6月22日、「ミスユニバーシティ2025」のお披露目会が行われ、全国の大学生・専門学校・大学院生を対象としたこの大会には、各都道府県から選ばれた代表が集結しました。
リポート2本目は、ファイナリスト30名の中から、5名の方にインタビュー取材を行いました!

左から、木下叶梨(鳥取代表・甲南大学)、能浦奈々(大阪代表・大阪大学大学院)、鈴木結捺(埼玉代表・早稲田大学)、柚木麻央(東京代表・学習院女子大学)、菅原萌絵(長野代表・学習院女子大学)

リポーターは、西小路心結(早稲田大学)、福西美緒(慶應義塾大学)、伊藤梨菜(慶應義塾大学)の3名が担当しました。
ファイナリストに選ばれた皆さんに、普段の学生生活やコンテストにかける想いなど、同じ学生目線でお話をたくさんお聞きしてきました!それぞれが語る夢や挑戦、そしてこのコンテストにかける想いを、たっぷりとご紹介します。
【埼玉県代表:鈴木結捺】

鈴木結捺(早稲田大学)・19歳・165cm
趣味・特技:野球、チアダンス、一人旅行
X:https://x.com/_yunasuzuki_
Instagram: https://www.instagram.com/_yunasuzuki_
1人目は、西小路心結が担当。アクトレスプレス編集部でも学生リポーターを務める鈴木結捺にインタビューしました。

Q)ミスユニバーシティのお披露目を終えて、今のお気持ちをお聞かせください。
A) 昨日はビューティーキャンプに参加できず、今日からファイナリストの皆さんと合流しました。朝8時頃から講義に参加し、緊張していたのですが、温かく迎え入れてくださり交流できたおかげで、緊張をほぐすことができました。同時に、いよいよこれから始まるんだという雰囲気も味わえて、やる気が一層高まっています。
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Q)ビューティーキャンプではどのようなことをするのですか。
A)午前中から講義が4つほどありました。メイクやスピーチに関するお話を聞いたほか、女性の社会貢献について企業の方からお話をいただく機会もありました。
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Q)このようなコンテストに挑戦することは初めてかと思いますが、挑戦しようと思ったきっかけは何ですか。
A)昨年度、学生リポーターの活動する中で、様々なミスコンを見させていただく機会がありました。その中で、出場されている方々が自分の言葉で目標や夢を力強く語っている姿に大きな感銘を受けました。当時の私は人前で堂々と夢を語れるようなタイプではなく、自分に自信もありませんでしたが、そのような方たちの影響を受けて、「今度は自分がそのような影響を与えられるような存在に変わりたい」と思い、このコンテストに挑戦する決意をしました。
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Q)ファイナリストに選ばれた現時点で、成長できていると感じる点と、ファイナルに向けてより成長したいと思っている点を教えてください。
A)埼玉大会の際にもビューティーキャンプがあり、埼玉のファイナリストの皆さんと一緒に、大会に向けてレッスンを頑張ってきました。その中で、様々な講師の方たちにお世話になり、マインドの保ち方や、SNSを通じて自分の行動を発信する方法について学びました。そうした部分は、継続して日本大会に向けて頑張っていきたいです。一方で、技術面においては、私にとってはミスコンに参加することが初めての挑戦ということもあるので、ウォーキング等の技術を高めるとともに、体型や外見面でもより一層自分を磨いていきたいと思います。
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Q)みんなで準備してきた時間を通して、そこでしか得られない成長もあったと感じますか。
A)埼玉大会の時は、練習がない日でもファイナリストのみんなで集まり、スペースを借りてほぼ毎日顔を合わせていました。それだけ一つの大会に向かって、みんな努力していたんだと思います。その中で味わえた、努力をして得られる嬉しさや達成感を、日本大会でも味わえるように頑張りたいと思っています。
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Q)埼玉代表としてファイナルに出場されるにあたって、どのような点をアピールして頑張っていきたいですか?意気込みをお願いします。
A)学生リポーターとしての経験や、今回のミスコンへの挑戦を通して、自分の「伝える力」の最大限に挑戦しているつもりで臨んでいます。言葉遣いなどの日々気をつけていることを活かしながら、自分の気持ちを誰かに伝えることに関しては、誰にも負けたくないという思いがあります。所作やウォーキングなど、見た目や立ち振る舞いから現れるものもありますが、自分の強みは「言葉で伝えること」だと思っています。だからこそ、スピーチには特に力を入れ、しっかり時間をかけて練習を重ね、本番に臨みたいです。
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ここからは、ミスユニバーシティからは少し異なる話題についても聞いていく。

