【山本舞香・インタビュー】初主演映画『桜ノ雨』公開直前!心境を語る!

山本舞香-桜ノ雨

映画『桜ノ雨』が、いよいよ3月5日(土)に公開になる。本作は、ニコニコ動画で発表された人気ボーカロイド楽曲をモチーフに実写映画化した作品で、小さな町の海辺にある高校の合唱部を舞台にした青春群像劇。第14代リハウスガールで、現在「JR SKISKI」のCM等で活躍中の山本舞香が初主演を果たした。内気な高校2年生・未来役を熱演している。また、合唱部部長・ハル役の浅香航大のほか、広田亮平、久松郁実、三浦透子、田畑智子らが出演している。監督は『リュウグウノツカイ』のウエダアツシが務めた。

ACTRESS PRESS編集部では、初主演映画公開が直前に迫った女優の山本舞香にインタビューを敢行。映画初主演の心境、演技について、お気に入リのシーン、撮影のエピソード等について訊いた。

line2 山本舞香-インタビュー

Q. 主演おめでとうございます。主演としてどんな意気込みで撮影に臨みましたか?

主演のお話をいただいた時自分に務まるのか不安がでしたが、やらせていただくのだから全力で演じようと思いました。「皆の足を引っ張らないようにしよう」とも思ってました。歌は得意じゃないので苦手意識を克服できるように頑張りました。

Q. 映画の主題となっている歌「桜ノ雨」には、どんな印象をお持ちですか?

はじめて「桜ノ雨」を聴いたとき中学時代を思い出して、すごく感動できる歌だなと思って泣きそうになっちゃったんです。いい歌だなって。作品終盤の「桜ノ雨」合唱シーンの撮影ではリハーサル中に涙がこみ上げてきて。でも、「泣いちゃいけいない」って思って我慢して本番では自然にあふれ出てきた涙を全部出しました。それくらい感動する歌です。

Q. 未来(みく)という役柄を演じるために、何か準備はしましたか?

内気な子を演じるのが初めてだったので、いろいろ研究したり準備しました。未来は言葉数が少ないのですが、どう動いたら自分の言いたいことをのみこんでしまうような内気な女の子を表現できるか研究しました。特に目の表現は気をつけました。私、目に力を入れてなくても睨んでるみたいと言われることが多いので。あとは声の高さに気をつけました。


山本舞香-インタビュー

Q. 未来の役作りについて、監督と話されましたか?

事あるごとに話し合いました。初めて、あんなに監督と話したんじゃないかなと思います。「私、内気な役を演じるのも初めてだし、不安なことが多いんです」と監督に言って。
そうしたら、「大丈夫だよ」と言ってくれて。監督やスタッフさんに、すごく助けられました。

Q. 今回の撮影で印象に残ったエピソードはありますか?

「桜ノ雨」合唱のシーンは、指揮をされる先生(田畑智子さん)を見ながら歌うのですが、田畑さんと目が合う度に、うるっときちゃって。田畑さんが、こっちを見て、ニコって笑うんですよ。それで泣いちゃって。私が泣いてるのを見て、田畑さんも泣いちゃって。撮影が終わった後に、ハグしました。田畑さんはお姉さんみたいで安心します。

あと、私が撮影している間に、ほかのキャストのみなさんはみんなで一緒にご飯行ったりしてて、羨ましかったですね(笑)

山本舞香-桜ノ雨-合唱

Q. 一番お気に入りのシーンは?

合唱のシーンはもちろん、屋上で花火見ながら踊ってるシーンとかも好きです。一番好きなシーンはお母さん(奥貫薫さん)とのシーンです。内気で人に気持ちを伝えられない未来が、唯一甘えられるのがお母さんで、未来がウソついててもお母さんは絶対わかってるんですよね。そういう関係性も、すごくいいなって思いました。

Q. お母さん役の奥貫薫さんとの関係は、いかがでしたか?

すごく優しくしてくれて、お子さんの話をしてくださったりしました。
本当は、あのシーンは、膝枕の予定だったんですけど、顔が近いほうがいいのかな、とか。膝枕よりも顔が近い方がいいですよね。

Q. 先輩役の浅香航大さんとの関係は、いかがでしたか?

浅香さんはお兄ちゃんみたいでした。皆兄弟みたいでした。あだ名をつけあってました。私は「舞ちゃん」と呼ばれてました。そうすると距離が縮まった感じがします。最初は、皆ばらばらにお昼ごはんを食べてましたけど、数日後に一緒に食べるようになって。たくさんおしゃべりしました。

あと、未来はピュアで可愛いなって思いました。未来は浅香さんが演じるハル先輩が好きっていう気持ちすらわからずに、伝えられないでいて。「それは「好き」ということなんだよ」って、教えてあげたいなって思いました。

