『第53回ミス日本コンテスト2021』ファイナリスト13名発表!【Reporter:及川帆乃・富沢菜々】

「ミス日本コンテスト2021」ファイナリスト13名

2020年12月7日、『第53回ミス日本コンテスト2021』ファイナリスト紹介記者発表会が都内にて行われ、コロナ禍での開催となった本年度は東西2地区からファイナリスト13名が選出された。

ミス日本コンテストは「日本らしい美しさ」をかかげ、社会に元気や活力をもたらせる人物の育成を目的としたコンテスト。現存する日本のコンテストでは最古の歴史があり、これまで女優、芸術家、政治家など幅広い分野で活躍する女性を輩出してきた。

【ファイナリスト13名】
報道陣向けに写真撮影、自己紹介、質疑応答が行われた。

吉田さくら・森内麻理衣・相馬あすか・松井朝海・加藤早和子・嶺百花・日達舞(ミス日本)

吉田さくら・森内麻理衣・相馬あすか・松井朝海・加藤早和子・嶺百花・日達舞

川内美月・原田佳代子・飯村さやか・小林優希・林彩佳・高垣七瀬(ミス日本)

川内美月・原田佳代子・飯村さやか・小林優希・林彩佳・高垣七瀬

吉田さくら:明治学院大学2年・群馬県高崎市出身

吉田さくら

1.吉田さくら:明治学院大学2年・群馬県高崎市出身

夢は報道の最前線で活躍することと語る吉田さん。
そのきっかけは、教育格差問題に取り組むNPOや障害者雇用施設での活動、国際交流プログラムへの参加を通し、社会の見えない部分とされる課題の解決に尽力してきた経験である。「社会の見えない部分を私が記事にして、1人でも多くの方に社会の現状を知ってもらいたい」と熱く語った。そんな彼女の原点は、幼少期から通い続けている茶道の稽古。美しい所作や相手への思いやりの心を学んだと振り返った。記者会見当日は、自身の好きな色で、スカートの裾部分が特徴的なドレスで登場。170cmの高身長を活かせる、女性らしい服装を選んだと語る。

森内麻理衣:上智大学4年・福岡県宗像市出身

森内麻理衣

2.森内麻理衣:上智大学4年・福岡県宗像市出身
冒頭で「私の志は自分ばかりではなく、相手のことを考える社会にすること」と宣言。米国への留学経験があり、現地ではチアやボーリング、陸上部に参加し、昨年日本で開催されたラグビーW杯では公式ボランティアも務めた。自身の経験から皆が1つになれるスポーツに可能性を感じ、スポーツSDGsの学生団体を設立。このコンテストを通して、自身が会長を務める団体のゴミ拾いジョギング会やハッシュタグスポーツSDGsムーブメントの活動を広めたいと語った。来年からは金融業界で、スポーツと金融の融合に挑戦していく。準浴衣クイーンの受賞歴もある森内さんは、海に囲まれた福岡県の宗像市で生まれ育った。会見には海を連想させるブルーの衣装で臨んだと語る。

相馬あすか:京都外国語大学2年・栃木県那須市出身

相馬あすか

3.相馬あすか:京都外国語大学2年・栃木県那須市出身

ツアーコンダクターを夢見る相馬さんの原点は、モンゴルでのホームステイの経験。現地の食文化から命の尊さや、言語の壁を超えて心で対話することの素晴らしさを学び、自身の視野や価値観を広げられたと語った。国内外問わず、お客様の最高の思い出づくりを支えるツアーコンダクターになるべく、現在はミス日本の勉強会の活動に邁進している。ミスコンテストへの出場は初めてでありながらも、何事も吸収できるという初出場ならではのアドバンテージを生かしていきたいと意気込みを語った。この日もお客様に信頼される人物になりたいとの思いを込めた、自身の温厚さと芯の強さを表すピンクベージュの衣装で登場した。

