【ミス日本コンテスト】ドレス・スポーツウェア・着物審査でのミス日本ファイナリスト13名の魅力紹介<写真58枚>【Reporter:酒井里愛、村上佳蓮】
『第58回ミス日本コンテスト2026』が1月26日、京王プラザホテルにて開催され、ファイナルでは、着物審査・ドレス審査・スポーツウェア審査の順に最後の自己表現の機会が設けられた。審査基準に掲げられる「外見の美」「内面の美」「行動の美」をポージングやウォーキング、そして自己PRや質疑応答など様々な角度から引き出すようであった。
【ファイナリスト13名】

1:鈴木日苗(21歳・神奈川県出身・立教大学3年・170cm)
2:寺地真杏奈(26歳・愛知県出身・チェコ国立マサリク大学医学部24年卒・168cm)
3:辻本祐佳(19歳・京都府出身・同志社大学1年・165cm)
4:正木由優(20歳・東京都出身・早稲田大学2年・164cm)
5:志村美帆(19歳・東京都出身・慶應義塾大学1年・162cm)
6:石澤春菜(21歳・東京都出身・国際基督教大学4年・161cm)
7:岡田帆夏(19歳・兵庫県出身・国際基督教大学2年・153cm)
8:野口絵子(21歳・東京都出身・慶應義塾大学3年・158cm)
9:平嶋萌宇(22歳・福岡県出身・筑波技術大学4年・161cm)
10:石原菜月(21歳・東京都出身・玉川大学3年・162cm)
11:網倉瑞姫(20歳・埼玉県出身・早稲田大学2年・164cm)
12:山邊美穂(21歳・大阪府出身・関西外国語大学1年・167cm)
13:永田愛実(20歳・長崎県出身・日本大学2年・171cm)
リポート3本目は、ファイナリスト13名の、ドレス、スポーツウェア、着物審査のステージをご紹介。
・リポート1本目は、グランプリ野口絵子特集:https://actresspress.com/missnippon20260126/
・リポート2本目は、受賞者4名のご紹介:https://actresspress.com/missnippon20260126-2/
【ドレス審査】
1:鈴木日苗
サテン生地のドレスで登場した鈴木さん。
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深みのある赤紫色が落ち着いた印象に魅せてくれる。Iラインのワンピース型でスタイルの良さが際立っていた。
2:寺地真杏奈
サーモンピンクのドレスで登場した寺地さん。
胸元にゴールドの装飾があり、ベースの色を際立たせてくれた。
3:辻本祐佳
爽やかなエメラルドグリーンのドレスで登場した辻本さん。
後ろを向いた際は、まるで自身の未来を連想するような羽ばたくポーズをしていた。
4:正木由優
サーモンピンクに金色の煌びやかなデザインが印象的なドレスを着た正木さん。
センターでは彼女の人生に欠かせない音楽をポーズで表現していた。耳には、ドレスの色と合わせたイヤリングが揺れていて統一感のあるコーデだ。
5:志村美帆
柔らかな薄紫のドレスで登場した志村さん。
V字のフリルが首元を華やかにしていた。裾を持ちながら回転するポーズは、ドレスをより立体的に魅せてくれた。
6:石澤春菜
大人っぽい真っ赤なドレスとで登場した石澤さん。
耳元には煌びやかなシルバーのイヤリングが光った。上半身を大きく反り、自身の相棒と表現した新体操のしなやかなポーズを披露した。
7:岡田帆夏
頭上で大きく手を広げ、19歳とは思えない堂々とした歩きを魅せた岡田さん。
歩く度に、光沢感のあるピンク色の生地が光る。丸みのあるふんわりとしたシルエットが印象的だった。
8:野口絵子
ベースの水色に光沢感のある金色の模様がアクセントとなるドレスで登場した野口さん。
歩くたびに光るドレスとしなかやに腕を広げながら歩く姿は女性らしく美しかった。後ろに向いた際に行った、両手を後ろに広げた羽ばたきのポーズは、まるで彼女の将来を連想する様だった。
9:平嶋萌宇
上半身の白と下半身のピンクを組み合わせたドレスで登場した平嶋さん。
センターでは、彼女を示す手話で観客に「ありがとう」と伝えた。
10:石原菜月
左右の観客に目線を配りながら、にこやかに登場した石原さん。
全身に白く光るパールが歩く度に光り輝いていて美しかった。
11:網倉瑞姫
真っ赤な着物とは対照的な、青のドレスで登場した網倉さん。
