2026年7月31日(金)、世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2026(TIF2026)」が開幕。アクトレスプレスがお届けする現地取材リポート第5弾は、いぎなり東北産。
キュートに前向きに笑顔で突き進む、いぎなり東北産のあらゆる面を楽しむことができる満足度たっぷりのライブで集まった観客を大いに盛り上げました。
【HOT STAGE】

1曲目に選ばれたのは、8月5日リリースのベストアルバム『いぎなりベスト』より先行配信された新曲『この夏のヒロWin!』。ひと夏のライブに賭けるピュアな気持ちを込めた、まさにTIFにぴったりなアイドルソングだ。「私を見てて!」というパートに合わせて伊達花彩がカメラをきゅるっとした目で見つめたり、「一瞬も目を逸らさず」でば藤谷美海が甘えたような笑顔で笑いかけたりと、ファンにとってもたまらない表情が続く。また藤谷が律月ひかるに王冠を被せる姿など、キュートな振付も見どころだ。

「TIF、もっともっとぶち上がっていくぞー!『あーぐれす』!」という伊達の曲振りに合わせ、熱気の高まりはさらに加速度を増していく。『あーぐれす』は絶望(Aargh)がない(less)という意味の造語で、ギターサウンドが鳴り響くポジティブソングだ。ラスサビ前にはドラムの音に合わせたクラップが会場の一体感をさらに作り上げていく。前向きな歌詞と爽やかなロックサウンド、そして律月のうさぎポーズなど可愛らしい振付と、彼女たちらしさのバランスが光る名曲だ。

続いてキュートなイントロと共に始まったのは、代表曲のひとつである『わざとあざとエキスパート』。桜ひなのが「皆さん一緒に踊ってねー!せーの!ハート、ハート、くるくるちょんちょん!」とお決まりのフレーズでキュートに振付をアピールする。吉瀬真珠が「最近なんか気になって仕方ないんだよなー…」と甘えた表情で問いかけると、ファンと安杜羽加と思われる声が「俺もー!」と全力で答える。北美梨寧が端にいるファンにふわりと笑いかけるなど、他のメンバーもあざといアピールでひとりひとりの心を打ち抜いていく。

伊達の「おいおいHOT STAGE、まだまだそんなもんじゃねーだろー!一緒に最高の夏にしようぜ!『いただきランチャー』!」と熱いセリフと共に間髪入れず続いての曲がスタート。先程とは打って変わってクールな歌声が会場を揺らす。特に橘花怜、桜、伊達の3人による落ちサビでは、しっかりと歌詞を聞かせたあとにファンのクラップが加わり、さらにボルテージを上げてひとつの空間を作り上げていく様子に圧倒される。またメンバー同士のアイコンタクトも多く、北美と安杜が背中合わせになる場面では安杜が北美に対して手で仰いで風を送るなど微笑ましい姿も見られた。

「HOT STAGEにお越しの皆さーん!ここからは『うぢらとおめだづ』していくお時間でーす!」と次の曲を藤谷がアピール。『うぢらとおめだづ』は“私たちとあなたたち”という意味の東北地方の方言で、歌詞に合わせて自分と相手を順番に指差すキャッチーな振付が特徴だ。メンバー全員で満員電車に乗り込んでぎゅうぎゅうになったり、ライブのモッシュのようにステージをぐるぐる回ったりと、歌詞に合わせて楽しそうに日常の1ページになるメンバーの笑顔を見ることができる。特にヘッドバンギングの振付では藤谷のツインテールがブンブン揺れ、その全力っぷりに驚かされる。他にも、葉月結菜と安杜がスカートを揺らして見せ合ったり、北美と律月の至近距離を目撃したり、メンバー同士のわちゃわちゃが各所で繰り広げられていて、目がいくつあっても足りない。最後は吉瀬が「私たちがこの夏のヒロイン!」とキュートな一言で締め括った。
続けて『いぎなり魔曲』が流れ、まだまだ勢いは止まらない。「ここからまだまだ声出していけますかー!せーの!オイオイオイオイ!」と橘が、「足りない足りない!お前らもっと出んじゃねーの!」と伊達が、両端まで縦横無尽に動きながらさらに声出しを観客に求める。「何にも知らなくてもオイオイは言えるでしょー!」と桜がさらに観客を煽る。

律月の「皆さん一緒にクラップお願いしまーす!」という掛け声と共に始まったのは『シャチョサン』。アップテンポでサビではメンバーと一緒にジャンプをして盛り上がることのできる曲である一方で、細やかなハモリではその実力の高さを伺うことができる。間奏では「皆さん、今日はT・I・Fって言いますよー!」と呼びかけ、さらに会場の一体感を高めていく。

「いぎなり東北産、これがラストの曲です!この夏のヒロインになりに来ました!ラスト行くぞ!『天下一品』!」という力強い言葉で最後に披露されたのは、『天下一品〜みちのく革命〜』だ。昨年のTIFでは音響トラブルにより無音となったなか、アカペラで歌唱を披露しそのパフォーマンス力が話題となった一曲でもある。橘が力強い瞳で観客を見つめながら歌い、藤谷が突如白目でカメラにアピールし、最後まで各々の力で会場を盛り上げていく。落ちサビでは葉月の真っ直ぐな歌声と、メンバーが手を組み肩を寄せる振付に胸が熱くなる。ラストに向けて会場のコールはますます大きくなり、身も心も熱くした圧巻のステージはあっという間に幕を閉じた。
キュートさ、前向きさ、力強さを持つ夏のヒロインの情熱とパワーが観客とぶつかり合うことで生まれた、最も熱く心を打たれるステージとなった。
【SKY STAGE】
また11時35分から行われたSKY STAGEでは、『おのぼりガール』を皮切りに夏らしい楽曲で大盛り上がり。冒頭から「らっせーら!らっせーら!」という掛け声はもちろん、メンバーが前の人の肩を掴んで電車ごっこをする場面ではファン同士で真似をする様子も見られた。それぞれの楽しみ方ができるのもTIFの良さだ。

続いて披露された『Trophy Girl』のイントロが流れると会場から歓声が巻き起こる。北美の掛け声とともにクラップで会場の一体感をさらに高めていく。メンバーが順番に投げチューを見せる場面があったりと、見どころたっぷりの楽曲だ。
最後に披露されたのは『さいしょのシングルです!』。クラップと掛け声に合わせ、SKY STAGE特有のファンとの距離の近さを活かし、しっかりと目線を合わせて盛り上げていく様子が多く見られた。落ちサビでは伊達の力強い歌声がお台場に響き渡る。
『服を着て、恋したい』の白いパニエ衣装がまるで空に浮かぶ雲のようにふわふわと揺れる、夏空に映えたパフォーマンスとなった。
【INFO】
いぎなり東北産:https://madeintohoku.com/
【感想】
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◎ACTRESS PRESS編集部
取材・文:柳澤杏奈(日本大学)
撮影:仲西一成
リポーター連載:https://actresspress.com/category/report/









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