松井朝海:関西学院大学4年・大阪府出身

松井朝海

4.松井朝海:関西学院大学4年・大阪府出身

モーターボートレーサーの王者と呼ばれる父(松井繫さん)の背中を見て育った松井さん。
三度の留学経験があり、授業についていけずに3か月間毎日教授のもとに通い続けた経験から「継続は力なり」を体感した。昔から体型に自信があり、一度に何ポーズもとるほど写真を撮られることが好きだったという松井さんは、幼い頃からの夢だったファッションモデルを目指して今後も努力を続ける。名前の「海」という字や父の職業柄、昔から海に親しんできたという松井さんは、海を連想させる白と青のファッションで「父と私で海を制覇したい」と笑顔で語った。

加藤早和子:青山学院大学3年・埼玉県出身

加藤早和子

5.加藤早和子:青山学院大学3年・埼玉県出身

10年間チアダンスに打ち込んできたが、引退後はサッカー部のマネージャーを務め、選手を支える側の喜びを知った。華やかな表舞台とそれを支える裏側の両方の経験から、自分の言葉でスポーツの素晴らしさ伝えたいと思うようになったという。誰もが親しみやすさを感じ、選手の意外な一面までも引き出してしまうようなスポーツアナウンサーを目指す。加藤さんはこれまで、ミス・蜂蜜クイーン2016審査員特別賞受賞やフレッシュキャンパスコンテスト2018ファイナリストの経験がある。ミス日本コンテストを人生の第二章と話す加藤さんは、いつかは新緑になりたいという思いを込めた若葉色のワンピースに「謙虚な美徳」という花言葉を持つカメリアのブローチで登場した。

嶺百花:青山学院大学2年・東京都出身

嶺百花

6.嶺百花:青山学院大学2年・東京都出身

中高のチア部で培ったカチカチのふくらはぎが自慢の嶺さん。
話を聞くときは爪先立ちというチア部独特の伝統に負けじと耐え続けた努力の結晶だ。大学からは初心者でゴルフを始め、人の三倍ボールがあちらこちらに飛んでしまうというが、その分三倍練習できるのだと前向きに挑戦し続ける、まさに「ど根性百花」だ。この日は自身の売りである明るさ、天真爛漫さを表現したショートフレアのドレスで登場した。

日達舞:聖心女子大学2年・茨城県つくば市出身

日達舞

7.日達舞:聖心女子大学2年・茨城県つくば市出身

学生時代、学業と吹奏楽部の活動に加え、芸能活動にも全力を尽くし、まさに三則のわらじを履くとも言える経験を積んだ日達さん。NHK歌のお姉さんを4年間務め、全国各地に歌と笑顔を通して元気を届けてきた。舞台上と客席との隔たりを自慢の笑顔で埋められたらとの活動中の思いも語った。チーム体制や、ハプニングへの対応力も身につけたことから、現在は画面上でも人との繋がりを大切にできる、親近感のあるアナウンサーを目指している。大きなレースをあしらったドレスで登場し、会見場にも華やかさを添えていた。

川内美月:横浜市立大学4年/横浜市立大学大学院博士前期課程1年・神奈川県横浜市出身

川内美月

8.川内美月:横浜市立大学4年/横浜市立大学大学院博士前期課程1年・神奈川県横浜市出身

地元・横浜愛に溢れる川内さん。地元が生き生きとした街として輝き続けてほしいとの願いから、SDGSの3つの柱を軸とした活動の経験を語った。環境分野としては、『EARTH HOUR』の実行委員や間伐材を用いた商品を開発し、社会分野ではコロナ禍の「誰一人取り残さない社会」をテーマに掲げた番組の司会を務め、官民連携のコミュニティづくりに貢献。経済分野では、横浜観光親善大使としてシティーセールスに尽力したとバラエティに富む活動に従事してきたことをアピールした。今後もSDGsの実現に不可欠な「対話」を意識し続け、持続可能なまちづくり に将来は貢献したいと語る。この日も港に打ち寄せる波や、滴のモチーフが特徴的な衣装で、横浜の魅力を伝えた。