サテン生地がで光沢感のある煌びやかなドレスだ。センターではにこやかな笑顔を魅せ、20歳とは思えない落ち着いた表情を魅せた。
12:山邊美穂
マーメイドスカートのドレスで登場した山邊さん。
透け感のあるレースのトップスと合わせていて、大人っぽい印象だ。全身白で透明感が際立っていた。
13:永田愛実
サテン生地の水色のドレスで登場した永田さん。
バブスリーブのふんわりとした袖で女性らしい印象だ。
【スポーツウェア審査】
ミス日本ファイナリストが語る「美」「誇り」「覚悟」―最終審査では、ファイナリストたちがスポーツウェア姿で登場し、ウォーキング審査を実施。その後行われたのが、審査員による質疑応答。 「外見の美」だけでなく、「内面・行動の美」を重視するミス日本らしい、深い問いが与えられた。
本審査では2名の審査員から、それぞれ異なるテーマの質問が投げかけられ、13名のファイナリストが自身の経験や想いを言葉と表現で伝えた。
「人生で初めて“誇り”や“責任感”を意識した瞬間はいつですか」 (質問者:1986年度ミス日本グランプリ 中村麻美氏)人生のターニングポイントとなった出来事を、具体的なエピソードとともに語る質問に1番〜7番のファイナリストが答えた。
1:鈴木日苗
19歳で単身カナダへ1年間の交換留学。
心理学を追い求め、言葉も文化も違う環境に飛び込み、自身に対する挑戦が、社会を変えたいという覚悟につながった。
2:寺地真杏奈
医学部3年生の夏、両親から贈られた初めての聴診器。
厳しい試験を乗り越えた先で、医師という目標が明確になり、患者様の人生と向き合い、命を助ける覚悟が芽生えた瞬間だった。
3:辻本祐佳
小学3年生で経験したいじめ。
母の言葉をきっかけに自分と相手の両方と向き合い、関係を修復した経験が、誇りと責任感の原点になった。
ポジティブな思考、多様な立場に寄り添えることが自身の強みだという。
4:正木由優
高校2年生で初めて一人でバレエの舞台に立った経験。
舞台に立つ誇りと同時に、多くの人の支えの上に成り立っている責任を実感。将来目指すアナウンサーという職業にも通じる覚悟だと語った。
5:志村美帆
小学4年生の時、バイオリン演奏でお客様の笑顔を間近で見た瞬間。
「演奏する責任」と「笑顔を届けられる誇り」を同時に感じた。
祖母と育んだ音楽を通して、これからも皆様に笑顔を届けたいと答えた。
6:石澤春菜
10年間続けた新体操を辞めるか迷った中学から高校への進学期。
結果が出ない苦しさの中で両親や友人と話し合い、覚悟を持って続ける決断をした。
この経験が、将来国際機関で働くという目標へとつながっているという。
7:岡田帆夏
社会活動家・アーティスト長坂真護さんの作品に出会ったことが転機。
先進国の豊かさの裏側にある社会構造の不条理を知り、「自分の力で社会を変える」意識が芽生えた。
ライフセーバーとして活動する岡田さん。自分の魅力を生かし社会に貢献できる存在を目指すと答えた。
「2026年のミス日本を象徴する“美の構図”を表現し、その理由を述べてください」 (質問者:世界で活躍するダンスアーティストで演出家のTAKAHIRO氏)。8番〜13番のファイナリストに勉強会を通して見出した“その先にある美”を、ポーズで表現し言葉で説明する課題が与えられた。
8:野口絵子
「苗を植える」動作で、日本人の精神性と未来への継承を表現。
森と共に生き、伐っては植えるという循環を大切にしてきた日本人の在り方が、現代社会で失われつつあるのではないかという問題意識を語った。歴史を学び、受け継ぎ、次の世代へ“新しい森”を育てていく——そんな願いが込められたポーズだった。
9:平嶋萌宇
手話で「大丈夫」を表現。
ろう者として生まれ、手話を通して「目と目を合わせるコミュニケーション」の大切さを学んできた。三つの美に加え、「コミュニケーションの美」を手話を通して発信し続け、ろう者・難聴者の子どもたちとその家族が、自分らしく幸せに生きられる日本の社会を作ると力強く宣言した。
10:石原菜月
円を描くようなターンで表現したのは、「内面・外見・行動の循環」。完璧主義を手放し、努力する姿そのものが美しいという学びが印象に残ったという。言葉が通じなくても、一生懸命頑張っている姿は人の心を動かし、それが美しいものである——ゴールがない3つの美を回転させ、自分のものにしていきたいと語った。
