世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2026(TIF2026)」。
アクトレスプレスがお届けする現地取材リポート第6弾は、HOT STAGEの最後を飾り、圧巻のパフォーマンスで会場を熱狂させた乃木坂46のステージをお届けします!
今回のTIF2026ステージには、42ndシングル「是非に及ばず」の選抜メンバー18名(一ノ瀬美空、賀喜遥香、瀬戸口心月、五百城茉央、川﨑桜、井上和、池田瑛紗、遠藤さくら、矢田萌華、森平麗心、筒井あやめ、田村真佑、林瑠奈、菅原咲月、中西アルノ、岩本蓮加、弓木奈於、大越ひなの)が登場しました。
普段から乃木坂46のライブにも参戦しているリポーター2名が、熱気あふれる全10曲のステージを徹底リポートします!
【Overture 〜 サプライズの「人魚衣装」で幕開け】
乃木坂46のライブでお馴染みの「Overture」が響き渡ると、これから始まる胸の高まりが会場の大歓声へと変わる。メンバーが登場する前からファンたちの熱いコールが巻き起こり、熱気はすでに最高潮へ。 42ndシングル「是非に及ばず」の選抜メンバーで臨んだ今回のTIF。シックな黒衣装での登場も予想されたが、ステージに現れたメンバーは33rdシングル「おひとりさま天国」のキラキラとした水色の衣装を纏っていた。パーティ感のある夏曲に合わせて「人魚」をモチーフにデザインされたこの衣装は、夏空の下で一層のきらめきを放つ。サプライズとなった華やかな登場に、TIFの大トリにふさわしい最高のマスタートが切られた。
【M01:おひとりさま天国】
地鳴りのような「Overture」が響き渡る中、ステージに現れたメンバーは33rdシングル「おひとりさま天国」の衣装を纏っていた。パーティ感のある夏曲に合わせて「人魚」をモチーフにデザインされたこの衣装は、夏空の下で一層きらめきを放つ。42ndシングル「是非に及ばず」の黒を基調とした衣装での登場を予想していたファンも多かっただけに、このおひとりさま天国衣装での登場はサプライズとなり、TIFの大トリにふさわしい、華やかで夏らしい幕開けとなった。(坂爪)

「おひとりさま天国」の「おひとりさまポーズ」を披露する井上和さん。
【M02:ビリヤニ】
2曲目に披露されたのは、40枚目シングル「ビリヤニ」。6期生が初めて表題曲に参加した楽曲で、センターを務めるのは6期生の瀬戸口心月と矢田萌華。新たな世代が加わった今の乃木坂46を象徴する一曲だ。
イントロが流れると、会場からは一気に大きな歓声が上がる。そして瀬戸口が「みんなでせーの!」と呼びかけると、ファンが「ビリヤニ!」と一斉に応える。さらにコールやクラップも重なり、会場のボルテージは急上昇。ステージ上のメンバーだけでなく、ファンも一緒になって声と手拍子で盛り上げることで、会場全体がひとつになっていく。乃木坂メンバーとファン、まさに具材と米が一緒に炊き上がることで完成するビリヤニのようだった。6期生のフレッシュさと、先輩メンバーの安定感が合わさったパフォーマンスに、これからの乃木坂46への期待を感じさせられるステージとなった。(鹿島)
【M03:おいでシャンプー】
池田瑛紗がセンターを務めた「おいでシャンプー」では、会場中にお馴染みの「ナカダカナシカ!」コールが響き渡り、一気にボルテージが上昇。乃木坂46のライブでは欠かせないこの伝統的なコールに、長年のファンはもちろん、TIFに集まったアイドルファンも自然と熱気に包まれていった。
さらに、このパフォーマンス中に雨が降り始めるという劇的な展開が訪れた。人魚をモチーフにしたキラキラとした衣装を纏い、降りしきる雨の中で笑顔を絶やさず踊る池田とメンバーたちの姿は、夏の不安定な空模様すらも計算された演出の一部であるかのように感じさせた。池田がセンターとして放つ存在感と、予期せぬ雨が織りなす光景は、まさに「乃木坂46の夏」を象徴する一幕となった。(坂爪)
【MC①】
ライブ中、雨が降り始めると、菅原咲月が観客を気遣い、「みんな大丈夫ー??」と呼びかける場面も。突然の雨にも負けず、会場からは大きな声が返ってきた。続いて、菅原から遠藤さくらへ話が振られると、遠藤は「前回は4期生でお邪魔させていただのですが、今回は先輩と後輩とみんなで一緒にここに来ることができて、乃木坂の夏を皆さんにお届けできたらなと思います!よろしくお願いします!」と笑顔で意気込みを語った。
そして最後に菅原が「私たち気合い十分なので、みんなぜひこの熱量を分かち合いましょう!1日よろしくお願いしますー!」と呼びかけ、会場の熱気をさらに高めた。雨が降り出す中でも、メンバーと観客が一体となり、夏のTIFを盛り上げていく空気が感じられるMCとなった。
【M04:裸足でSummer】
続いて披露されたのは、乃木坂46を代表する夏曲「裸足でSummer」。イントロが流れた瞬間、会場からは大きな歓声が上がり、TIFの夏らしい熱気が一気に高まった。