山本舞香-浅香航大-桜ノ雨

Q. 本作を通じて、演技について何か変わりましたか?

表現の引き出しが少し増えました。最初はできないかもって思いましたが、街や電車で人を観察して、研究しました。電車の中でたくさんの人を注意して見て、その特徴を取り入れて、さらに大きくして表現しました。私、もともと人間観察が好きなので、めっちゃ見てましたよ(笑)

Q. 監督は、いかがでしたか?

監督って私服がユルいんですよ(笑)。だからすぐに打ち解けられる感じで、話しやすいし、すごく良い関係だったと思います。監督がそう思ってくださっているかどうかはわかりませんけど(笑)

山本舞香-インタビュー

Q. 空手を小学校1年から、ソフトボールを中学からやってらっしゃったようですが、部活ですか?

空手は道場でやっていて、ソフトボールは中1から部活でやってました。

Q. 部活をすることの醍醐味って何だと思いますか?

ソフトボールはチームワークですよね。合唱と同じですね。合唱も一つにならないとキレイな歌声って出ないじゃないですか。そこは一緒だなって思いました。

Q. 部活をして良かったなと思いますか?

そうですね。ソフトボール部は、結構強かったんです。今でもチームメイトと時々会ったりしますけど、皆大人になってキレイになりました。

山本舞香-浅香航大-桜ノ雨-屋上シーン

Q. 静岡の沼津での撮影で、映像もすごくキレイですが、現地はいかがでしたか?

すごくキレイでした。でも、虫が多かったです(笑)。ギャグみたいな大きなムカデを見ました。廃校で撮影してたんですけど、すごく山の中にあって。私、虫が本当に嫌いで(笑)。広田くんが虫を退治してくれてました。

あと、屋上のシーンが、すごく眩しくて、目を開けているのが大変でした。

Q. ほとんどが同年代の出演者で、人里離れたロケ地で、仲良くなりやすい環境だったと思いますが、どんなふうに過ごしていましたか?

三浦透子ちゃんが、広田くんに「まゆ毛」って言ってました(笑)まゆ毛が印象的なので。そこから、まゆ毛いじりが始まったり。広田さんの「膝が笑う」演技がすごく楽しかったです。
あと、浅香さんが寝てた時に、私が起こしたら、お兄ちゃんみたいに笑っててアットホームな雰囲気でした。

山本舞香-インタビュー

Q. 今後、どんな役柄を演じてみたいですか?また、どういう女優さんになりたいですか?

いつもいただいた役柄を全力で演じたいです。そして、どんな女優さんになりたいかというよりも、「周りからどう見られるか」だと私は思っているんです。「どれくらい自分の芝居が評価されているのか」を考えてやっていきたいなって思います。今回の映画も公開されたら、皆さんの感想をすごく楽しみにしてます!

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【映画『桜ノ雨』紹介】

桜ノ雨ポスター

ニコニコ動画で発表された人気ボーカロイド楽曲をモチーフに実写映画化した作品で、小さな町の海辺にある高校の合唱部を舞台にした青春群像劇。第14代リハウスガールで、現在「JR SKISKI」のCM等で活躍中の山本舞香が初主演を果たした。内気な高校2年生・未来役を熱演している。また、合唱部部長・ハル役の浅香航大のほか、広田亮平、久松郁実、三浦透子、田畑智子らが出演している。監督は『リュウグウノツカイ』のウエダアツシが務めた。

<予告編映像>

<出演者>
山本舞香:未来役
浅香航大:ハル役
広田亮平:蓮役
久松郁実:瑠華役
三浦透子
井上由貴
中村大樹
きそひろこ
田畑智子
奥貫薫

<スタッフ>
・監督:ウエダアツシ
・原作:halyosy
・脚本:小林弘利
・製作総指揮:吉田尚剛
・プロデューサー:菊池剛、阿部祥紀、松村傑、海老沼泰弘、岩淵規

・製作年:2015年
・上映時間:98分
・配給:AMGエンタテインメント

▼Official website
http://sakuranoame-movie.com/

▼Twitter
@sakuraame_movie

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【主演 山本舞香・プロフィール紹介】

山本舞香宣材

山本舞香(やまもと まいか)
女優・モデル/インセント所属

・生年月日: 1997年10月13日
・出身地: 鳥取県
・身長: 155cm
・血液型: B型
・趣味: 人間観察
・好きな食べ物: キャベツ・トマト・お寿司
・座右の銘:「己を信じよ」

▼Staff Blog
http://lineblog.me/yamamotomaika/
▼Twitter
@maika_style

ACTRESS PRESS編集部

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