11:網倉瑞姫
中学時代に踊った「5人で踊るカノン」の最後の振り付けを再現。隣の人と手を合わせる動きに、「周りの人を大切にする」という思いを込めた。大会を通して、仲間、友人、家族の支えの大きさを実感し、これまで支えてくれた方々へ恩返しをしたいという強い感謝の気持ちを語った。
12:山邊美穂
山邊さんが見出したのは、「完璧ではない美しさ」。
幼少期は自分の意見を言えず、周囲に合わせてしまう子どもだったというが、勉強会を通して“自分の意見を持つこと”の価値に気づいた。将来は教育者として、子どもたちの声に出来ない思いに寄り添い、学びだけでなく生き方も伝えられる存在になることを目標にしている。
13:永田愛実
永田さんが選んだのは「思いをつないでいく」ポーズ。勉強会を通して自身の内面と深く向き合う中で、故郷・長崎で学んできた戦争と平和の記憶を重ね合わせたという。平和は特別な誰かが守るものではなく、一人ひとりの意識の積み重ねによって成り立つもの。先祖を辿れば、誰もが戦争を経験した人とつながっている——その事実を「自分事として想像し、語り継ぐ」ことの大切さを込めた。
【着物審査】
最初の審査として行われたのが、着物審査。
会場の空気が一気に引き締まる中、ファイナリストたちは色とりどりの振袖姿でステージに登場した。
大会の幕開けを飾る審査にふさわしく、振袖に身を包んだ姿からは、日本女性としての品格や所作、そしてこの舞台に立つ覚悟が強く感じられた。一歩一歩の歩みに込められた緊張感と、背筋を伸ばして前を見据える表情が、観客の視線を惹きつける。
ファイナリスト一人ひとりが自己PRを実施。
それぞれが抱く将来の目標や、これまでの経験、社会に向けた思いを自分の言葉で語り、振袖という伝統的な装いの中に、現代を生きる女性としての個性と内面の強さを映し出した。
日本文化の象徴である着物と、未来を見据える若い世代の声が重なり合う——
ミス日本という大会の本質を改めて感じさせる、特別な時間となった。
【INFO】
リポート1本目:グランプリ野口絵子特集:https://actresspress.com/missnippon20260126/
リポート2本目:受賞者4名のご紹介:https://actresspress.com/missnippon20260126-2/
公式サイト:https://www.missnippon.jp/
【感想】
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特に印象的であったのは、衣装がスポンサー様提供である点です。私自身、これまで出場してきたコンテストでは、ドレスなど必要なものを自前で用意し、金銭的な負担に苦労した経験があるため、経済状況によって印象に差が生まれないこの仕組みは、公平性の観点からも非常に意義深いものだと感じました。ステージ全体の華やかさからも、ミス日本という大会が持つ格式と歴史を、改めて実感いたしました。
ウォーキング、スピーチ、質疑応答のすべてにおいて、ファイナリストそれぞれの背景や個性が丁寧に生かされており、大会本番に至るまでの勉強会や準備の充実、そしてそれを糧としてきた彼女たちのたくましさが、強く伝わり、真摯な姿勢に深い感銘を受けました。大会である以上、受賞者に注目が集まる傾向がありますが、この舞台に立った全員が、胸を張って誇るべき存在であると感じております。コンテストには相性もあり、望んだ結果にならないこともあります。私自身も、審査に疑問を感じたり、悔しい思いをした経験がありますが、その感情こそが次の挑戦への原動力となり、結果として新たなご縁や機会につながってきました。
ミス日本へ挑戦したことは、必ず次のステップへとつながっていくものと信じております。ファイナリストの皆さまの今後のご活躍と、それぞれが描く未来に、心からの期待とエールを送りたいと思います。(村上佳蓮)
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◎ACTRESS PRESS編集部
◆文:酒井里愛(早稲田大学)、村上佳蓮(慶應義塾大学)
◆撮影:仲西一成(Scketto)
◆リポーター記事:https://actresspress.com/category/report/