榮倉奈々、セイコー ルキアの新アンバサダーに就任 積み重ねた経験が映し出す“しなやかな自信”

榮倉奈々、セイコー ルキア

女優の榮倉奈々(えいくら なな)さんが、女性向け腕時計ブランド「セイコー ルキア」の新アンバサダーに就任しました。榮倉さんが出演する新CM「Take it slow. 大切におもう時間のために。」は、2026年9月1日(火)から公開されます。

榮倉奈々、セイコー ルキア

新CMでは、大切な人を待ちながら静かな時間を過ごす榮倉さんの姿を通じて、人生において本当に大切なものや、これまで積み重ねてきた選択を優しく見つめ直すような世界観が描かれています。

女優として数々の作品に出演する一方、ファッションブランド「newnow(ニューナウ)」のCEOも務めるなど、活動の幅を広げてきた榮倉さん。経験を重ねながらも自然体であり続けるその姿が、31年目という新たな節目を迎えたセイコー ルキアのブランドメッセージと重なります。

セイコー ルキアの新アンバサダーに榮倉奈々

セイコーウオッチ株式会社は、「セイコー ルキア」の新アンバサダーとして榮倉奈々さんを起用しました。

セイコー ルキアは、1995年に誕生して以来、自分らしく前向きに生きる女性に寄り添ってきたブランドです。榮倉さんは今回の就任について、以前からルキアに対して「インディペンデントな女性像を掲げたブランド」という印象を持っていたと明かしています。

ブランドが31年目をスタートする節目でアンバサダーを務めることについても、榮倉さんは喜びを表現。長い歴史を持ちながら、新しい一歩を踏み出すルキアとともに、自身も初心を思い出しながら物事に取り組んでいきたいと語っています。

榮倉さんは、NHK連続テレビ小説「瞳」のヒロインをはじめ、映画「図書館戦争」シリーズ、ドラマ「Nのために」「東京タラレバ娘」「テセウスの船」「オールドルーキー」など、数多くの作品に出演してきました。
2010年には、映画「余命1ヶ月の花嫁」で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。2023年秋には、自身がCEOを務めるファッションブランド「newnow」を立ち上げるなど、女優という枠にとどまらない新たなキャリアも築いています。

仕事や家族、自分自身と向き合う時間を大切にしながら、しなやかに歩みを重ねてきた榮倉さん。その生き方そのものが、今回のセイコー ルキアの新たなブランドステートメントを体現しているようです。

大切な人を待つ、穏やかであたたかな時間

新CM「Take it slow. 大切におもう時間のために。」の舞台は、やわらかな光が差し込むミニシアターです。

榮倉奈々、セイコー ルキア

榮倉さんは、思い出の映画のリバイバル上映チケットと、とっておきのブーケを手に、大切な人が訪れるのを静かに待っています。その手元で上品な存在感を放つのが、新作のセイコー ルキアです。

ピアノの穏やかな音色が響く中、時間はゆっくりと流れていきます。スクリーンに映し出されるのは、何かを急いで成し遂げようとする姿ではありません。誰かを思いながら待つことや、目の前にある幸せを静かに受け止めることの価値が、榮倉さんの表情と佇まいを通じて丁寧に表現されています。

CMでは、「これさえあればというものが、いくつかあればいいと思えた」というナレーションに続き、「私の幸せには、私以外の幸せも大切だから」というメッセージが語られます。

榮倉奈々、セイコー ルキア

自分だけの満足を追い求めるのではなく、大切な人の幸せも含めて、自分の人生を考えていく。榮倉さんのあたたかなまなざしが、その価値観に静かな説得力を与えています。

CMの最後には、「Take it slow. 大切におもう時間のために。」というコピーとともに、新モデルが登場。ゆっくりと時間をかけながら、大切なものを大切にしていこうという、ルキアからのメッセージが届けられます。

