SILENT SIREN、主演映画『もしもあたしたちがサイサイじゃなかったら。』&ドキュメンタリー 初日舞台挨拶に登壇!

SILENT SIREN(サイレントサイレン)、/映画『もしもあたしたちがサイサイじゃなかったら。』およびドキュメンタリー『HERO DOCUMENTARY FILM』初日舞台挨拶にて(2020年9月25日、渋谷HUMAXシネマにて)

日本のガールズバンド”サイサイ”ことSILENT SIREN(サイレントサイレン)の主演映画『もしもあたしたちがサイサイじゃなかったら。』およびドキュメンタリー『HERO DOCUMENTARY FILM』が、9月25日(金)より渋谷HUMAXシネマ他にて全国順次公開がスタートした。新型コロナウィルスの感染拡大を受けて公開延期されていたが、遂に公開となった。2019年9月14日に「31時間てれび」企画内で放送された主演ドラマ「もしもあたしたちがサイサイじゃなかったら。」がオンエア終了後、斬新なストーリーと初々しい演技が大反響となり、この度映画化。“SILENT SIREN”が存在しない平行世界を描いたSF青春映画となっている。主演は、ドラマに続きバンド結成10周年を迎えた“SILENT SIREN”メンバー4名。監督は、桜田通主演映画『ラ』にて長編映画デビューを果たし、新宿武蔵野館レイトショー枠で歴代2位となる興行収入を記録した高橋朋広。本作にてオリジナル脚本も担当している。映画『もしもあたしたちがサイサイじゃなかったら。』とともに、映画『HERO DOCUMENTARY FILM』も同時上映されている。

公開初日を迎えた9月25日(金)22:00より、渋谷HUMAXシネマにて、主演のSILENT SIREN、そして高橋朋広監督が登壇する初日舞台挨拶が行われ、舞台挨拶内で、昨年末に開催された「SILENT SIREN 年末スペシャルライブ2019『HERO』@ 横浜文化体育館 2019.12.30」の模様を収録したBlu-ray & DVD が、12月23日(水)に発売されることが発表となった。映画公開中特別に、収録映像の中から約7分の超スペシャル映像を大スクリーンで上映することも解禁となり、本日は、SILENT SIRENのメンバー&高橋朋広監督とともに超スペシャル映像をお客様と鑑賞するサプライズもあり、ハッピーな初日迎えた。

SILENT SIREN(サイレントサイレン)、/映画『もしもあたしたちがサイサイじゃなかったら。』およびドキュメンタリー『HERO DOCUMENTARY FILM』初日舞台挨拶にて(2020年9月25日、渋谷HUMAXシネマにて)

SILENT SIREN(サイレントサイレン)、/映画『もしもあたしたちがサイサイじゃなかったら。』およびドキュメンタリー『HERO DOCUMENTARY FILM』初日舞台挨拶にて(2020年9月25日、渋谷HUMAXシネマにて)

【映画『もしもあたしたちがサイサイじゃなかったら。』&『HERO DOCUMENTARY FILM』初日舞台挨拶リポート】

映画「もしもあたしたちがサイサイじゃなかったら。」&「HERO DOCUMENTARY FILM」初日舞台挨拶が25日、東京・渋谷 HUMAX シネマで行われ、ガールズバンド・SILENT SIRENのすぅ(吉田菫)、あいにゃん(山内あいな)、ゆかるん(黒坂優香子)、ひなんちゅ(梅村妃奈子)、メガホンをとった高橋朋広監督が登壇した。

初日を迎えた感想を聞かれると、すぅは「31時間てれびで放送されたのが深夜3時くらいで、『見たい』『改めて公開してほしい』という声をいっぱい頂いたので、(新型コロナの影響で)延期になってしまったんですけど、この日を迎えることができて嬉しいです」と笑顔交じりで語り、「実はさっき後ろで(観客と一緒に)見ていたんです」と話した。

