白石麻衣、柔らかさと品格をまとう — MARNI『PLAYFUL BLOOM POP UP』で魅せた秋の洗練

2025年10月8日、伊勢丹新宿店本館1階「ザ・ステージ」にて開催された、イタリアのラグジュアリーブランド MARNI（マルニ）の新作バッグコレクション「チューリピア」を祝うポップアップイベント「MARNI PLAYFUL BLOOM POP UP」。
会場には、ブランドと親交の深い豪華ゲストが登場。なかでも、ひときわ華やかな存在感を放っていたのが、元乃木坂46の女優 白石麻衣（しらいしまい）さんだった。

リラックスとエレガンスの境界線で

この日の白石さんの装いは、パジャマルックをベースにしたリラクシーなスタイル。
淡いブラウンを基調に、柔らかなファーやベルト、アクセサリーを巧みに取り入れることで、くつろぎの中にも上品さを漂わせる絶妙なバランスを表現していた。
首元に添えたベビーピンクのファーが、MARNIらしい“遊び心”と彼女自身の柔らかな魅力を引き立てる。
「最近、ピンクがすごく好きになってきて。首元のベビーピンクのファーも可愛いと思っていて、ピンクが可愛いと思える年齢になってきました」
― 白石麻衣
その言葉通り、彼女がまとうピンクは“少女”ではなく、“成熟した女性の可愛らしさ”を象徴していた。

“シンデレラフィット”を探して — 白石麻衣のときめきの瞬間

イベントテーマ「PLAYFUL BLOOM（プレイフル・ブルーム）」にちなみ、“ときめく瞬間”について問われた白石さん。
彼女の答えは意外にも、日常の中に隠れた小さな幸福を感じさせるものだった。
「自分にフィットする靴を見つけた時にときめきます。なかなか自分の足にぴったりの靴を見つけるのは難しいので、“シンデレラフィット”な一足に出会えた瞬間は本当に嬉しいんです」
このエピソードからも垣間見えるのは、彼女のファッションへの真摯な眼差し。
「着る」だけでなく「自分に寄り添う服や靴を選ぶ」という姿勢が、彼女のスタイルをより立体的にしている。

白石麻衣、柔らかさと品格をまとう — MARNI『PLAYFUL BLOOM POP UP』で魅せた秋の洗練

この秋は“柄”を纏う季節

トレンドに敏感な白石さんが、この秋冬に挑戦したいのは柄物のスタイル。
花柄やチェックといったクラシカルな要素を、自身の感性でモダンに昇華させるという。
「あまり柄物のお洋服を持っていないので、この秋冬は花柄やチェック柄などに挑戦してみたいと思っています」
彼女の清楚なイメージに、MARNIのグラフィックな世界観がどのように融合するのか──。
新たな“白石麻衣スタイル”の始まりを予感させる。

チューリピアの花が咲く空間で

ポップアップ会場には、巨大なチューリップのオブジェが咲き誇り、バッグの一つひとつが花のように展示されていた（資料1ページのビジュアルより）。
白石さんはその空間についてこう語る。
「店舗のフロアに大きなチューリップの模様が描かれていて、とても目をひいて可愛らしいと思いました。秋冬らしいブラウン系のアイテムも多くて、ぜひ多くの方に楽しんでいただきたいです」
その言葉通り、MARNIの新作「チューリピア」は、季節の移ろいを感じさせる優美さと、ブランド特有の“アートな遊び心”が共存するコレクション。
白石麻衣という花が添えられた瞬間、空間はより一層、艶やかに咲き誇った。