『ミス・インターナショナル世界大会』日本代表の植田明依が伝統衣装で日本をアピール! 【Reporter:早川千鶴】

植田明依(「ミス・インターナショナル世界大会」日本代表)2024年11月12日、東京ドームシティホールにて。ACTRESS PRESS編集部

2024年11月12日、東京ドームシティホールで、「第62回ミス・インターナショナル世界大会2024」が開催されました。ミス・インターナショナルは、ミス・ユニバース、ミス・ワールドと共に世界3大ビューティ・ページェントとして知られる国際的なコンテスト。外見的な美しさだけではなく、開催国での国際交流や友好親善、社会貢献活動を通じて世界平和の実現を目指します。

今大会に日本代表として出場したのは、熊本県出身で家庭科講師の植田明依(うえだ めい)さん。元サッカー日本代表の鹿島DF・植田直通選手の妹でもあります。

リポート1本目は、そんな日本代表・植田明依さんの世界大会での活躍、そして大会後の取材の様子を紹介します。

【審査】

植田明依(「ミス・インターナショナル世界大会」日本代表)2024年11月12日、東京ドームシティホールにて。ACTRESS PRESS編集部
最初の審査は、民族衣装審査。日本らしい装いで、扇子を用いた舞のような美しいウォーキングを見せました。

植田明依(「ミス・インターナショナル世界大会」日本代表)2024年11月12日、東京ドームシティホールにて。ACTRESS PRESS編集部
頭についた大きな飾りは、植田さんの出身地である熊本県の伝統工芸品である「山鹿灯篭」。生まれ育った熊本が大好きだという植田さんは、熊本県の魅力を世界にアピールできるものはなんだろうと考えたときに、一番に山鹿灯篭が浮かんだそうです

植田明依(「ミス・インターナショナル世界大会」日本代表)2024年11月12日、東京ドームシティホールにて。ACTRESS PRESS編集部
白と金の鮮やかな着物は、日本一派手な成人式として名高い北九州市で、多くの若者たちの和装をデザインしている、世界的な和装デザイナーの池田雅さんによるもの。植田さんは、テレビに出演している池田さんを見てすぐに、「山鹿灯篭に合うものを作ってほしい」と連絡したそうです。

植田明依(「ミス・インターナショナル世界大会」日本代表)2024年11月12日、東京ドームシティホールにて。ACTRESS PRESS編集部
つづくTOP20の発表では、SDGsを意識した衣装で登場。日の丸のような赤のワンピースに、祭りの法被のような羽織で、日本らしさを会場にアピールしました。

植田明依(「ミス・インターナショナル世界大会」日本代表)2024年11月12日、東京ドームシティホールにて。ACTRESS PRESS編集部
赤のワンピースは、なんと和紙でできているそう。羽織は、植田さんの兄が3歳のときのお祝いで作ったもので、日本らしいものをまといたいという想いから選んだそうです。

植田明依(「ミス・インターナショナル世界大会」日本代表)2024年11月12日、東京ドームシティホールにて。ACTRESS PRESS編集部
どちらも環境に配慮された素敵な衣装でした。

植田明依(「ミス・インターナショナル世界大会」日本代表)2024年11月12日、東京ドームシティホールにて。ACTRESS PRESS編集部
TOP20に選出された植田さんは、つづくドレス審査に登場。ドレスは、ドレスショップJUNOに提供していただいたものだそうです。

植田明依(「ミス・インターナショナル世界大会」日本代表)2024年11月12日、東京ドームシティホールにて。ACTRESS PRESS編集部
植田さんはこのドレスを選んだ理由について、「日本のいいところでもある紅白の色が好きで。日本らしい白という色で、シンプルな美しさを表現したいなと思いました」と語っていました。

植田明依(「ミス・インターナショナル世界大会」日本代表)2024年11月12日、東京ドームシティホールにて。ACTRESS PRESS編集部
美しい白のドレスを身にまとい、会場を圧倒する素敵なドレスウォークを披露しました。

【授賞式】


植田さんは、ミス4大陸の一つである、「アジアパシフィック」を受賞。

植田明依(「ミス・インターナショナル世界大会」日本代表)2024年11月12日、東京ドームシティホールにて。ACTRESS PRESS編集部
開催国である日本代表の受賞に、会場からは大きな歓声が上がりました。

植田明依(「ミス・インターナショナル世界大会」日本代表)2024年11月12日、東京ドームシティホールにて。ACTRESS PRESS編集部
「アジアパシフィック」のたすきを受け取り、喜びの表情を浮かべる植田さん。