原田佳代子:國學院大學3年・福岡県北九州市出身

原田佳代子

9.原田佳代子:國學院大學3年・福岡県北九州市出身

幼くして茶道と出会い、日本人の心の美しさに魅了された原田さん。
テーブル茶道の講師の資格を取得しており、現在は子供達にも茶道を教えている。「心を育む」ことに力を入れており、その一環として学生時代には生徒会長としてトイレ掃除を用いて、主体性や思いやりの気持ちを広める活動の経験もあると語った。将来は日本文化を通して若い世代の心を育てることを目標としている。ミス日本コンテストの勉強会において、自身のなりたい姿を見た目からも表現することを習い、衣装は情熱を表す赤を選択。「本戦に向けてメラメラと燃えあがる私の今の気持ちを表現してみました」と明るく語った。

飯村さやか:高校3年生・東京都出身

飯村さやか

10.飯村さやか:高校3年生・東京都出身

唯一の高校生ファイナリスト。興味のあることにはとにかく挑戦したいという飯村さんは、高校1年生の頃のイギリス留学をきっかけにもっと世界のことを知りたいと思うようになったという。将来の夢は、日本と世界を繋ぐ国際的なアナウンサー。国境を越えて全ての人が行動を起こすきっかけとなり、平和な社会を作ることが目標だ。ミス日本コンテストを通し、自分の意見をはっきり言える芯の強い女性になりたいと力強く語った。この日は、周りを明るくしたいという思いの詰まったオーダーメイドの黄色いドレスで登場した。

小林優希:慶応義塾大学3年・神奈川県横浜市出身

小林優希

11.小林優希:慶応義塾大学3年・神奈川県横浜市出身

大学で学園祭実行委員会の企画責任者を務め、誰かを楽しませることにやりがいを感じたという。将来の夢は広告プランナー。大学2年生で参加したインターンで自分の考えたキャッチフレーズが浸透していったことに喜びを感じたことがきっかけだ。中学3年間をブラジルで過ごした経験も活かして、広告を通じてダイバーシティ溢れる社会を実現したいと語った。聡明な人間でありたいという思いを込め、Iラインの大人っぽいワンピースで登場した。

林彩佳:東京慈恵医科大学5年・福岡県福岡市出身

林彩佳

12.林彩佳:東京慈恵医科大学5年・福岡県福岡市出身

乳がんを克服して高齢で産んでくれた母とそれを支えた医師である父から命の尊さを学び、医師を志した。次の世代に命を繋ぐ架け橋となれる産婦人科医を目指している。医学の知識を発信し、たくさんの人の役に立ちたいという思いから、医療コメンテーターとしても活躍したいという。女性らしく華やかな印象の、スパンコールとレースがあしらわれたドレスで登場した。

高垣七瀬:パフォーマー/The Young Americans College of Performing Arts・兵庫県明石市出身

高垣七瀬

13.高垣七瀬:パフォーマー/The Young Americans College of Performing Arts・兵庫県明石市出身

アメリカの学校に通いながら、子供向けテーマパークのパフォーマーとしても活躍している。音楽やパフォーマンスを通して新しい教育の形を作りたいという思いから、オンラインでのワークショップの開発も手がけている。将来は教育者や表現者として世界中の人を楽しませたいと語った。自分自身がワクワクできる服を着たいという高垣さんは、この日は落ち着きのあるグリーンのドレスで登場した。

最終結果は2020年1月24日の社交力審査と、翌1月25日の振袖・ドレス審査、審査員による質疑応答にて決定する。加えて今大会より例年実施されていた水着審査が廃止され、日々の積み重ねである「鍛練」を審査するためにスポーツウェア審査が予定されている。

ミス日本公式サイト
https://www.missnippon.jp/

左~及川帆乃(上智大学2年)、右~富沢菜々(慶応義塾大学2年)

左~及川帆乃(上智大学2年)、右~富沢菜々(慶応義塾大学2年)

◎ACTRESS PRESS編集部
・取材:左~及川帆乃(上智大学2年)、右~富沢菜々(慶応義塾大学2年)
・撮影:仲西一成(scketto)
<リポータープロジェクト>
https://twitter.com/scketto1

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