齋藤飛鳥、小坂菜緒、香音らが『MERCURYDUO』のステージに登場。投げキッスにファン悶絶<マイナビTGC2023 A/W①>【Reporter:國近奈旺】

2023年9月2日、さいたまスーパーアリーナにて「第37回マイナビ東京ガールズコレクション2023 AUTUMN/WINTERTGC)」が開催された。今回のテーマは「INFINITY」。無限の可能性に満ちた未来に向かって羽ばたくようなステージで多くの来場者を魅了した。

リポート1本目は、今年20周年を迎えるMERCURYDUO(マーキュリーデュオ)。

【MERCURYDUO】
「NEW URBAN FEMININE」をコンセプトに掲げる本ブランドは、フェミニンさと女性らしいエレガントさを漂わせるデザインで、多くの女性を虜にしている。

【齋藤飛鳥】

節目のショーのトップを飾ったのは、齋藤飛鳥。

ほんのりラメの入ったクロップド丈のカーディガンで足長効果を演出。スパンコールの付いたチュールスカートにトレンチコートを羽織ることで、派手すぎない女性らしい冬コーデを披露した。


さらに手持ちのシルバーのハンドバックと煌めきのあるエクステは、まるでホワイトスノーを表現しているかのようだった。乃木坂46卒業後初のランウェイを披露した斎藤は、投げキッスで客席からは大歓声が沸いた。

【藤井サチ】

ツイードのセットアップを披露したViVi専属モデルの藤井サチ。

ジーンズジャケットをチラ見せすることで、新しいセットアップの着こなし方を提案した。170cmという高身長を十分生かしたコーデとなった。

【鈴木ゆうか】

non-no専属モデルである鈴木ゆうか。

ホワイトのシアーモヘアニットで女性らしさを演出させつつ、ツイードのハイウエストスカートで今季のトレンドをもしっかりと取り入れたコーデとなった。コートの中にフェイクレザージャケットを着用しても、コンパクトな生地のため、着膨れせず、フェミニンな鈴木の顔に合う大人フェミニンコーデに仕上がった。

【香音】

続いてもnon-no専属モデルである香音。

アームウォーマー付きのミニ丈のニットワンピをロングブーツと合わせた。春にもトレンドとなっていたアームウォーマーが秋冬も継続する形となった。髪をまとめ、ロングブーツを合わせることで、ミニ丈でも甘すぎない大人っぽさを演出した。

【ぴょな】

韓国系インスタグラマーとしてインスタグラムのフォロワー数が39万人超えと人気を誇るぴょながTGC初登場。

チュールスカートとビスチェ風デザインのニットとのドッキングワンピースにグレーのジャケットを羽織ることで、華やかさを抑え、上品なデートコーデを披露した。ツイード柄のハンドバックで、今季の流行をしっかりと抑えた形となった。

【菅生新樹・大峰ユリホ】

菅田将暉の弟で俳優の菅生新樹とモデルの大峰ユリホは、赤いカラーをリンクさせたリンクコーデを披露。

フェイクムートンコートを羽織った大峰は、赤色を強調しすぎないコーデを演出した。ランウェイトップでは、2人仲良くポーズをとる姿に観客を魅了させた。

【江野沢愛美】

今春に元タレントの北條慶氏と結婚を発表し、現在はMOREの専属モデルを務める江野沢愛美は、肌をチラ見せした花柄のワンピースにショート丈のダウンコートを合わせた。

透け感のある生地に淡いグリーンのワンピースは、甘すぎない上品なコーデを提案した。

【トラウデン直美】

CanCam専属モデルで、朝の情報番組で金曜MCを務めるなどマルチに活躍するモデルでタレントのトラウデン直美は、深めのスリットが入ったデニム生地のマーメイドスカートを着用。

多くの女性に人気のマーメイド型であることから、デニムが苦手な女性にも楽しめるアイテムとなっている。スカートに合わせるのは、肌をチラ見せしたショルダーニット。淡いグリーン色で、肌色もワントーンアップしてくれる。

【小坂菜緒】

ショーのラストを飾るのは、セブンティーンの専属モデルであり、日向坂46の小坂菜緒。

グリーンの透け感のある煌びやかなスカートともこもこのファーベストを着用し、冬っぽさを演出。柔らかな笑顔を観客へ届けた。

【information】
MERCURYDUO公式サイト:https://brand.mercuryduo.com/
マイナビTGC2023 A/W 公式サイト:https://tgc.girlswalker.com/23aw/

【感想】

幅広い年代に人気のブランド「MERCURYDUO」。10名のモデルがブランドコンセプトに沿ったランウェイを披露しトップを飾った齋藤飛鳥さんは、乃木坂46卒業後初のランウェイだったこともあり、登場した瞬間に、大歓声に包まれたことがとても印象的だった。今季のMERCURYDUOは、アームウォーマーやツイードといったトレンドを抑えつつも、煌めくデザインのアイテムも多く登場するなど、新たなトレンドを提案したファッションショーのトップにふさわしいステージとなった。(國近奈旺)


◎ACTRESS PRESS編集部
・取材:文: 國近奈旺(立教大学)
・撮影:仲西一成(Scketto)
・リポーター記事:https://actresspress.com/category/report/

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