女優・モデルの佐々木希(ささき のぞみ/38)が2026年10月3日、東京・代官山 蔦屋書店で、初のフォトエッセイ『Natural』(講談社)の発売記念会見に出席しました。芸能生活20周年という節目に、自身の歩みや家族との日々を飾らずにつづった一冊について、「インタビューでもNGなしでありのまま、今の思いをたっぷり語らせてもらった」と紹介。これまでの苦労や周囲への感謝、美容のために続けている習慣、これから挑戦したいことまで、自然体の言葉で語りました。

佐々木希/2026年10月3日、代官山 蔦屋書店でのフォトエッセイ『Natural』発売記念会見にて。撮影:ACTRESS PRESS編集部(Photographer: SHUN)
白地に花柄をあしらったロングワンピース姿で登場した佐々木。幼少期からのプライベート写真や撮りおろし写真を収め、仕事、結婚、出産、夫婦や家族のことまで踏み込んだ本作の自己採点を求められると、「絶対に100点です!」と即答しました。その言葉には、20年間の芸能活動だけでなく、生まれてから現在までの思いを込めた一冊への確かな手応えがにじんでいました。
芸能生活20周年に初フォトエッセイ「20年やってこられたのも奇跡」

佐々木希/2026年10月3日、代官山 蔦屋書店でのフォトエッセイ『Natural』発売記念会見にて。撮影:ACTRESS PRESS編集部(Photographer: SHUN)
会見では、当日の晴天にも喜びを見せた佐々木。発売を迎えた心境について、「本当に心から嬉しく思います。ここまで芸能生活20周年、20年やってこられたのも、本当に昔の私からすると奇跡だなと思いますし、こうして20周年の節目に、『Natural』というフォトエッセイを発売させていただくことになって、本当に嬉しいです」と笑顔で語りました。
2006年の芸能界デビューから、映画やドラマ、雑誌、広告など、さまざまな場で活動を重ねてきた佐々木。その20年については、「長くもあり短くもあり。一言では言い表せないというか」と、ひと言ではまとめきれない時間だったことを明かしました。
続けて、「本当に周りの方に支えていただいて、ここまで来られたんだなって改めて思いますし、自分ひとりじゃここまで来れなかったなと思いますし、皆さんにまた感謝する年にもなりました。本当にありがたいことですね」とコメント。周年を迎えた喜びとともに、活動を支えてきた人々への感謝を繰り返し伝えました。
『Natural』に込めた思い――「飾らない」「盛らない」ありのままの自分

佐々木希/2026年10月3日、代官山 蔦屋書店でのフォトエッセイ『Natural』発売記念会見にて。撮影:ACTRESS PRESS編集部(Photographer: SHUN)
タイトルの『Natural』には、現在の佐々木自身の心境が重ねられています。周囲から「自然体だね」と言われることがあるといい、「昔の自分じゃ考えられないんですけど、今はすごく楽しく生きさせてもらっていて。ありのまま今の思いをすべて語っているので、そういった意味でも『Natural』というタイトルにして」と説明しました。
本作は、華やかな仕事の姿に加え、その背景にある迷いや葛藤、日々の暮らしを写真と言葉で伝えるフォトエッセイです。中学生のときに経験した初めての挫折やつらい現実、上京後の孤独や第二次反抗期、芸能界を辞めようと考えた時期など、これまで十分に語られてこなかった半生にも光を当てています。
周囲からは「ここまで話しているんだ」と驚きの声が寄せられたそうで、佐々木は「インタビューでもNGなしでありのまま、今の思いをたっぷり語らせてもらったので、詰まっていると思います」とアピール。「ここまで率直に自分のことを話したのは初めて」と語るほど、自身の内面に向き合った一冊となりました。
秋田から東京へ――方言が抜けず苦労した日々も「今思うと楽しいエピソード」

