乃木坂46が7月30日にリリースする39thシングル『Same numbers(セイム ナンバーズ)』のMV(MUSIC VIDEO)が公開となった。
「Same numbers」とは”ゾロ目”であり、これは単なる偶然ではなく、”神様や運命からのサイン”として捉えられており、存在の意味や導きを示唆する深い象徴的要素だ。「数字が揃う=願いが叶う」瞬間に繋がるというメッセージが読み取れ、そのためには、地道な挑戦と継続する努力が大切だと表現されている。本作で伝えたいテーマは「偶然ではなく、努力と必然によって希望を現実に揃えていく」というメッセージなのである。
本作のMVで印象的なのは、数字の「8」である。要所要所に登場する。

そして、センターを務める賀喜遥香(かき はるか)が、曲の中盤で数字の「8」を回転させて「♾️(無限大」マークを表す場面がある。努力の先にある無限大の可能性を表しているとも捉えられる。
賀喜遥香の誕生日は、8月8日。数字の「8」がゾロ目になる日でもあり、この楽曲、このMVは、賀喜遥香がセンターでこそ成り立つものであることも実感させられる。
賀喜遥香が手で数字の「8」を表すシーンも印象的だ。
赤と青の衣装が融合し、乃木坂46のカラーである紫色に変化
さらに、本作の後半で印象的なのは、乃木坂46メンバーの衣装の色である。当初、賀喜飲みが白い衣装を着ており、それ以外のメンバーは赤と青に分かれているが、進むにつれて融合し、乃木坂46のカラーである”紫色”へと変化する。

【青衣装のメンバー】
・川﨑桜
・梅澤美波
・遠藤さくら
・弓木奈於
・菅原咲月
・冨里奈央
・五百城茉央
・中西アルノ
【赤衣装のメンバー】
・一ノ瀬美空
・久保史緒里
・筒井あやめ
・井上和
・小川彩
・池田瑛紗
・岡本姫奈
かつてのアルバムそれぞれの椅子 – 乃木坂46での衣装も思い起こされる。当時のメンバーは卒業後しているが、着実に受け継がれていることも感じられる。
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MV撮影ロケ地は千葉県銚子市の屏風ヶ浦
乃木坂46『Same numbers』MUSIC VIDEOの撮影ロケ地は、千葉県銚子市にある屏風ヶ浦(びょうぶがうら)。特に冒頭のシーンは、海外のような絵になる印象だが、ここは、屏風ヶ浦のHILLTOP(ヒルトップ)。崖の頂上、海風を感じながら歌うシーンが多く撮影されたエリアである。展望デッキに近い開放的な崖上で、グループ全体のダイナミックなカットに使われている。

さらに「VALLEY(バレー)」でも撮影されている。崖と崖の間の谷底に位置する小さな凹地。切り立つ崖に囲まれた中での独特の雰囲気が魅力で、メンバーのソロカットなどにも使用されている。
それから、「COWHOUSE(カウハウス)」。崖下や中腹、かつて小屋や牛小屋があったとされるエリア。今は使われていない建物が背景に登場し、ノスタルジックな印象が演出されている。
「Same numbers」MVを手かげた監督は、伊藤衆人。「おひとり様天国」、「チートデイ」などを手がけた監督で、ジャケット写真のイメージと異なり、
エモーショナルな映像が印象的だ。
なお、MVロケ地の屏風ヶ浦の崖下は、6年前にBiSHが『Distance』のMV撮影をした場所でもあり、ファンの方は見覚えがある方もいるだろう。
▼乃木坂46「Same numbers」MVはこちら
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◎ACTRESS PRES編集部
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