乃木坂46・4期生が登場! “4番目の光”として輝き続ける彼女たちから、目が離せない! <@JAM EXPO 2020-2021』初日リポート②>【Reporter:梅田陽菜】

乃木坂46・4期生@JAM EXPO 2020-2021』

2021年8月27日~29日の3日間、横浜アリーナで行われた『@JAM EXPO 2020-2021』。
乃木坂46・4期生は初日27日に登場。最新シングル「君に叱られた」でセンターを務める賀喜遥香さんを含む16名で、熱いパフォーマンスを披露しました。

乃木坂46・4期生@JAM EXPO 2020-2021』

《モニターに映し出される乃木坂46・4期生。もうすぐ登場です…!》

JAM EXPO 2020-2021』

《乃木坂46・4期生は、新4期生加入前に11人で『@JAM EXPO 2019』にも出演。》

暗くなった会場で最初に流れ始めたのは、お馴染みのOverture。この日はOvertureに合わせて、メンバー1人1人の顔と名前がモニターに映し出される演出がされていました。登場への期待と緊張の高まりに合わせて力強く振られるペンライトで埋め尽くされた会場は、まるで“乃木坂46の単独ライブ会場”のよう。また、ペンライトが特定の色に偏らず、様々な光を放っていた様子からは、4期生1人1人が愛されている証を感じ取ることができました。

乃木坂46・4期生@JAM EXPO 2020-2021』

《ガールズルールのセンターは賀喜遥香さんでした。》

乃木坂46・4期生@JAM EXPO 2020-2021』

ちなみに、この日の衣装は「MUSIC STATION SUPER LIVE 2018」(2018年12月21日)のときと同じもの。ダンスをより魅力的に見せるために、スカートが軽く、しかし大きく広がるように工夫されています。白石麻衣さんや西野七瀬さんなど、数多くの卒業メンバーが着ていたこの衣装を、今度は4期生が着こなしていました。その姿を見ていると、乃木坂46の「過去」の輝きが「今」の輝きにも生き続けている気がして、胸が熱くなりました。

乃木坂46・4期生@JAM EXPO 2020-2021』

《安心してコールできる日が、早く訪れますように!》

乃木坂46・4期生@JAM EXPO 2020-2021』
乃木坂46・4期生@JAM EXPO 2020-2021』

《曲最後の決めポーズ。夏を彩るキラキラな笑顔が素敵です!》

Overtureが終わるとすぐに聞こえてきたのは、ライブで必ず盛り上がる定番曲「ガールズルール」。イントロに合わせて「乃木坂46、4期生です!よろしくお願いします!」というメンバーの明るい声が響き渡ります。夏になったら必ずと言っていいほど聞きたくなるこの曲で、ファンの心を一気に鷲掴みにしました。

乃木坂46・4期生@JAM EXPO 2020-2021』

2曲目は、賀喜遥香さんがセンターの「I see…」。期生曲にも関わらず、YouTubeのミュージックビデオの再生回数は2000万回を超えるほど、高い人気を誇る楽曲です。キラキラした笑顔と耳に残る曲調は、会場にいるすべての人を虜にしてしまうほど、魅力的だったのではないでしょうか。

3曲目は遠藤さくらさんセンターの「キスの手裏剣」。4期生にピッタリな、可愛さ全開の曲です。「シュッシュッシュシュシュシュシュ~!」と歌いながら手裏剣を投げる仕草をするメンバーたち。あなたのところに飛んできた手裏剣は、誰のものでしたか…?

乃木坂46・4期生@JAM EXPO 2020-2021』

《右から2番目が、「猫舌カモミールティー」センターの田村真佑さん。可愛らしい声の持ち主で、愛称は“まゆたん“です。》

4曲目は田村真佑さんセンターの「猫舌カモミールティー」。この楽曲はミュージックビデオが作成されていないため、ライブで見ることができると、思わずその振りや表情を目に焼き付けたくなってしまいます。4期生の中で最年長の田村真佑さんならではのクールで大人っぽい表情が、ちょっぴり切ない曲の雰囲気にマッチしていました。

掛橋沙耶香 乃木坂46・4期生@JAM EXPO 2020-2021』

《こちらは掛橋沙耶香さん。最新シングルで初めて選抜入りを果たした彼女の弾ける笑顔に癒されます。》

5曲目は、掛橋沙耶香さんがセンターを務める「図書室の君へ」。水色の照明を浴びたメンバーが爽やかに歌い上げました。この曲の特徴は何と言っても「曲中に台詞があること」ですが、この日も透明感のある声でピュアな恋心を表現していました。特に、冒頭の「君を好きになって、初めて分かった…」から始まる台詞は、誰もがキュンキュンしてしまいますよね。

乃木坂46・4期生@JAM EXPO 2020-2021』

《プチMCコーナーでは、アリーナ観客に向けて、挨拶を行いました。》

その後、プチMCのコーナーへ。「乃木坂46・4期生です!」と揃って挨拶をし、メンバーが「ここからもっともっと盛り上げていきますので、皆さんも最後まで一緒に盛り上がっていきましょう!」と呼びかけると、ファンの皆さんはペンライトや拍手でその想いに一生懸命応えていました。声に出して直接伝えられなくても、気持ちは通じ合っている。そんな、乃木坂46とファンの皆さんとの関係性はとても温かくて素敵なものだと、改めて気づかされました。