Q)将来の夢や目標はありますか。
A)将来の夢はアナウンサーになることです!
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Q)アナウンサーになりたいという夢を持つようになった背景には、影響を受けた憧れの人はいますか。
A)2020年度のミスユニバーシティで準グランプリに輝いた、ABCテレビの大仁田美咲アナウンサーに憧れています。彼女が大学時代にミスユニバーシティで活躍していた姿を映像などで見て、それが大きなモチベーションになり、私も頑張っていました。
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Q)学生リポーターの活動など、ミスコン以外の活動も含めて、今後力を入れていきたいことはありますか。
A)最近は学生リポーターの活動に加えて、ラジオやYoutubeなど、さまざまなお仕事に挑戦できる機会が増えてきました。アナウンサーという将来の目標に向けて自分のスキルを磨くためのお仕事だけでなく、ミスコンの活動や資格取得の勉強など、いろいろなことを両立させたいと思います。そして、ミスコンを経たのちの最終目標である、“オピニオン女性リーダー“ になれるよう、自信を持って影響を与えられる人になりたいです。
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【感想】
今回、直接インタビューをさせていただくのは初めての経験でしたが、その場にいる自分だからこそ引き出せる結捺さんの魅力を伝えたいと思い、質問を丁寧に考えて臨みました。結捺さんは高校時代の先輩でもあるため、必要以上に緊張することなく、自然な雰囲気の中でお話を伺うことができました。取材中も終始笑顔で丁寧に答えてくださり、その芯のある言葉の一つ一つから、これまで積み重ねてこられた努力や強い思いが伝わってきて、非常に心を打たれました。特に「自分の“伝える力”の最大限に挑戦しているつもりで臨んでいる」という言葉がとても印象に残っています。私自身も、今後“伝える立場”として活動していく中で、この姿勢を大切にしていきたいと強く感じました。今回のインタビューを通して、外見の美しさだけでなく、人としての魅力や姿勢の美しさを改めて感じることができ、非常に貴重な経験となりました。(西小路心結)
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【東京都代表:柚木麻央】

柚木麻央(学習院女子大学)・19歳・162cm
趣味・特技 ミュージカル鑑賞 表現すること
Instagram:https://www.instagram.com/yuzuki_mao/
2人目は、伊藤梨菜が担当。東京都代表の柚木麻央にインタビューしました。

Q)大学ではどのようなサークル・部活に所属されていますか。
A)3つの団体に入っております。1つ目が学内のジャズダンスサークル、2つ目が早稲田大学とのインカレのミュージカルサークルに入って居ります。高校の時にミュージカル部に所属していて、そこで部長を務めていたので是非その経験を活かしたいなと思いまして大学の方でもサークルとして続けております。そして、3つ目はサークル部活のカテゴリーではなく学生団体に所属しておりまして、企業の方々と一緒に商品を開発したりですとか、コスメなど女性の美と健康に対して理解を深めていこうというような学生団体に所属しております。
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Q)ご自身の魅力や個性が表れるご趣味があれば、ぜひお聞かせください。
A)表現することがすごく好きで、ちょっと抽象的にはなってしまうんですけれども、自己表現というものを全般的にするのがすごく好きだなと思っております。例えば、それこそミュージカルというのも自己表現ですし、中学生の時から英語のスピーチコンテストに出場しておりまして、そこで自身の過去の経験を言語は違えど伝え、何かを表現するということに重きを置いていたので、自分のことについてスピーチをしたり、自分を表現するためにミュージカルをやったり、ダンスを踊ったりというのが、自分の中では、趣味というか、得意なものとして考えていることではあるかなと思います。
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Q)今後の目標や将来描いているビジョンについてお聞かせください。
A)2つあるんですけれども、まずは客室乗務員になりたいという夢が、幼い頃からありまして、自分の好きな英語を活かしたいっていうのもありますし、ホスピタリティーというものをすごく大切にしているので、やっぱりそういうところを日本国内の方のみならず、海外の方にも日本人のホスピタリティーはどんなものかが客室乗務員という仕事を通して伝わればいいなと思っております。2つ目は、国際交流員という市の職員を目指しております。高校生の時に自身が住んでいる松戸市でアメリカのカリフォルニア州にあるサンタクラリタ市との姉妹年交流大使をしておりまして、そのときについていただいた方が国際交流員をしておりまして、「子どもたちが一歩海外に踏み出してみるっていうのを手助けできる。間近で、子供たちの成長を見れる。」という現場に自分が携われるっていうのがすごく素晴らしいなと思っていまして、それで国際交流員を目指したいと考えております。
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【感想】
柚木さんはとても多方面にご活躍されていて、自分の軸をしっかり持った方だなという印象を受けました。三つもの団体に所属して活動に取り組みながら、それぞれに明確な目的や思いを持っておられるのが伝わり、自分の「大事にしたいこと」や「好きなこと」に真摯に向き合っている姿勢が素敵だなと思いました。特に印象的だったのは、表現に対する考え方です。ダンスやスピーチ、ミュージカルなど、様々な形での表現を通して「自分らしさを伝えたい」という想いがこめられており、確固たるポリシーを感じました。将来のビジョンについても、具体的な経験が土台にあって説得力がありました。言葉や行動で人とつながることの大切さを理解し、夢に向かって努力してづけている柚木さんがこれからどんな風に可能性を広げていくのか、とても楽しみです!(伊藤梨菜)
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【長野県代表:菅原萌】

