナルストーリーの中に映し出す「ふるさと映画」の一作。北海道から沖縄まで日本各地で制作されてきたシリーズで、今回は福島県郡山市が舞台となる。
震災から15年を迎えた福島を背景に、音楽と仲間との出会いによって一人の少女が少しずつ自分の殻を破っていく姿を描く青春感動ドラマ。郡山が「東北のウィーン」と称されてきた音楽文化にもスポットを当てながら、地域の魅力と若者たちの成長物語を重ね合わせていく。
美少女図鑑AWARD2026グランプリ・榎本彩乃が映画初主演
主人公・下山乙羽を演じるのは、「美少女図鑑AWARD2026」でグランプリを受賞した榎本彩乃。福島県出身の榎本にとって、本作は記念すべき映画初主演作となる。
榎本が演じる乙羽は、福島県郡山市で暮らす15歳の高校生。生まれつき軽度難聴を抱えており、人付き合いを避け、家に籠もりがちな日々を過ごしている。
そんな乙羽の人生を動かすことになるのが「音楽」だ。ある日、乙羽は「東北のウィーン」と称される尚志高等学校合唱部の美しいハーモニーを耳にする。ぼんやりと聞こえてくる音の響き、そして生き生きと歌う部員たち。その姿に心を動かされた乙羽は、迷いながらも合唱部への入部を決意する。
聞こえにくさを抱える少女が、あえて「歌う」という世界へ足を踏み入れる――。その設定そのものが本作を象徴する大きな軸となっている。
仲間と歌う喜びを知り、全国大会を目指す少女の青春
合唱部に入った乙羽は、仲間たちと一緒に歌う喜びを知り、ソプラノとして全国大会を目指すようになる。
さらに、震災復興の歌に取り組んでいく中で、自らのルーツとも向き合うことになる。人との関わりを避けていた少女が、仲間との絆や音楽を通じて少しずつ自信を育み、閉ざしていた心を開いていく。
物語の背景にあるのは、東日本大震災から15年という時間だ。
震災から長い年月が経過したからこそ、当時を直接知る世代だけではなく、その記憶を受け継ぐ若い世代がどのように故郷と向き合うのか。本作では、乙羽たち高校生の青春を通じて、福島の「これまで」と「これから」が描かれていく。
やがて仲間との絆は“音の壁”を越え、乙羽の心にも大きな変化をもたらしていく。そして「東北のウィーン」のステージで響く乙羽の歌声が、震災から15年を迎えた街へ希望を届けていく。
齋藤心春、末永凛音ら福島県出身キャストが集結
榎本彩乃とともに物語を彩るキャストにも、福島県にゆかりのある顔ぶれが集まった。
乙羽の同級生役には、榎本と同じく福島県出身の齋藤心春と末永凛音が出演。さらに、3人の音楽の先生役として、福島県郡山市出身で「でんぱ組.inc」の元メンバー・成瀬瑛美が出演する。
そのほか、木村沙由里、遠藤栞、若林蘭、小野寺真凜らが出演。福島を舞台にした物語を多彩なキャストが作り上げる。監督・脚本は大橋孝史が務め、製作はふるさと映画祭実行委員会が手掛ける。
郡山市民や地元企業も参加、街とともに作り上げた映画
『東北のウィーン』は2026年8月、実際に福島県郡山市で撮影された。
撮影には多くの郡山市民や地元企業が協力したほか、ボランティアエキストラも参加。単に郡山市をロケ地として使用するのではなく、地域の人々とともに作り上げた作品となっている。
「ふるさと映画」は、その土地の観光地や特産品、グルメなどを物語の中に自然な形で映し出し、作品を見た人に「ここに行ってみたい」「これを食べてみたい」と感じてもらうことで、観光誘致やふるさと納税など地域活性化につなげることを目指す映像プロジェクトでもある。
『東北のウィーン』でも、青春映画としてのストーリーを楽しみながら、郡山の街や人、そして地域に根付いた音楽文化に触れられることが大きな見どころとなりそうだ。
タイトル『東北のウィーン』に込められた“音楽の街・郡山”
本作で印象的なのが、『東北のウィーン』というタイトルだ。
物語の中では、乙羽が「東北のウィーン」と称される尚志高等学校合唱部のハーモニーに心を動かされたことをきっかけに、合唱の世界へ飛び込んでいく。音楽は物語を動かす重要な存在であり、乙羽と仲間たちをつなぐものでもある。
軽度難聴を抱え、人との交流から距離を置いていた乙羽が、合唱を通して仲間とつながり、自らの声を届けていくという物語。その舞台として“音楽”をキーワードに郡山の魅力を描くことで、地域映画としての個性も際立つ作品となっている。
11月1日に郡山市で先行上映、12月には東京国際フォーラムへ
完成した『東北のウィーン』は、まず作品の舞台となった郡山市で観客に届けられる。
2026年11月1日(日)、郡山市立中央公民館多目的ホールにて先行映画上映会を開催予定。映画上映に加えて舞台挨拶も予定されており、一般チケットの販売が9月25日18時よりスタートした。
さらに、2026年12月18日から20日まで東京国際フォーラムで開催される「ふるさと映画祭2026」での上映も決定。期間中の1日に『東北のウィーン』の上映と舞台挨拶が行われる予定となっている。
郡山で生まれた物語が、地元での先行上映を経て東京へ。そして全国へ――。現在は「福島県郡山市発の映画『東北のウィーン』を、郡山から全国へ届けたい」プロジェクトも展開されており、映画祭の先行チケットに加え、作品のオリジナルグッズも限定で取り扱われている。
映画初主演・榎本彩乃が届ける、故郷・福島を舞台にした物語
「美少女図鑑AWARD2026」グランプリという大きなタイトルを手にした榎本彩乃が、その年に映画初主演という新たな一歩を踏み出す『東北のウィーン』。
しかも、舞台は自身の出身地でもある福島県だ。
軽度難聴を抱えながら人との関わりを避けてきた乙羽が、音楽に心を動かされ、仲間と出会い、合唱を通して成長していく。そして、震災復興の歌を歌う中で自分自身のルーツにも向き合っていく――。一人の少女の青春と成長、仲間との絆、そして震災から15年を迎えた福島の姿が重なり合う。
郡山市民や地元企業、ボランティアエキストラなど多くの人々の協力によって郡山で撮影された本作。美少女図鑑AWARD2026グランプリ・榎本彩乃が初主演作でどのような表情を見せるのか。そして、乙羽と仲間たちが奏でるハーモニーがどのような物語を生み出すのか。郡山から全国へ羽ばたく『東北のウィーン』に注目が集まる。
◎文:ACTRESS PRESS編集部









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