『第57回ミス日本コンテスト2025』は、全ての審査を終了し、厳正なる記名投票によって、ミス日本グランプリとミス日本各賞を選出した。
【受賞者】
左より
長尾巴菜子(準ミス日本)
佐塚こころ(ミス日本みどりの大使)
石川満里奈(ミス日本グランプリ/ミス日本ミス着物)
高坂実優(ミス日本「水の天使」)
高橋彩乃(ミス日本「海の日」)
リポート2本目では、各賞の受賞者を紹介する。
【佐塚こころ・ミス日本みどりの大使】
※年齢は2025年1月27日現在
19歳/長野県出身/国際基督教大学教養学部1年
インスタグラム:https://www.instagram.com/ccr_satsuka/
独学で8つの資格を持ち、現在手話の勉強をしている彼女は、今年日本で開催されるデフリンピックへのボランティア参加を志す。
プレゼンターは、公益社団法人国土緑化推進機構沖修司副理事長が務めた。
ミス日本みどりの天使:未来に繋がる豊かな緑を守り育ててきた取り組みや生活に根ざした日本の木の文化を尊び、緑と木への親しみを広める役割を担う。現場目線を大切に、つなぎやヘルメットを着用し、地方創生や観光活性とされる林業や木を用いた取り組みのPR活動などに取り組む。
ミス日本みどりの大使2024安藤きらりから襷が渡った。
スピーチでは、学び実践することがミス日本に求められていると主張し、自身の手話に対する考えを広めた。
ACTRESSPRESSでは、受賞直後のお気持ちを伺った。

Q:おめでとうございます!今のお気持ちをお聞かせ下さい。
–
この日、少し緑がかったドレスを着用していた彼女は、まさにみどりの大使にふさわしい上品なオーラを放っていた。
Q:アナウンサーという将来の夢を参加当初から明確にしていましたが、このミス日本大会を通して、具体的になった目標などはありますか?
–
Q:約5ヶ月間、ミス日本ファイナリストの活動で一番思い出に残っていることを教えてください。
–
お花が好きだと話す彼女は、みどりの大使として、皇室行事の全国植樹祭へも参加する。
Q:ミス日本みどりの大使として活動する2025年の意気込みを教えてください。
–
デフリンピックやみどりの大使として活躍する2025年に期待が集まる。

【高坂実優・ミス日本「水の天使」】
21歳/大阪府/早稲田大学創造理工学部3年
インスタグラム:https://www.instagram.com/miyu_takasaka/
大学でエンジン研究やエネルギー技術開発に没頭する彼女。機械工学を通して、地球温暖化の解決に貢献し、世界中の人々に安心を届けたいと誓う。
ミス日本「水の天使」:自然の恵みにもたらされる水循環と豊かで清廉な水を守る人々の心と技に触れ、社会に参加する人々の水への意識を高めることを目的とする。水の広報官として、国土交通省・厚生労働省など水関連業界での活動が予定される。
ミス日本「水の天使」2024安井南から襷が渡った。
日頃から、乗る人の安全を思いながらエンジンの設計図を描いているという彼女は、将来人々の安全に寄り添えるエンジンのような存在になりたいと話す。
【高橋彩乃・ミス日本「海の日」】
21歳/千葉県出身/中央大学理工学部3年
インスタグラム:https://www.instagram.com/a.takahashi_missnippon/
持続可能な水質改善に貢献するため、大学では微生物学を専攻している。理系研究業界の女性割合が少ないことから、女性の社会進出についても関心を持つ。
ミス日本「海の日」:島国日本になくてはならない海の恵みに感謝し海洋業界への理解と関心を高める役割を担う。国土交通省や海上保安庁など海洋関連業界の広報役として活動を行う。
ミス日本「海の日」2024有馬佳奈から襷が渡った。
近年生成AIの発達により、思考力に課題を抱いている彼女は、強い意志をもつ女性になりたいと語る。
【長尾巴菜子・準ミス日本】
20歳/大阪府出身/東海大学児童教育学部2年
インスタグラム:https://www.instagram.com/_hanako.nagao/
パリオペラ座バレエ学校への留学経験がある彼女は、大学でバトントワリング部に所属。子供たちに一歩踏み出す勇気を与える教育者を目指し、児童教育学を学ぶ。
受賞者たちには、その場でティアラの贈呈が行われた。
準ミス日本:規範となる心身の美を備えていることを讃えて表彰。審査の結果により、準ミス日本を選出しない年もある。
準ミス日本2024石原彩華から襷が渡った。
昨年部活動で、怪我を乗り越えた経験から、人に寄り添う力を改めて実感した彼女は、辞退しようか迷った本大会の関係者に感謝の言葉を綴った。
受賞者は1年間、ミス日本として各々が社会貢献活動に取り組む。
リポート1本目:グランプリ石川満里奈特集
リポート3本目:ファイナリスト12名のドレス、スポーツウェアご紹介
「ミス日本」公式ホームページ: https://www.missnippon.jp/
【感想】

私が初めて『ミス日本コンテスト』に取材に行かせて頂いたのは、昨年の夏でした。当初ミスコンテストは外見のみが重視される印象を持っていましたが、皆さんの言葉には、強い意志や社会に対する考えが明確で、既にとても美しい日本人女性だと感銘を受けた事を覚えています。取材をする度に、持っている意志の根本は変わらないけれど、ファイナリストの活動を通して得た自信や知識の影響で、さらに力強い言葉になっている事を感じておりました。様々な事を吸収しても、変わらない意志を持っている姿もとても素敵だなと尊敬している点です。私が同年代のファイナリストの方の努力する姿勢や活躍する姿を見て、勇気を貰っていたように、ファイナリストの方々は、既に人々に希望や笑顔を与える存在ですが、これからも皆様の夢に向かっていく活動を応援したいです。最後に、皆さんから学ぶ精神であったり、自身のインタビュー力であったり、約半年間ミス日本コンテスト2025を近くで応援できたこと、大変嬉しく思います。ファイナリストの皆様、ミス日本コンテスト関係者の皆様、ありがとうございました。(鈴木結捺)
–
リポーター鈴木結捺が担当した『ミス日本コンテスト』記事
◆『スポGOMI』に挑戦
佐塚さんチームで出場。
https://actresspress.com/missnippon20250111/

◎ACTRESS PRESS編集部
◆文:鈴木結捺(早稲田大学)
◆取材:天野萌美(早稲田大学)、笹ケ瀬麻結(大妻女子大学)
◆撮影:仲西一成(Scketto)
◆リポーター記事:https://actresspress.com/category/report/
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。