菅原萌(学習院女子大学)・20歳・157cm
趣味・特技 人と話すこと、アナウンススクールに行くこと・水泳
Instagram: https://www.instagram.com/moe_sugawara_
3人目は福西美緒が担当。同じアナウンサースクールに通う友人の菅原萌にインタビューしました。

Q)大学ではどのようなサークル・部活に所属されていますか。
A)ダイビングサークルに所属しています。2歳の頃から、オリンピック選手を目指して水泳を習っていました!
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Q)このコンテストに出場したきっかけを教えてください。
A)今自分にできることは何かを考えた時に、ベストオブミスのテーマが”今私にできること”だったこともあり、何か新しい何かに挑戦したい気持ちが生まれたからです。
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Q)将来の夢や目標はありますか。
A)アナウンサーになることです。世界中の方に自分の思いを伝えられる発信力を持った人になりたいです。今回、ミスユニバーシティのファイナリストに選ばれたからこそ、その期待に応えられるように頑張っていきたいです!
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【感想】
今回インタビューさせていただいた菅原さんは、アナウンススクールで出会った友人です。そんな身近な存在である彼女が、ミスユニバーシティという大きな舞台で堂々と活躍する姿を見て、大きな刺激を受けました。そして同時に、私自身ももっと挑戦を重ね、成長していきたいという思いが強まりました。これから日本大会が控えているかと思いますが、菅原さんの魅力を存分に発揮して、最後まで頑張っていただきたいです!(福西美緒)
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【鳥取県代表:木下叶梨】

木下叶梨(甲南大学)・19歳・158㎝
趣味・特技 韓国語を話すこと、韓国ドラマを字幕なしで見ること
instagram:https://www.instagram.com/kanari_0121/
4人目は、伊藤梨菜が担当。鳥取県代表:木下叶梨にインタビューしました。

Q)大学ではどのようなサークル・部活に所属されておりますか。
A)大学1回生からゴルフ部に所属しています。
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Q)今後の目標や将来描いているビジョンについてお聞かせください。
A)私の将来の夢はキャビンアテンダントさんになることなんですが、私が思うキャビアテンダントは外見はもちろんのこと、お客さんへのおもてなしだったりとか対応のしなやかさであったりとか内面から出る美がすごく素敵だなと思っております。
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Q)このコンテストに出場したきっかけをお教えください。
A)外見ももちろんなんですけれども、内面から出る美への追求、自分の可能性を試したいと思ったからです。また、自己分析をしてもっと魅力的な女性になりたいと思って参加させていただいております。
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【感想】
木下さんのお話を聞いて、見た目だけでなく「内面の美しさ」に強くこだわっている姿勢がとても印象的でした。また、韓国語を字幕なしのドラマ鑑賞を通して学ぶほど熱心に学習して努力を重ねているところからも、向上心を感じました。キャビンアテンダントという夢に対しても、ただ憧れるだけでなくしっかりとその本質を理解しようとしている真剣さが伝わってきました。常に挑戦と努力を続けている木下さんの姿勢は、多くの人に勇気を与えるものだと思います。これからのご活躍がとても楽しみです!(伊藤梨菜)
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【大阪府代表・能浦奈々】

