元ラストアイドルの長月翠(ながつき みどり/22)が本日2023年1月28日、東京都内渋谷にて、セカンド写真集「翡翠-Hisui-」(講談社)の発売記念イベントを開催。イベント前に報道陣の取材に応え、ACTRESS PRESS編集部にて取材に伺った。
本作は、2020年5月発売のファースト写真集『意外性』に続くセカンド写真集で、彼女の故郷である愛媛県・宇和島(うわじま)へ向かうまでの旅路、尾道や道後温泉などを巡り、 心を開いていくありのままの瞬間をとらえた、まさにロードムービー的な作品となっている。
発売の心境を訊かれると、長月翠は「とても嬉しいです!雪の影響でまだご自宅に届いてない人がいたり、本屋さんに置かれてなかったりとか、いろいろあったので、早く皆さんに届けたいなという気持ちが一番にあります」と語った。それだけ自信作なのであろう。
”写真集に点数をつけるとしたら?”と出来栄えを訊かれると、「120点です!めちゃめちゃ素なんです。私結構陽気なので、陽気なまま撮っていただいたので、”自分の素のまま度120%”って感じです。なので、素をお届けできるかと思います」とアピールした。
地元・宇和島での撮影エピソード
写真集の撮影ロケ地は、長月翠の生まれ故郷である愛媛県・宇和島市と、広島県尾道等で敢行された。
愛媛県・宇和島市に住んでいる祖母の自宅でも撮影したそうで、「その時にスタイリストさんが靴を履かせてもらおうとしたら、おばあちゃんから”あんた自分で履きなさい!”って怒られたのが印象的です」とエピソードを笑顔で明かした。
また、お気に入りの写真の一つとして、本表紙の後ろのカットを上げ、「この海は私が生まれた場所の目の前の海なので、すごく好きです!」と明かした。その際、「私は声が大きいので、私達がはしゃいでたら、よく遊んでくれていた、祖母の家の隣にいたお兄ちゃんが、”絶対、翠が来たって思った”って、玄関から走って出てきてくれて。そしたら、どんどん友達が集まってきて、ほぼみんな親戚みたいな雰囲気で撮影ができました。」と明かした。
そして、タイトルの「翡翠-Hisui-」に込められた想いについて訊かれると「私はこの海の前で生まれたんですけど、生まれた日の朝の海が、すごくキレイな翡翠の色だったこと。それから、私、1ヶ月半くらい早く生まれちゃって、すごく小さかったので、”翡翠(かわせみ)みたいにキレイになってほしい”という気持ちを込めて、父が私に名前をつけてくれたので、”せっかく愛媛に戻って撮影するなら、翡翠っていうタイトルにしちゃおう!”と思って詰め込ませてもらいました」と明かした。実に感動的でステキなエピソードである。
ちなみに、本日の衣装も翡翠。長月翠は一回転して、報道陣に衣装を披露した。
写真集を見た家族の反応
写真集を見た家族からの反応を訊かれると、「父からは”すごいすてきに撮ってもらえたね”って言ってもらえて。結構攻めた写真もあるので、父に見られるのは恥ずかしいんですけど、そういうのを受け入れてくれて、いつも応援してくれているというのを身に染みて感じたので、すごく嬉し買ったです!」と感謝を表した。
「おばあちゃんも”本当に嬉しかった”って言ってくれてて。おばあちゃんも写真集に写っているんですよ。”ばあばが本に載せてもらっていいのかな”って言っていて、昨日も悩んだLINEが来て。喜んでくれつつも、本に載ったっていう困惑があるみたいです。でも、とても喜んでくれてたので、良かったです!」と明かした。
2年半での成長
前回の写真集から約2年半が経ち、変化した点を訊かれると、「めっちゃどストレートに言うと、顔です。明らかに”20歳を超えた感”があって。昔はまだあどけないというか、子どもっぽかったんですけど、今回は格好も大人っぽくなっているし、相乗効果で大人っぽく見えていると思います。パーツごとに成長を顔で感じられたので、すごく感慨深いです。」と答えた。
それから、昨年の7月に運転免許も取得。撮影時に早速、運転の腕前を披露したそうで、「カメラマンの前さんを横に乗せて、愛媛のクネクネした道を私が自走で走っているところを隣から撮ってもらいました。」と明かした。撮影に合わせて運転免許を見事に取れたことの嬉しさが伝わってきた。
“童顔”と言われることについて
よく“童顔”というキャッチフレーズで言われることについては「あ、私って、童顔なんだ? って思いましたし、見る人によっては全然童顔じゃないじゃん、ってよく言われているんですけど、童顔を装って、今後もそのキャッチフレーズでやらせて頂きたいと思います」と笑顔で語った。
童顔で得したことを訊かれると、「私、よく舞台に出させていただいているんですけど、そこで年上のお姉さんの先輩方とご一緒する時に、顔が童顔なので、赤ちゃん扱いしていただけるんですね。すごくかわいがってもらっているので、良かったなって思います」と明かした。
一方で損したことは、「格好つけた時に、ちょっと顔が童顔だからミスマッチになっちゃう時がたまにあって。クールに決めていると、『赤ちゃんのくせに』みたいな感じで周りに笑われるので、それはちょっといやだなって思います」と笑いを誘った。
周りの皆さんを幸せに!
今後の活動の目標について訊かれると、「すごく漠然としているんですけど、周りにいる皆さんを幸せにできればいいなと思います!」と明るく明かした。
ファンの皆様に感謝!
長月翠は、読者の方へのメッセージとして「皆様、いつも応援ありがとうございます!今回、写真集2冊目ということで、これを発売できたのは皆さんがいつも応援してくれているからであって、私も皆さんの応援に応えられるように、今後とも頑張っていきますので、是非、セカンド写真集『翡翠-Hisui-』を宜しくお願いします!」と元気にアピールした。
本日の取材を通じ、長月翠の写真集完成の達成感と自信が伝わってきた。そして、元気に笑顔で報道陣の質問に応える姿からも彼女の充実度が感じられる。自ら”周りの皆さんを幸せにしたい”と語ったように、長月翠の活動で社会に活気が与えられることに期待したい。
【MOVIE】
▼本日のインタビュー映像はコチラ
【長月翠・PROFILE】
長月翠(ながつき・みどり)
誕生日:2000 年 5 月 17 日
血液型:O 型
出身地:愛媛県
趣味:ショッピング・犬のお散歩
オーディション番組「ラストアイドル」のメンバーとして 2017 年 12 月 20 日に「バンドワゴン」でデビュー。
2019 年 1 月公開の「がっこうぐらし!」では丈槍由紀役として初の 映画出演を果たす。 2020 年 5 月にはファースト写真集「意外性」 (集英社)を発売、初登場 1 位を獲得するなど話題に。 2021 年 6 月には舞台「球詠」で山崎珠姫役を演じるなど新たな可能性を示し た。 ラストアイドルとして約 4 年間の活動期間を経て、2021 年 7 月にグループを卒業。 卒業後の現在は、女優業に力を入れ舞台を中心に活動中。また、スタ イルを活かしグラビアも積極的に行なっている。
<長月翠・SNS>
▼Twitter
@midori_staff
▼Instagram
miffy00517
◎ACTRESS PRESS編集部(取材・文・撮影)
・Photographer: SHUN