2025年3月26日、『超十代 -ULTRA TEENS FES- 2025 10th Anniversary presented by docomo』が代々木第一体育館にて開催された。
「さぁ、未来を変えようぜ。」をコンセプトワードに、モデル、YouTuber、TikToker、アーティスト、スポーツ選手などあらゆるジャンルの十代が集まる当イベント。

10周年を迎えた今年の『超十代』は会場来場者数とライブ配信参加数を合わせ、開催日総参加人数1,648,322人を記録。出演者と来場者が共に、特別な1日を作り上げた。
今回はステージを特に盛り上げた、なえなの、鶴嶋乃愛、さくら、川口ゆりな、本田紗来5名を紹介。最新の2025春夏ファッションとモデルたちの魅せる力に注目だ。
【なえなの】
なえなのは自身もモデルを務めるover printのステージに登場。

東京と台湾の2都市で、なえなのをイラストモデルにした「POP ART Tee Ver:21」を初販とする「over print POP UP STORE」となえなのが手がけたグラフィックデザインをover printがアパレルやグッズで表現した「なえなのCONCEPT STORE」を2フロアで同時開催することが決定している。

バルーン型の袖がポイントなカーキのジャケットには、リメイクアイテムとも思わせるグラフィックデザインが至る所に配置されている。紺とブラインのチェック柄のパンツは、ジッパーを少し開け足をチラ見せするのが最先端のスタイルだ。オレンジのニット帽がアクセントとなり、春らしい明るさもしっかり残したメリハリのあるコーディネートとなった。
LARMEスペシャルステージにも登場したなえなのは、ブルーのレース地の袴でランウェイに登場。

大きな花のように結ばれた帯は、歩く度にふわふわと揺れる姿が後ろから見ていてもとってもキュートだ。ハートのラインストーンが、なえなのの目元をさらに魅力的に見せている。

ヘアアクセサリーにはグレーのうさぎの耳がついており、袴×イースターをイメージした今回のステージにぴったりである。インナーをはじめ、グローブ、ヘアアクセサリーとレースたっぷりのLARMEらしい甘いコーディネートとなった。

【鶴嶋乃愛】
まずはライトブラウンのセットアップでEGOISTステージのラストに登場した鶴嶋。

ボタンが2列になったオーバーサイズが特徴なダブルブレストジャケットでトレンドもしっかり抑えている。マーブル柄のボタンもアクセントだ。黒のピンヒールと大ぶりのアクセサリーで大人の女性の余裕を演出した。ランウェイではサングラスを外しながら歩き、センターで肩を大胆に見せ会場を魅了した。

続いて鶴嶋はSHIBUYA 109スペシャルステージに登場した。この春新たにSHIBUYA 109に出店されるブランドによるこのステージ。鶴嶋はKastaneの衣装を身につけランウェイを歩いた。

グリーンのチェックのブラウスに合わせるのはブルーのベスト。シアー素材のカラフルだマルチスカーフを頭に巻くことで、上品さと遊び心を兼ね備えたコーディネートだ。ランウェイでも舌を出し目線を逸らし、かわいらしい動きを見せた。
【さくら】
まず初めに、WEGOステージのトップバッターとして登場。

パーカーのフードを被りサングラスを鼻にかけ登場し、ランウェイを歩きながら華麗に外していく。その姿も美しいのは女性雑誌『Popteen』専属モデルだった経験があるさくらだからこそ。

ピンクのキャミソールとズボンに合わせるのは赤いロゴが印象的なショートパーカーで、レディースのキュートな色味とカッコ良さの合わさったコーディネートとなった。さくらのトレードマークでもある赤い髪色ともよく合っている。
GRLステージでもトップバッターを務め、切りっぱなしのような裾がキュートなデニムのワンピースで登場した。

レッドブラウンのベルトとロングブーツを合わせ、ウエスタン調な装いに。シルバーのリボンネックレスやレースのソックスでガーリーさも忘れないのがGRL流だ。ランウェイでは赤いリボンで括られたバルーンを持ち、華やかな演出となった。

【川口ゆりな】
まずはEGOISTステージに登場した川口は、ブラウンのハーフZIPミニワンピースに身を包んだ。スタッズのついたオーバルリングベルトとロングブーツで現代らしいセクシーなカウガールとなった。

普段は大人ガーリーな私服をSNSで見かけることが多いこともあり、ギャップに驚かされたに違いない。ブラウンとオレンジをメインにしたメイクがコーディネートのクールさをさらに際立たせている。

続いて川口はme+em selectのステージに登場。
レースがキュートなキャミソールと大きくデコルテのあいたカットソーを合わせセクシーな女性らしさを残しつつも、フレアパンツでカッコ良さも抜群だ。

トレンドである高めのハーフアップで芯のある女性を演出。耳元と首元についた大胆な十字架のアクセサリーやレースの巻きスカートなど、小物にもこだわりがつまったモノトーン韓国コーディネートとなった。
【本田紗来】
GUステージに登場した本田紗来。
本田紗来を含む3名は超十代公式TikTokにアップされた3着のなかから、コメントでの投票数の多かったコーディネートを着用した。

今回選ばれたのは、1着目のカフェ女子会コーディネート。黄色のチュールブラウスにデニムを合わせ、ガーリーなスポーツスタイルだ。モノトーンの厚底スニーカーとシュシュでちょっと背伸びしたお姉さんに。

トークセッションでは、「春は明るかったり柔らかい印象の色をデニムと合わせることで気軽に取り入れることができるので、是非皆さんも真似して見てほしいです!」と、同じ10代も多い観客に向け笑顔で語った。

MFC STOREステージには、実の姉である本田望結と共に登場。6年ぶりに『超十代』のステージで2人が共演することとなった。何週間も前からどんなポーズにしようか相談していると囲み取材でも語っていたほど、この日を待ち望んでいた2人。
ランウェイには色違いのスウェットに白のスカートを合わせたリンクコーデで仲良く腕を組んで登場。望結が紗来にハグする場面も見られた。
この4月で18歳の誕生日を迎える紗来は取材で、「日々の学校生活のかけがえのない当たり前のような生活がもう少しで終わってしまうことが悲しい」と、残り少ない十代の時間に思いを馳せていた。

【感想】
ランウェイに登場された皆さんは複数ステージに出演された方がほとんどですが、どんなコーディネートも着こなし会場を魅了する姿に私もときめいてしまいます。現在多くの雑誌やテレビで注目を集める芸能人の皆さんも出演されてきた、歴史のある『超十代』。より活躍していく皆さんの姿に目が離せません!(柳澤杏奈)
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◎ACTRESS PRESS編集部
◆取材:柳澤杏奈(日本大学)
◆写真:仲西一成(Scketto)、©超⼗代
◆リポーター記事:https://actresspress.com/category/report/
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