榮倉奈々、セイコー ルキア

繊細な表現で撮影現場を魅了

撮影では、榮倉さんの女優としての高い表現力とプロフェッショナルな姿勢が、スタッフを魅了したといいます。

大切な人を待つときの期待感、穏やかな幸福感、誰かを思う優しさなど、言葉では説明しにくい感情を、表情や視線、手元の動きといった細やかな演技で表現。ポージングのわずかな違いにも丁寧に向き合い、求められる世界観を的確に作り上げていきました。

その姿に、撮影現場から思わず「さすが」と感嘆の声が上がる場面もあったそうです。
CM撮影中は、榮倉さんが作品の人物像を想像しやすいよう、現場にゆったりとした音楽が流されていました。榮倉さん自身も、「大切におもう時間のために。」というキャッチコピーが心に響いたと話し、撮影を通して心地よい時間を過ごせたと振り返っています。

CM本編だけでなく、繊細にポージングを調整する姿や、美しい佇まいで現場を引き込んでいく様子を収めたメイキングムービーも公開されます。

家族との時間も、一人で過ごす時間も大切に

インタビューでは、榮倉さんが自然体で過ごせる日常の瞬間について語っています。

榮倉さんにとって、家族と過ごす時間はもちろん大切なものです。しかし、ひと口に家族といっても、親、子ども、夫、それぞれとの関係によって過ごす時間の意味は異なります。

その一方で、一人でぼんやりと過ごす時間や、仕事に夢中になる時間も、自分を形づくるうえでは欠かせないものだといいます。
日常には、家庭での自分、仕事に向き合う自分、誰かと過ごす自分、一人で過ごす自分など、さまざまな側面があります。その一つだけが本当の自分なのではなく、すべての時間が積み重なり、現在の自分をつくっているというのが、榮倉さんの考えです。

だからこそ、特定の時間だけを特別なものとして扱うのではなく、「そのすべてを大切にしていい」と榮倉さんは語ります。

限られた時間の中で、仕事や家庭、自分自身のための時間をどのように選び、どう向き合っていくのか。新CMで描かれる世界観は、さまざまな役割を担いながら生きる現代の女性にとって、共感できるものになりそうです。

身近な人への「ありがとう」を忘れない

人や社会と関わる際に大切にしていることを尋ねられた榮倉さんは、家族への感謝について言及しています。

最も長い時間を一緒に過ごす身近な存在だからこそ、感謝を伝えることを忘れてしまう場合があります。そこで榮倉さんは、日々の「おはよう」から始まり、折に触れて「ありがとう」と伝えるよう意識しているそうです。

ごく短い言葉であっても、相手を大切に思う気持ちを、言葉としてきちんと届けることには大きな意味があります。

新CMが掲げる「大切におもう時間」とは、特別な記念日や華やかな出来事だけを指すものではないのでしょう。日常の何気ないあいさつや、感謝を口にする瞬間の中にも、大切な時間は存在しています。

榮倉さんの言葉からは、幸福とは遠くにある大きな目標だけではなく、普段の生活の中で丁寧に育てていくものだという価値観が伝わってきます。

コンポストから芽生えた“小さな実り”

今回のセイコー ルキアのコレクションテーマは、「Fruition(実り)」です。インタビューでも、最近感じた小さな“実り”について質問が寄せられました。

榮倉さんは現在、生ごみを土に還して堆肥にするコンポストを生活に取り入れているといいます。

完成した堆肥を庭の花壇に戻し、約1か月が経過した頃、そこからトマトと思われる苗が生えてきたそうです。最近植えた記憶がないことから、コンポストに入れた生ごみの中に残っていた種から芽生えた可能性があると考えているそうで、これから大切に育てていきたいと話しています。

生活の中で出たものを捨てるのではなく、土へ戻し、そこから新しい命が芽生える。榮倉さんが明かしたこのエピソードは、今回の「実り」というテーマを象徴するような出来事です。

CMを彩る花々も、「花を棄てずに未来に繋げる」を理念に掲げるクリエイティブスタジオ「edenworks」の篠崎恵美さんが手掛けています。新モデルのデザインモチーフとなったヒペリカムの実を中心に、作品の世界観に合ったブーケが制作されました。