ひなんちゅは「今年、こんなにたくさんのファンの方に会えるのは初めてなんじゃないかなと思います。こうやって会えてすごく嬉しいし、『もしサイ』をやっと見て頂くことができて嬉しいです」とファンとの久々の再会を喜び、あいにゃんも「サイファミと直接会ったのが久しぶりすぎて、今ニヤケてしまいました。皆さんお元気そうでよかったです」とニッコリ。続けてあいにゃんは「最初は31時間てれびがきっかけで製作して、それがまさか映画化されて、このスクリーンに流れたことが感慨深いなと思って、嬉しい気持ちでいっぱいです」と目を輝かせ、ゆかるんは「(演技)初挑戦だったので、自分的に映画館の大きいスクリーンで見るのも嬉し恥ずかしい感じだったんですけど、初めての挑戦をみんなで一生懸命頑張ったので、その姿を見にきてくれて嬉しいです」とファンに感謝した。

また、高橋監督は台本をメンバーに初めて見せた際に、すぅから「カンペってありますか?」と聞かれたことを明かして笑いを誘い、セリフがもっとも多かったというすぅは「『まじでカンペないと無理っす』って感じで、みんな甘く見ていた面があったんですけど、実際やってみると、演技指導もしてくれたし、カットもすごく多かったので、これが映画の現場なんだなと思ったし、きっとプロの俳優さん、女優さんはもっともっと過酷なんだろうなって思いましたね。シンプルに演技というのは難しかったです」とほぼ初挑戦という演技をしての感想を語った。

一方、すぅは自身に近い役を演じたが、ほかの3人はキャラ設定された役をそれぞれ演じたそうで、ひなんちゅは「気の弱い感じのキャラクターだったので、学生時代の自分はあんな感じだったのかもしれないと思いながら、内気でビクビクしながら学校生活を送る感じをイメージしました」と役作りについて語り、「でも、カメラで撮ってもらったものを見させてもらったら、全然演技ができていないというか、動きも自分が思っているよりも小さかったので、客観的に自分を見るいいきっかけになったなと思います。本当に演技って難しいなって思いました」としみじみ。

カリスマ性のある役を演じたゆかるんは「最初はどうしようと思ったんですけど、練習もして、監督がわかりやすくイメージを言ってくださって、最初は宝塚の男役な感じかなと思っていたんですけど、話して行くうちに、そっちじゃなくてGACKTさんだねってなって、GACKTさんをイメージして演じました」と告白し、キスシーンに挑戦したあいにゃんは「(本作が制作されたキッカケは)罰ゲームだったのに、私がこんなおいしい役をしていいのかなって思ったんですけど、楽しく撮影できたかなと思います」と声を弾ませた。

本作のタイトルにちなみ、もしサイサイじゃなかったら、いま何をやっていると思うか質問されると、SILENT SIREN結成前から事務所に所属していたすぅは「チナッティー(若槻千夏さん)がいるからって言って事務所に入ったので、チナッティーの弟子になっていたかもしれないですね」と答え、占いで3人の子どもに恵まれると言われたことがあるというゆかるんは「子ども3人生んで育てていたのかなあ。男の子、女の子、男の子って順で生みますって言われました」と想像。

服飾系の学校の説明会に行ったことがあるというあいにゃんは「服飾系の仕事が好きだったし、就活もしていたので、そういう系かな。描いたり、作ったりする仕事が好きだったので、今もバンドしながら絵本を出させてもらえているから、すごく幸せです」と明るい表情で話し、ひなんちゅは「バンドはやっていなかったと思うので、就活もせずにインドネシア帰っていたかなと思います」とコメント。

これに、劇中にも登場した“インドネシア体操”が話題になり、ひなんちゅは「私の学校のラジオ体操は、あのインドネシア体操を当たり前に真顔でやっていたんですよ。あれが当たり前だと思って日本に帰ってきたら誰も知らなかったので、私はショックだったという話をメンバーにして、ファンクラブのイベントなどでやるようになりました」と説明し、メンバーからは「インドネシア体操のシーンは笑っていいところですよ」と観客に向けて声が飛んだ。

さらに、『HERO DOCUMENTARY FILM』の見どころについて高橋監督は「リハーサル室のシーンが頭にあるんですけど、学校での芝居を撮ったあとに、そこに行ったら、スイッチの入り方がすごかったです。初めてプロの人たちのリハーサル室に入ったので、すごいなあ、かっこいいなと思いました」と興奮気味に語り、「そのときにドキュメンタリーのお話を頂いたんですけど、皆さんサービス精神旺盛なので、カメラを向けると撮れ高を意識した感じになるんですけど、それを一切考えずに、普段のガチでやっている真っ直ぐな眼差しを撮れたらいいなと思って、そのまんまを撮ったので、あれはSILENT SIRENの魅力そのものなんじゃないかなと思っています」と熱く語った。

