堀北真希が“愛だけに生きる女性”を演じた舞台「嵐が丘」、10月3日(土)WOWOWで放送!

堀北真希-舞台「嵐が丘」

「世界の十大小説」の一つに挙げられ、「リア王」「白鯨」と並ぶ英語文学の三大悲劇とも評されるエミリー・ブロンテの名作・小説「嵐が丘」(原題:Wuthering Heights)を、堀北真希、山本耕史、戸田恵子ら充実したキャスト陣で舞台化した作品がWOWOWで放送される。今年5月に東京・日生劇場で演じられた舞台の映像だ。

この悲劇は、「嵐が丘」という名の屋敷の住人が繰り広げる、愛と復讐の物語。主役で屋敷に住むアーンショウ家の娘・キャサリンを演じるのは堀北真希。奔放に育ち、愛だけに生きるという、自らのパーソナリティーにはない女性像に挑む。キャサリンの結ばれることのない恋の相手、ヒースクリフを山本耕史、キャサリンの身の回りで起こった悲しみの歴史をすべて知る家政婦・ネリーを戸田恵子が演じる。

堀北真希-舞台「嵐が丘」

放送を前に、主演の堀北真希からのコメントが届いた。

「キャサリンとヒースクリフの愛は、最初、共感できるような愛ではなかったので、作品を通してお客様に伝えるのが、大きな課題になると思いました。山本さんは、演じるヒースクリフに迷いがなく、私が二人のシーンに悩むと、最初の一歩を提案してくださいました。戸田さんは、お芝居と語りでずっと舞台上にいるのですが、今、どのシーンなのかは、そばで見ているだけでもスッと入ってきました。お二人とも大ベテランですので、一番最初の段階から完成されていたんじゃないかな、と思えました」


堀北真希-舞台「嵐が丘」

脚本・演出を手掛けたG2は、原作を読み直し「“手に入り難い”ものをひたすら求め、もがき、あがき、到達しようとするエネルギーに圧倒された」という。でき得る限り原作のせりふのまま抜粋翻訳して再構成し、新たな脚本を作ったが、その狙いを原作のせりふの骨太な良さを活かすためだったと語る。

堀北真希-舞台「嵐が丘」

【舞台「嵐が丘」堀北真希×山本耕史×戸田恵子】

10月3日(土)夜 8:00 WOWOWライブ
スタッフ・キャスト/
・原作:エミリー・ブロンテ
・翻訳・脚本・演出:G2
・出演:堀北真希 山本耕史 高橋和也 伊礼彼方 矢崎広 小林勝也 ソニン 戸田恵子 ほか

◎情報提供:株式会社WOWOW

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