センターの川﨑桜が「みなさーん!この曲では皆さんが持っているタオル、良かったら上に掲げてください!」と呼びかけると、客席には次々とタオルが掲げられていく。さらに「みんなの気持ち、もっともっと聞かせてー!行けるかー!」と会場を煽り、ファンも大きな声で応える。川崎のあまあまボイスでの煽りがなんとも可愛らしく、その声に思わず笑顔になってしまう。それでいて、会場の盛り上がりをしっかり引き出していくところも印象的だった。
曲が始まると、客席では掲げられたタオルが一斉に揺れ始める。メンバーのパフォーマンスに合わせてファンも体を動かし、ステージと客席が同じリズムで盛り上がっていく。「裸足でSummer」は、乃木坂46の夏を代表する楽曲だからこそ、野外フェスで聴くと特別感が増す。会場いっぱいにタオルが広がる光景は圧巻で、ファンもただステージを見るのではなく、タオルを掲げ、声を届けながら一緒にライブを作っていた。メンバーの爽やかなパフォーマンスと、ファンの熱い声援。そこに川崎のあまあまな煽りも加わり、TIFならではの開放感と一体感を存分に感じられる「裸足でSummer」となった。(鹿島)
【M05:ごめんねFingers crossed】
遠藤さくらがセンターに立つ「ごめんねFingers crossed」が始まると、それまで降り続いていた雨がまるでタイミングを合わせたかのように止んだ。センターに立つだけで空気を変え、景色までも変えてしまう遠藤の存在感はまさに圧巻。凛とした表情で魅せるパフォーマンスは楽曲の世界観をより一層引き立て、雨上がりの澄んだ空気と相まって、幻想的なステージを作り上げていた。天候すら味方につけたかのような、遠藤さくらという存在を改めて感じさせる一曲となった。(坂爪)
【M06:Same numbers】
続いて披露されたのは、39枚目シングル「Same numbers」。センターを務めるのは賀喜遥香、通称「かっきー」だ。
直前の「ごめんねFingers crossed」では、メンバー全員がクールな表情で楽曲の世界観を表現していたが、「Same numbers」では一転、どこか儚げな表情へ。曲が変わると同時に表情や雰囲気もガラッと変わり、メンバー一人ひとりの表現力が感じられた。そして、賀喜といえば「8」。8月8日生まれ、オーディションのエントリー番号も8番で、本人も「8に愛された女」と認めているほど。
そんな賀喜が曲中に見せたのが8を横に倒した、∞を表す「無限ポーズ」。メンバーがポーズを決めると、ファンもすぐに真似をして、客席にも無限ポーズが広がっていく。ステージ上のメンバーとファンが同じポーズをする光景に、会場の一体感もさらに高まった。メンバー全員の儚げな表情に引き込まれながらも、最後にはファンと一緒に楽しめる無限ポーズ。楽曲の世界観とライブならではの一体感をどちらも感じられる「Same numbers」となった。(鹿島)
【MC②】
曲間には、センターの一ノ瀬美空さんから新曲を楽しむためのレクチャーが行われました。「せーの!の合図でタオルやサイリウム、拳を高く上げて!」という呼びかけに、ファンは一糸乱れぬ動きで応え、メンバーからも「優秀!さすがです!」と絶賛の声が上がった。
【M07:是非に及ばず】
レクチャーを終えて披露された42枚目シングル「是非に及ばず」。サビではメンバーが左右の客席へ視線を送りながらパフォーマンスを繰り広げ、そのたびに客席からは大きな歓声が上がる。夏といえばを思わせる一ノ瀬美空、賀喜遥香、瀬戸口心月の3人。その爽やかなイメージとは対照的なロックテイストの「是非に及ばず」を堂々と表現する姿は、新たな乃木坂46の可能性を感じさせた。最新曲でありながらファンとの一体感も抜群で、夏フェスならではの開放感と熱気に包まれたステージとなった。(坂爪)
【M08:バンドエイド剥がすような別れ方】
続いて披露されたのは、5期生楽曲「バンドエイドを剥がすような別れ方」。センターを務めるのは、新キャプテンに就任した菅原咲月。5期生の楽曲を、今回は3期生から6期生までのメンバーで披露。今の乃木坂46を担うメンバーたちの勢いと熱さが詰まっていた。
そして、この曲で会場の盛り上がりはさらに加速する。菅原が「HOT STAGE、まだまだ行けるよねーー!」と呼びかけると、会場からは大きな声が返ってくる。さらに「全員騒げーー!」と煽ると、ファンも一気に声を上げ、会場はさらに盛り上がる。TIFならではの光景だったのが、楽曲に合わせてファンが一斉にジャンプする姿。ステージ上のメンバーだけでなく、客席まで大きく動き、会場全体が揺れているような感覚になる。
5期生の楽曲を3期生から6期生までで披露することで、これまでの乃木坂46から現在、そしてこれからへとつながっていくようにも感じられた。新キャプテンとしてグループを引っ張る菅原の力強い煽りと、メンバーの全力のパフォーマンス。それに全力で応えるファンの熱気。TIFだからこそ生まれる一体感と、今の乃木坂46の熱さを存分に感じられるステージとなった。(鹿島)