バンド結成10年を迎え、今後4人で挑戦したいことを尋ねられると、すぅは「やっぱり主演映画第2弾じゃないですか」と即答し、「もう1回やったらもっとできる!また映画にできるような日々を重ねていけるようなバンドになったらいいんじゃないですかね。また撮ってください」と高橋監督にお願いした。

SILENT SIREN(サイレントサイレン)、/映画『もしもあたしたちがサイサイじゃなかったら。』およびドキュメンタリー『HERO DOCUMENTARY FILM』初日舞台挨拶にて(2020年9月25日、渋谷HUMAXシネマにて)

SILENT SIREN(サイレントサイレン)、/映画『もしもあたしたちがサイサイじゃなかったら。』およびドキュメンタリー『HERO DOCUMENTARY FILM』初日舞台挨拶にて(2020年9月25日、渋谷HUMAXシネマにて)

【映画『もしもあたしたちがサイサイじゃなかったら。』 あらすじ】

2019年6月9日。SILENT SIRENのワンマンライブが、Zepp Divercity Tokyoで行われていた。『恋のエスパー』で「STOP」と掛け声と共に会場の時間が止まる。観客は一切身動きができなくなってしまうという、エスパーパワーをみにつけたすうの強力な超能力である。・・・という、“お約束”である。
「時間を巻き戻したいと思います!」そう言うと時空が歪んでライブの時間は巻き戻り、再びライブをやり直すはずだったが、本当に時空が歪み・・・。
すうが目を覚ますと、そこは専門学校の教室だった。エスパーパワーの暴走で異次元に飛ばされてしまったらしい。ライブ会場に戻すため再び超能力をかけようとするが、何も起こらない。困惑したすうが部屋を飛び出すと、ダサい女の子と出会う。おさげ姿にメガネのその女の子はメンバーのひなんちゅだった。しかもひなんちゅはサイサイを知らないどころか、長年バンドとして苦楽を共にしたはずのすうのことを嫌っているようで・・・
サイサイの存在しないパラレルワールドへと飛ばされたサイサイメンバーたち。あいにゃんとゆかるんはどこで何をしているのか?サイサイの4人は、無事にファンの待つライブ会場へ戻ることができるのか?


【上映映画館】
9月25日(金)の渋谷HUMAXシネマをスタートに全国上映劇場、一挙公開!
<東 京> 渋谷HUMAXシネマ  上映期間: 9月25日(金)〜
<東 京> 109シネマズ木場  上映期間: 9月25日(金)〜
<神奈川> 横浜シネマリン  上映期間:10月3日(土)〜9日(金)
<北海道> ユナイテッド・シネマ札幌  上映期間:10月30日(金)〜11月5日(木)
<宮 城> チネ・ラヴィータ  上映期間:10月2日(金)〜8日(木)
<福 島> フォーラム福島  上映期間:10月2日(金)〜8日(木)
<栃 木> 宇都宮ヒカリ座  上映期間:10月3日(土)〜15日(木)
<群 馬> 109シネマズ高崎  上映期間:9月25日(金)〜10月1日(木)
<埼 玉> ユナイテッド・シネマ浦和  上映期間:10月30日(金)〜11月5日(木)
<静 岡> シネシティ ザート  上映期間:9月25日(金)〜10月1日(木)
<愛 知> センチュリーシネマ  上映期間:10月2日(金)〜 8日(木)
<三 重> 109シネマズ明和  上映期間:9月25日(金)〜
<大 阪> シネ・リーブル梅田  上映期間:10月9日(金)〜15日(木)
<京 都> アップリンク京都  上映期間:10月9日(金)〜15日(木)
<新 潟> ユナイテッド・シネマ新潟  上映期間:11月6日(金)〜12日(木)
<富 山> ほとり座  上映期間:11月予定
<香 川> ホール・ソレイユ  上映期間:11月27日(金)〜12月3日(木)
<広 島> 横川シネマ  上映期間:11月予定
<福 岡> ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13  上映期間:10月9日(金)〜15日(木)
<鹿児島> ガーデンズシネマ  上映期間:11月予定
※公開劇場は予定となりますので、変更の可能性あり。

©『もしサイ』&『HERO』製作委員会

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