暮らしの中にあるものを大切にし、次の時間へつないでいくという考え方は、榮倉さんの日常とCMの演出の双方に共通しています。

洋服を選ぶときは「10年後も着られるか」を考える

榮倉さんは、愛着を持って物を長く大切にすることについても、自身の考えを語っています。

物を選ぶ際には、デザインや流行だけを見るのではなく、そこに込められた人の思いや、作られるまでに費やされた時間も大切にしているそうです。特にアップサイクルのように、手間をかけて新しい価値を生み出したものには、その手間自体に大きな価値があると感じています。

自身で洋服を購入するときも、「これを10年くらい着られるだろうか」と考えながら選ぶタイプだといいます。

節目のタイミングや自分へのご褒美として何かを購入するときには、10年後の自分を想像し、そのときも一緒にいられるものかどうかを考える。榮倉さんにとって買い物とは、その瞬間の欲求を満たすだけではなく、未来の自分へつながる選択でもあるようです。

長く使い続けることのできる腕時計は、まさに時間とともに愛着が深まっていくアイテムです。榮倉さんの価値観と、人生のさまざまな時間に寄り添うルキアの存在は、自然に重なり合っています。

新作はヒペリカムの実をモチーフにした2つのデザイン

「セイコー ルキア」LUKIA Growの2026年秋冬コレクションでは、秋が深まる頃にやわらかな丸みを帯びて色づく「ヒペリカムの実」がデザインモチーフに採用されました。

ヒペリカムには、「きらめき」「幸福」「穏やか」といった花言葉があります。色とりどりの実をつけ、花束にさりげない彩りと奥行きを加える植物としても知られています。

新作として登場するのは、優美な曲線を描くトノー型と、凛とした佇まいが印象的な角型の腕時計です。強く主張しすぎるのではなく、ヒペリカムの実のように、身に着ける人の魅力を静かに引き立てるデザインを目指しています。

榮倉さんは、トノー型モデルについて、華奢でエレガントなブレスレットと、丸みのある特徴的なフェイスのバランスを高く評価。服装や着用場面を選びにくく、幅広いスタイルに合わせやすいと感じたそうです。

もう一方の角型モデルにはハンサムな印象を持ちながらも、ブレスレットの滑らかさやケースを横から見たときの丸みに、女性らしさや上品さを感じたと語っています。

2026年秋冬コレクションの新作は、10月9日(金)から発売されます。レギュラーモデルは全5種類で、希望小売価格は6万3,800円から10万3,400円です。

積み重ねた経験が、次の一歩を踏み出す自信になる

今回のCMで印象的なのは、時間を単に効率よく使うべきものとして描いていないことです。

忙しい日々の中では、少しでも早く結果を出すことや、無駄なく行動することが求められがちです。しかし、本当に大切なものは、急ぐだけでは手に入らない場合があります。

誰かとの関係を育てること、自分らしい生き方を見つけること、愛着のあるものを長く使い続けること。いずれも、時間をかけて少しずつ積み重ねるからこそ生まれる価値です。

「Take it slow. 大切におもう時間のために。」というメッセージには、肩の力を抜き、自分にとって本当に大切なものを見つめながら歩いてほしいという思いが込められています。

女優としてキャリアを重ね、家族との時間を大切にしながら、経営者としても新しい挑戦を続ける榮倉さん。その姿は、積み重ねた経験をしなやかな自信へと変え、自分らしく次の一歩を踏み出す女性像を表しています。

榮倉さんは、ルキアの31年目という新しいスタートに合わせ、自身も1年目の頃を思い出し、初々しい気持ちで取り組んでいきたいと意気込みを語りました。

過去の経験を大切にしながら、いつでも新しい気持ちで未来へ進んでいく。榮倉奈々さんとセイコー ルキアの新たな物語は、日常にある何気ない時間の豊かさを、あらためて気づかせてくれそうです。

◎文:ACTRESS PRESS編集部

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