「バンドエイド剥がすような別れ方」を披露する井上和さん(左)と川﨑桜さん(右)。
【M09:I see…】
続いて披露されたのは、4期生楽曲「I see…」。イントロが流れた瞬間、会場からはひときわ大きな歓声が上がり、夏フェスらしい高揚感に包まれた。センター、賀喜遥香の太陽のような笑顔は、まさに夏そのもの。その笑顔に引き込まれるように会場中に笑顔の花が咲き誇り、ステージも客席も一体となって「I see…」の世界観を作り上げていたメンバーとファンが一体となってダンスやコールを楽しむ光景は、多幸感にあふれ、「I see…」ならではの明るく爽やかな魅力を存分に感じられるステージとなった。(坂爪)
【M10:チートデイ】
そして、最後の曲を飾ったのは、36枚目シングル「チートデイ」。
TIFチェアマンを務めた井上和がセンターを務める楽曲で、会場のボルテージはMAX。イントロが始まる前から期待に包まれる中、井上が「あなたにとって、これから先もアイドルがご褒美でありますように!」と呼びかけると、会場からは大きな歓声が上がった。さらに「みんなでいくよーー!せーーのっ!」と井上が煽ると、観客も一斉に声を上げ、会場全体が大きなコールに包まれる。メンバーのパフォーマンスに合わせてファンも全力で声を届け、最後の一曲とは思えないほどの盛り上がりを見せた。
途中、井上の「ごめんなさーーーい!」というおなじみの台詞では、それまで以上の大きな声が会場に響き渡る。まるでメンバーとファンがどちらが大きな声を出せるか競い合うかのような熱狂ぶりに、会場の一体感は最高潮に達した。最後まで途切れることのないコールと歓声。TIFチェアマンとしてもステージを盛り上げた井上和を中心に、メンバーとファンが一つになり、夏のTIFを締めくくるにふさわしい、熱く楽しい「チートデイ」となった。(鹿島)

「チートデイ」を披露する乃木坂46。メンバー全員がそろい、笑顔あふれるパフォーマンスで会場を盛り上げた。
【MC③】
全曲を披露し終えると、菅原咲月が「ありがとうございますー!」と笑顔で呼びかけ、「皆さん、乃木坂46のライブ楽しかったですかーー?」と問いかける。会場からは「いぇーーい!」と大きな歓声が上がり、最後まで熱気は冷めることがなかった。
その声を受け、菅原は「私たちもひと夏の忘れられない思い出をたくさん頂きました!」と感謝を伝え、「改めまして、本日は本当にありがとうございました」と深々と頭を下げた。
メンバー全員もそろって深くお辞儀。会場からは大きな拍手が送られ、ステージを後にするメンバーは最後までファンに手を振り続けた。夏の始まりを告げるような熱気に包まれた会場で、乃木坂46の「ひと夏の思い出」となるステージは幕を閉じた。
【感想】
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特に印象に残ったのは、対バン形式だからこそ生まれる新鮮さです。さまざまなアイドルが出演する中で、同じステージに立つことで、それぞれのグループの個性やパフォーマンスの違いを楽しむことができます。その中で乃木坂46が登場すると、会場の雰囲気が一気に変わり、改めて乃木坂46ならではの存在感を感じました。
そして、TIFならではの楽しみ方として、ファンも一緒になってステージを盛り上げられることも印象的でした。普段の乃木坂46のライブでは、会場のルールなどもあり、自由にジャンプしたり、メンバーの動きを真似したりすることはなかなかできません。しかしTIFでは、曲に合わせて会場全体でジャンプしたり、振りを真似したりする場面もあり、普段とは違った一体感が生まれていました。乃木坂46の見どころは、楽曲によって変わる表情やパフォーマンス、そして先輩から後輩までが一緒に作り上げるステージです。対バンという普段とは違う環境の中でも、乃木坂46らしい華やかさや爽やかさを感じることができました。
さまざまなアイドルが集まるTIFだからこそ、乃木坂46の魅力を改めて発見できる。そして、普段のライブとは違う自由な盛り上がり方ができる。今回の取材を通して、そんな「TIFだからこそ見ることができる乃木坂46」の姿を感じることができました。(鹿島由愛)
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◎ACTRESS PRESS編集部
・取材・文: 坂爪心奏(聖心女子大学)、鹿島由愛(法政大学)
・写真:公式写真提供
リポーター連載:https://actresspress.com/category/report/









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