佐々木希/2026年10月3日、代官山 蔦屋書店でのフォトエッセイ『Natural』発売記念会見にて。撮影:ACTRESS PRESS編集部(Photographer: SHUN)
20年間で苦労したことを尋ねられると、佐々木は「本当にたくさんのことがあって、一つに絞るのは難しい」としながら、芸能界に入った当時の経験を挙げました。
「秋田の大自然から、いきなり東京に。東京の生活に最初はなじめなくて…。お仕事させていただいても、秋田弁が抜けなくて、何度も注意されたことがありました」と振り返り、故郷とは異なる環境や、仕事で求められる言葉遣いに戸惑った日々を明かしました。
具体的なエピソードとして紹介したのが、秋田で使っていた「ゴミを投げる」という表現や、別れ際の「まずな~」というあいさつです。東京でも普段通りに口にしてしまい、相手が不思議そうな顔をすることがあったといい、「みんなの『?』の顔が焼き付いてます」と照れ笑いを浮かべました。
当時はつらかったという経験も、今では「楽しいエピソードだなと思います」と受け止めている佐々木。慣れない土地での戸惑いを、20年後には笑顔で語れる思い出へと変えてきた歩みが伝わる場面となりました。
父が「希」に込めた願い、結婚・出産を経て深まった家族への思い

佐々木希/2026年10月3日、代官山 蔦屋書店でのフォトエッセイ『Natural』発売記念会見にて。撮影:ACTRESS PRESS編集部(Photographer: SHUN)
本作では、佐々木の名前に込められた父親の願いにも触れています。「希望を持って生きてほしい」という思いから名づけられた「希」。その名前とともに歩んできた人生を、幼少期からの写真や率直な言葉を通してたどります。
芸能活動の中で「芸能界は向いていない」と感じ、辞めようと思っていた時期のことも収録。一方で、俳優という仕事に見いだしたやりがいや魅力についてもつづっており、迷いながらも活動を続けてきた理由に迫る内容となっています。
さらに、結婚や、本人が「人生でいちばん幸せ」と感じた出産、夫婦のこと、家族のことまで取り上げています。現在は2児の母でもある佐々木。仕事に向き合う姿と、家庭で過ごす時間の両方を通して、人生のさまざまな段階を経てきた今の思いを伝えています。
写真の準備では、実家の母親にも協力を依頼したそうです。「母親にたくさん写真を実家から送ってもらったり」と笑いながら明かし、家族が保管してきた写真も、本作を形づくる大切な要素になったことを紹介しました。
美容の習慣は「着替えるより先にパック」――家事や育児の時間も大切に
撮りおろし写真に向けた美容法について質問されると、佐々木は「着替えるより先にパックをすることですね」と回答しました。
その理由については、「パックは張りっぱなしで家事ができたり、子どものこともできる」と説明。家事や育児をしながら取り入れられる習慣として、日々の生活の中で実践していることを明かしました。
また、入浴についても「子どもとのコミュニケーションのためにもお風呂には必ず浸かります」とコメント。湯船につかる時間を、子どもと向き合うひとときとしても大切にしているようです。美容の話題からは、母としての暮らしに寄り添った習慣も垣間見えました。
全国75軒のレストラン・ワインショップも紹介、家族で通う店の条件とは?

佐々木希/2026年10月3日、代官山 蔦屋書店でのフォトエッセイ『Natural』発売記念会見にて。撮影:ACTRESS PRESS編集部(Photographer: SHUN)
『Natural』の魅力は、半生をつづったエッセイや写真だけにとどまりません。佐々木が愛する全国75軒のレストランやワインショップ、ナチュラルワインのワイナリーを紹介し、おうちごはんも掲載。食を楽しむ日々にも触れられる、グルメガイドとしての一面を備えています。
好きなお店の共通点を尋ねられると、「何度も行きたくなるようなお店は、すごく雰囲気が良くてアットホームなんですね」と語った佐々木。「雰囲気が明るくて、居心地がいいなぁって所は家族でリピートしていきます」と、家族で過ごす時間にふさわしい居心地の良さを大切にしていることを明かしました。
一方、豪華なお店については、「ゴージャスなお店はあんまり行くことはないんですけど、憧れはしますね」と率直にコメント。「何か理由をつけて自分へのご褒美ってことでちょっと行ってみたいかもっていうのは思っています」と話し、特別な食事への憧れも笑顔でのぞかせました。
普段は家族で繰り返し訪れたくなる場所を選び、ときには自分へのご褒美も楽しみたい。その言葉からは、食事のおいしさとともに、そこで過ごす時間や空間も大切にする佐々木の価値観が伝わってきます。
悩む人へ「失敗は成功のもと」「頑張っていれば絶対に誰かが見てくれている」