能浦奈々(大阪大学大学院)・23歳・162cm
趣味・特技 世界中のアニメ、小説、映画の鑑賞
Instagram:https://www.instagram.com/nana_no.25
5人目は、福西美緒が担当。同じ大阪府出身の大阪府代表・能浦奈々にインタビューしました。

Q)ミスユニバーシティのお披露目を終えて、今のお気持ちをお聞かせください。
A)各都道府県の代表が集まっているということで、すごく迫力や緊張感があり、県大会とはまた違った緊張感や非日常感が味わえました!
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Q)このコンテストに出場したきっかけを教えてください。
A)大学生活も最後となり、失敗を恐れずに一歩新しい何かに挑戦したいと思ったからです。
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Q)大学院では主にどんな研究をされていますか。
A)大阪大学の研究室に独自のレーザー増幅器があり、それに関する研究を行なっています。すごく大きなレーザー装置のごく一部にでも関われていることに、嬉しく感じています。
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Q)将来の夢や目標はありますか。
A)産業系のコンサルタントになりたいです。卒業研究でメーカーの方々と共同研究をする中で、「製造ラインがいかにうまく回るか」がものづくりの要だと強く感じました。こうした現場に対して、デジタル化を進めるなど、より良くしていけるようなコンサルタントを目指しています。
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【感想】
私の出身地でもある大阪府代表・能浦さんにインタビューさせていただきました。普段は大学院で研究に取り組まれており、自分の興味を追求される姿にとても感銘を受けました。初めてお会いしましたが、穏やかで優しい方で、関西弁でお話しできたこともあり、どこか懐かしい気持ちになりました。今後のご活躍も楽しみにしています!(福西美緒)
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【MC:早川千鶴】

早川千鶴(早稲田大学)・20歳・埼玉県出身
昨年度・埼玉代表
趣味・特技:ゲーム、カフェ巡り、書道
X: https://x.com/chiduru_ruru
Instagram: https://www.instagram.com/chiduru_gram
昨年度のミスユニバーシティで埼玉代表として日本代表に出場し、今回お披露目会のMCを努めた早川千鶴にもインタビューを行いました。アクトレスプレス編集部でも学生リポーターも行い、自身の経験を踏まえながら、今大会への想いや参加者へのメッセージについても語って頂きました。

Q)昨年、早川さんはミスユニバーシティに埼玉代表として出場されていたと思いますが、今年はMCとしてこのお披露目会に参加されて、どのようなお気持ちでしたか。
A)まずは、このミスユニバーシティの舞台に再び呼んでいただけたことがとても嬉しかったです。2025年度の新しい代表の皆さんを見て、「懐かしいな」と当時を思い出す場面もありましたし、皆さんの輝きに圧倒されるような気持ちにもなりました。
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Q)MCを終えての感想があれば教えていただきたいです。
A)昨年出場していた身として、今年の皆さんに「頑張ってほしい」という応援の気持ちを込めてMCを務めました。ミスユニバーシティが終わったあとも、出場者の皆さんにはこれからの活動も含めて、ずっと頑張ってほしいなと思っています。
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Q)今年度の出場者に向けて、メッセージをお願いします。
A)レッスンも多くて大変だと思いますし、十数センチのヒールを履くなど、普段の生活ではなかなかしない経験もあると思います。本当に大変な日々だと思いますが、どうか挫けずに頑張ってください。そして、確かにライバルではあるけれど、同時に同じ目標に向かう仲間でもあると思うので、バチバチに競い合うというよりは、支え合いながら、みんなで最高のステージを作っていってほしいです。
ミスユニバーシティ日本大会9月16日に向けて、ビューティーキャンプに取り組んでいきます。
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◎ACTRESS PRESS編集部
◆取材・文:西小路心結(早稲田大学)、伊藤梨菜(慶應義塾大学)、福西美緒(慶應義塾大学)
◆撮影:仲西一成(Scketto)
◆リポーター記事:https://actresspress.com/category/report/
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