植田明依(「ミス・インターナショナル世界大会」日本代表)2024年11月12日、東京ドームシティホールにて。ACTRESS PRESS編集部
植田明依(「ミス・インターナショナル世界大会」日本代表)2024年11月12日、東京ドームシティホールにて。ACTRESS PRESS編集部

【囲み会見】

大会終了後、植田さんが記者たちの囲み取材に応じてくれました。

植田明依(「ミス・インターナショナル世界大会」日本代表)2024年11月12日、東京ドームシティホールにて。ACTRESS PRESS編集部

Q)この賞を取るために努力したこと、大変だったことは?

A)私がこのミスコンへの挑戦を始めたのが、二年前なんです。二年前にまずミス熊本という地元の大会に出場して、それで優勝したので、日本大会出たいなと思って。昨年、ミス・インターナショナルの日本代表選出大会に出場して、そして今年、と三年間頑張ってきました。その中で私が家庭科の教員をしていたこともあって、挑戦する姿を子どもたちに見せたいっていう想いがあって、そのために結果が出せるように、ウォーキング、スピーチ、英語などいろんなことを頑張ってきました。


植田明依(「ミス・インターナショナル世界大会」日本代表)2024年11月12日、東京ドームシティホールにて。ACTRESS PRESS編集部

Q)ホスト国の代表として、苦労したことはありましたか?

A)私は人のために何かをするということが好きな方なので、苦労よりも嬉しい時間の方が多かったです。75カ国ぐらいの子たちが来てたんですけど、その中で。日本大好きって言ってくれたり、日本の人の温かさが良いって言ってくれたりする子たちが多くて嬉しくなりました。あとは、日本で売っているものは英語で書いてあるものが少ないので、翻訳してお伝えをしたり、料理の説明をしたりという翻訳みたいなこともしました。でも本当に楽しかったです。すごくいい皆さんでした。

Q)これからは家庭科の先生に復帰されるんですか?それとも別の道に進むのですか?

A)最終的には自分の学校を作りたいという目標があって、そこに向かっていきたいなと思っています。とりあえずは一つの学校に属するのではなくて、外部講師的な形で、もっとたくさんの子どもたちに関わる機会を増やしていきたいなと思っています。


植田明依(「ミス・インターナショナル世界大会」日本代表)2024年11月12日、東京ドームシティホールにて。ACTRESS PRESS編集部

Q)サッカー選手のお兄さんとは、大会当日お話されましたか?

A)今日は話してないですけど、ちょうど今日休みだったので、今日は会場まで見に来てくれました。いつも勇気をもらって支えてもらっているので、また私も諦めずに頑張っていきたいと思います。


植田明依(「ミス・インターナショナル世界大会」日本代表)2024年11月12日、東京ドームシティホールにて。ACTRESS PRESS編集部

Q)応援してくれた日本や熊本の皆さんにメッセージをお願いします。

A)本当にたくさんの方に応援いただいたので、本当に心から感謝をしています。ここで終わりじゃなくて、コンテストにはもう多分出ないとは思うんですけど、いろいろな場面で熊本や日本のたくさんの人に恩返しをして、より良い社会をつくっていけるような貢献ができたらなと思っています。


リポート2本目は受賞者を紹介します。


公式サイト:https://www.miss-international.org/
植田明依:https://x.com/510meeeeei
https://www.instagram.com/_meiueda_

【感想】

早川千鶴(早稲田大学)リポーター。2024年11月12日、東京ドームシティホールにて。ACTRESS PRESS編集部
世界情勢が不安定な中、ミス・インターナショナルというコンテストを通じて、様々な国の人々が、国境を越え言語の壁を越え交流している姿に、ミスコンテストの存在意義を感じました。各国の代表たちは、みんなそれぞれ違った美しさを持っていて、まさに「みんな違ってみんないい」だと思いました。ミス・インターナショナルを通して、国際的な世界平和の輪がもっともっと広がっていくことを願っています。(早川千鶴)


早川千鶴(早稲田大学)& 細井彩香(上智大学)リポーター。2024年11月12日、東京ドームシティホールにて。ACTRESS PRESS編集部

◎ACTRESS PRESS編集部
◆取材:早川千鶴(早稲田大学)、細井彩香(上智大学)
◆撮影:仲西一成(Scketto)
◆リポーター記事:https://actresspress.com/category/report/

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