佐々木希/2026年10月3日、代官山 蔦屋書店でのフォトエッセイ『Natural』発売記念会見にて。撮影:ACTRESS PRESS編集部(Photographer: SHUN)
仕事や人生に思い悩んでいる人へのメッセージを求められると、佐々木は自身の経験を踏まえながら、前向きなエールを送りました。
「いろいろ悩んだり、もがいたりとか、いろんな経験をして、つらい、大変とかいうことは絶対に経験になると思うし、人生に深みが出る」と語り、苦労した時間にも意味があるという考えを示しました。そのうえで、「続けていれば良いことがあると思って続けてほしい」と呼びかけました。
さらに、「失敗は成功のもと! 失敗は絶対に経験になると思うし、失敗からまた学んでもらえたら。頑張っていれば絶対に誰かが見てくれていると思うので、それを信じて頑張ってもらえれば」とコメント。最後には「まぁ何とかなりますってことで!」と明るく言葉を添えました。
上京当時の戸惑いや、芸能活動を続けることへの迷いも語った会見だからこそ、経験を積み重ねることへの思いが伝わるメッセージとなりました。
自己採点は「絶対に100点!」未公開の写真と、これまで話してこなかった本音

佐々木希/2026年10月3日、代官山 蔦屋書店でのフォトエッセイ『Natural』発売記念会見にて。撮影:ACTRESS PRESS編集部(Photographer: SHUN)
完成したフォトエッセイの出来栄えについて、佐々木は「絶対に100点です!」と胸を張りました。
その理由を、「20年分。さらには生まれてきてから今までのことも全て、ありのまま今の思いを語っていますし」と説明。芸能生活の20年間だけに区切らず、人生全体を振り返っている点に、本作への思いの深さが表れていました。
「今まで話してこなかったことや、今まで表に出していなかった写真ばかりなので。そういった意味でも、本当に思いが詰まった1冊なので。100点ということで、お願いします!」と笑顔でアピールしました。
華やかな活動の裏側にあった苦労、家族との思い出、現在の暮らし、そして未来への希望。さまざまな要素を一冊に収めたことが、迷いのない「100点」という評価につながっているようです。
「今この年齢になったからこそできる役」に挑戦――これからも自分らしく前向きに
20周年を迎えた今後の目標について、佐々木は「これからも新しいことにいろいろ挑戦したい」と意欲を示しました。
特に俳優業については、「役というのは無限大にいろんな役があると思いますので。今この年齢になったからこそできる役とかも、いろいろできたらいいなと思います」とコメント。これまでの経験や現在の年齢を生かし、表現の幅を広げていきたいという思いを語りました。
「新しいこと、皆さんが喜んでいただけるようなことを日々探しながら、チャレンジしたいなと思います」とも話し、節目の先に続く活動への期待を膨らませました。
会見の最後には、報道陣に向けて「皆さん、日々忙しく生きている中で、私自身思うことは、ナチュラルに、自分らしく生きるのがすごくいいのではないかなと最近、改めて思っています」と語りかけました。
そして、「人生いろいろあると思いますけど、楽しいことも、大変なこともいろいろありますけれど、やっぱり自分らしくナチュラルに、楽しく生きていってほしい。私もこれから、自分らしく、前向きに生きていきたいです」と締めくくりました。
『佐々木希フォトエッセイ Natural』は、講談社より10月2日に発売。オールカラー160ページ、価格は2,200円(税込)。写真と言葉でたどる半生に加え、食や日々の暮らしを通して、今の佐々木希の素顔に触れられる一冊です。
◎取材・文:ACTRESS PRESS編集部
・撮影:SHUN









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