乃木坂46・4期生@JAM EXPO 2020-2021』

《儚い表情、全てを包み込んでくれるような笑顔、守りたくなるような泣き顔…。様々な表情を見せる遠藤さくらさんは、次世代エースとも呼ばれています。》

乃木坂46・4期生@JAM EXPO 2020-2021』

《乃木坂46で最年少の筒井あやめさんは現在17歳。しかし大人っぽい雰囲気を持っており、そのギャップが多くのファンを虜にしています。》

乃木坂46・4期生@JAM EXPO 2020-2021』
乃木坂46・4期生@JAM EXPO 2020-2021』

そして、「4期生にとってとても大切な曲です。精一杯披露します。」という遠藤さくらさんの挨拶を経て始まったのが「4番目の光」。4期生の原点とも言えるこの曲を改めて聞いて感じたのは、彼女たちならではの初々しさと安定感のある余裕。その矛盾しているようにも思われる魅力が共存している姿に、思わず見とれてしまいました。

乃木坂46・4期生@JAM EXPO 2020-2021』

《「Out of the blue」センターの早川聖来さん。大阪府出身の彼女は、太陽のような笑顔を見せてくれました。》

乃木坂46・4期生@JAM EXPO 2020-2021』
乃木坂46・4期生@JAM EXPO 2020-2021』

最後に披露されたのは、早川聖来さんセンターの「Out of the blue」。〈#ねこぱんちダンス〉がTikTokで話題になり、幅広い支持を集めたアイドルソングです。ただ、この曲の見どころはそれだけではありません。例えば、新4期生1人1人を受け入れ、優しく包み込んでいるような最後の場面では、16人の温かく、仲の良い雰囲気を垣間見ることができます。

乃木坂46・4期生@JAM EXPO 2020-2021』

《新4期生は、それぞれのグループの真ん中に。各グループで個性が表れていて、見ているだけで楽しい気持ちになります。》

矢久保美緒、松尾美佑、清宮レイ

左から、矢久保美緒、松尾美佑、清宮レイ

筒井あやめ、黒見明香、金川紗耶

左から、筒井あやめ、黒見明香、金川紗耶

賀喜遥香、早川聖来、田村真佑、林瑠奈

左から時計回りに、賀喜遥香、早川聖来、田村真佑、林瑠奈

遠藤さくら、佐藤璃果、柴田柚菜

左から、遠藤さくら、佐藤璃果、柴田柚菜

掛橋沙耶香、弓木奈於、北川悠里

左から、掛橋沙耶香、弓木奈於、北川悠里

そして全ての曲が終わると、会場からは盛大な拍手が。1列に並んで「ありがとうございました!」と深い礼をした後、会場の隅々に手を振りながら、最後まで笑顔を絶やすことがなかった彼女たちの姿は、乃木坂46の“明るい未来”を想起させました。

乃木坂46・4期生@JAM EXPO 2020-2021』

《4期生16名と過ごした時間は、最高の夏の思い出になったのではないでしょうか。》

2020年2月に加入した新4期生にとっては初の参加となった『@JAM EXPO』。顔を見合わせ微笑む場面やスポットライトが当たっていなくても歌を口ずさむ場面が目立つなど、仲の良さを存分に発揮し、16人の絆で大成功を収めました。新メンバーの募集によって近々後輩ができる4期生ですが、気づけば彼女たち自身が“遠くから憧れ”られる、”清楚で凛々しい先輩の姿”になっていることだと思います。そんな彼女たちの失われることのない輝きに、今後も目が離せません。

【セットリスト】
M1. ガールズルール
M2. I see…
M3. キスの手裏剣
M4. 猫舌カモミールティー
M5. 図書室の君へ
M6. 4番目の光
M7. Out of the blue

【感想】

私にとっては初めての『@JAM EXPO』。行く前は、どんなイベントか想像もつきませんでした。しかし、実際に行ってみると、好きなアイドルの応援はもちろん、今まで知らなかったアイドルとの出会いや、自分だけのタイムテーブルを作る楽しさがあることに気づきました。
そんな中拝見させていただいた、乃木坂46・4期生のライブ。セットリストのほとんどを4期生曲が占める、というライブにはそれまで行ったことがなかったのですが、メンバー1人1人に目を向けたフォーメーションであったり、可愛らしくフレッシュな雰囲気はどの曲にも共通していたりなど、4期生曲には4期生だからこそ出せる色があったことに、気づくことができました。乃木坂46の変わっていく部分も変わらない部分も両方愛せる自信を、改めて手に入れることができました。
いつまでも眩しいほどの輝きを放ち続ける彼女たち。常に温かく見守り続けるファンの方々。こんなにも素晴らしいグループに出会えた、その幸せを噛みしめながら、ファンとしてこれからも応援し続けていきたいと思いました。


梅田陽菜(慶応義塾大学)REPORTER ACTRESS PRESS編集部

◎ACTRESS PRESS編集部
・取材・文:梅田陽菜(慶応義塾大学)
<Sckettoリポータープロジェクト>
テレビ局、マスコミに就職を目指す女子大生が記者・リポーターで参加。
https://twitter.com/scketto1

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