衛藤美彩、 仲野太賀とのW主演映画『静かな雨』舞台挨拶に登壇!撮影の心境明かす!

衛藤美彩、 仲野太賀、高木正勝、中川監督/映画『静かな雨』舞台挨拶

人気アイドルグループ・乃木坂46を卒業し新たな一歩を踏み出した衛藤美彩(えとう みさ)が2019年11月24日(日)、「第20回東京フィルメックス」にて上演された映画『静かな雨』の舞台挨拶に登壇した。本作は、国際的な注目を集める新鋭・中川龍太郎監督の最新作で、宮下奈都のデビュー小説を映画化した作品で、衛藤美彩は仲野太賀と共にW主演を務める。日本人が持つ“真の愛”と、誰もが感じたことのある“愛”の前での人間の無力さを描いた本作で、日本映画界に真の愛を問いかける。この日の舞台挨拶には、衛藤美彩、仲野太賀、音楽を担当した高木正勝、中川監督が登壇。本作が、2020年2月7日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開することが発表された。

衛藤美彩、 仲野太賀、高木正勝、中川監督/映画『静かな雨』舞台挨拶

主人公・行助が出会う、たい焼き屋の女性で、交通事故の影響で新たな記憶を刻むことができなくなってしまうヒロイン・こよみを演じた衛藤美彩は、本作で映画初出演にして初主演を飾った。「3月に乃木坂46を卒業したんですが、この作品の撮影中はまだ在籍していて、グループでの活動をしながらの主演でプレッシャーもありました」と明かした。

こよみという役柄について「緊張した日々の中で、あまり深く役作りとか『こういうふうにしよう』という感じでイメージを作らずにすんなり入れたのは、自分と近いものがあったからなのかなと思います」と語った。

また、中川監督の印象を問われた衛藤美彩は「言いにくい…」と苦笑しつつ「本番前のリハーサルにたくさん時間をとってくださって『衛藤さんらしさが出てほしい』と何度もおっしゃっていただき助かりました。何回も打ち合わせをし、練習したので自然と入り込めました」と感謝を口にした。

『静かな雨』は2020年2月7日(金)シネマート新宿他全国順次ロードショー。

映画『静かな雨』

【STORY(ストーリー)】

大学で生物考古学研究助手をしている行助(仲野太賀)は、パチンコ屋の駐車場でおいしそうなたいやき屋を見つける。そこは、こよみ(衛藤美彩)という、まっすぐな目をした可愛い女の子が一人で経営するたいやき屋だった。そこに通ううちにこよみと少しずつ親しくなり、言葉を交わすようになる。
だがある朝、こよみは交通事故で意識不明になってしまう。毎日病院に通う行助。そしてある日、奇跡的に意識を取り戻したこよみだが、事故の後遺症で記憶に障害があることがわかる。事故以前の記憶は残っているが、目覚めてからの記憶は一日経つと消えてしまうのだ。行助は記憶が刻まれなくなったこよみと、変わらずに接していこうとするが……。外は静かな雨が降っていた。


仲野太賀 衛藤美彩
三浦透子 坂東龍汰 古舘寛治 川瀬陽太
河瀨直美 / 萩原聖人 / 村上淳 / でんでん
監督:中川龍太郎
脚本:梅原英司 中川龍太郎
チーフプロデューサー:和田丈嗣 プロデューサー:藤村駿 木ノ内輝
アシスタントプロデューサー:新井悠真 石森剛史 ラインプロデューサー:保中良介
撮影:塩谷大樹 照明:西尾慶太 録音:伊豆田廉明 音響効果:小林孝輔
美術:安藤秀敏 菊地実幸 ヘアメイク:榎本愛子 スタイリスト:都甲真名美
助監督:近藤有希 監督補佐:佐近圭太郎 制作担当:久保田辰也 
編集:田巻源太 スチール:四方花林
音楽:高木正勝
制作:WIT STUDIO、Tokyo New Cinema
配給:キグー
©2019「静かな雨」製作委員会 / 宮下奈都・文藝春秋

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