河合優実、芳根京子、井上真央、鞘師里保、水原希子、橋本愛がレッドカーペットに集結!贅沢フリルのドレスから和装まで、多種多様な着こなしで魅せる(写真20枚)<第37回東京国際映画祭②>【Reporter:児玉瑞歩】

河合優実、芳根京子(第37回東京国際映画祭 レッドカーペットにて)2024年10月28日。撮影:ACTRESS PRESS

2024年10月28日、第37回東京国際映画祭が東京・日比谷にて開幕した。

開幕初日となる28日、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場/日比谷仲通りに敷かれたレッドカーペットには国内外のゲスト約200人が登場し、その幕開けを彩った。 同映画祭は日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区などを会場に11月6日まで開催される。

第37回東京国際映画祭 レッドカーペット/2024年10月28日。撮影:ACTRESS PRESS

リポート2本目では、レッドカーペットに登場した女優ら6名をピックアップしてその様子をお伝えする。

【河合優実】

河合優実(第37回東京国際映画祭 レッドカーペットにて)2024年10月28日。撮影:ACTRESS PRESS
コンペティション部門に選出された「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」より河合優実。フリルが贅沢にあしらわれたボリューミーなスカートがひと際目を引く。

河合優実(第37回東京国際映画祭 レッドカーペットにて)2024年10月28日。撮影:ACTRESS PRESS
ネイルもダークカラーで合わせ、指先までシックな雰囲気にまとめ上げた。クールな印象のスタイリングだが、レッドカーペット裏で集合写真を撮る際には凛と立つ共演者の横で一人だけ片足を上げてポーズを決めるなどお茶目な一面も見せた。

河合優実(第37回東京国際映画祭 レッドカーペットにて)2024年10月28日。撮影:ACTRESS PRESS
同作は福徳秀介(ジャルジャル)小説家デビュー作である珠玉の恋愛小説の映画化。思いがけない出会いから始まる最高純度のラブストーリーで、原作者福徳の出身校関西大学の全面協力のもと撮影が行われた。2025年4月公開予定。

◆今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は
監督:大九明子
出演者:萩原利久、河合優実、伊東 蒼、黒崎煌代ほか
公式サイト: https://kyosora-movie.jp/
作品紹介ページ: https://2024.tiff-jp.net/ja/lineup/film/37002CMP12

【芳根京子】

芳根京子(第37回東京国際映画祭 レッドカーペットにて)2024年10月28日。撮影:ACTRESS PRESS
ガラ・セレクション部門に選出された「雪の花ー共にありてー」より芳根京子。
時代劇という出演作の雰囲気に合わせてか、着物姿での登場となった。

芳根京子(第37回東京国際映画祭 レッドカーペットにて)2024年10月28日。撮影:ACTRESS PRESS
ドレスを着用するゲストが多い中、レッドカーペットと同じ赤を基調とした華やかな着物姿に会場の視線が集まった。

芳根京子(第37回東京国際映画祭 レッドカーペットにて)2024年10月28日。撮影:ACTRESS PRESS
同作は江戸時代末期の福井藩が舞台。天然痘が大流行し多くの命が奪われていく中、松坂桃李演じる町医者の笠原良策はどうにかして人々を救う方法を見つけようとする。 無名の町医者が未曾有の疫病からどのようにして日本を救ったのかを描く愛と感動の実話。 2025年1月24日公開予定。

◆雪の花 -ともに在りて-
監督:小泉堯史
出演者:松坂桃李、芳根京子、役所広司ほか
公式サイト: https://movies.shochiku.co.jp/yukinohana/
作品紹介ページ;https://2024.tiff-jp.net/ja/lineup/film/37004GLS08

【井上真央】

井上真央(第37回東京国際映画祭 レッドカーペットにて)2024年10月28日。撮影:ACTRESS PRESS
ガラ・セレクション部門に選出された「サンセット・サンライズ」より井上真央。作中の「町のマドンナ」という役柄にふさわしい、深紅のドレスで登場した。

井上真央(第37回東京国際映画祭 レッドカーペットにて)2024年10月28日。撮影:ACTRESS PRESS
共演の三宅健、菅田将暉とともに笑顔で観客の声援に応える井上。

井上真央(第37回東京国際映画祭 レッドカーペットにて)2024年10月28日。撮影:ACTRESS PRESS
同作は楡周平原作の「サンセット・サンライズ」(講談社)を菅田将暉主演で映画化。都会から移住したサラリーマンと宮城県・南三陸で生きる住民との交流や、人々の力強さや温かさをユーモアたっぷりに描き、その背景にあるコロナ禍の日本、過疎化に悩む地方、震災などの社会問題と向き合いながら豊かなエンターテインメントに転化させたヒューマン・コメディ。2025年1月17日公開予定。

◆サンセット・サンライズ
監督:岸 善幸
出演者:菅田将暉、井上真央、中村雅俊、竹原ピストル、三宅 健、池脇千鶴、小日向文世ほか
公式サイト: https://wwws.warnerbros.co.jp/sunsetsunrise/
作品紹介ページ: https://2024.tiff-jp.net/ja/lineup/film/37004GLS11

【鞘師里保】

鞘師里保(第37回東京国際映画祭 レッドカーペットにて)2024年10月28日。撮影:ACTRESS PRESS
オープニング作品「十一人の賊軍」より鞘師里保。シースルーのブラックドレスとボリュームのある袖が特徴的なグローブは同ブランドのもの。

鞘師里保(第37回東京国際映画祭 レッドカーペットにて)2024年10月28日。撮影:ACTRESS PRESS
ダブル主演の仲野太賀、山田孝之と共にレッドカーペットを闊歩する鞘師。ドレスのサイドスリットからは、クリスチャンルブタンのブーツが顔を覗かせた。

鞘師里保(第37回東京国際映画祭 レッドカーペットにて)2024年10月28日。撮影:ACTRESS PRESS
「十一人の賊軍」キャストらは今回の東京国際映画祭オープニング作品としてレッドカーペットのトップバッターを務めた。

同作は明治維新の中で起きた“戊辰戦争”の最中、新発田(しばた)藩(現在の新潟県新発田市)で繰り広げられた歴史的事件・奥羽越列藩同盟軍への裏切り=旧幕府軍への裏切りのエピソードをもとに、捕らえられていた凶悪な罪人たちが「決死隊」として砦を守る任に就く物語。 2024年11月1日公開予定。

◆十一人の賊軍
監督:白石和彌
出演者:山田孝之、仲野太賀、尾上右近、鞘師里保、佐久本宝、千原せいじ、岡山天音、松浦祐也、一ノ瀬颯、小柳亮太、本山力、玉木宏、阿部サダヲほか
公式サイト: https://11zokugun.com/
作品紹介ページ: https://2024.tiff-jp.net/ja/lineup/film/37000TOC01

【水原希子】

水原希子(第37回東京国際映画祭 レッドカーペットにて)2024年10月28日。撮影:ACTRESS PRESS
ウィメンズ・エンパワメント部門に選出された「徒花-ADABANA-」より水原希子。
水原は袖や脚の一部がシースルーになったネイビーのドレスで登場。ブラックのベルトもアクセントになっている。耳元の大ぶりなピアスでも輝きを増していた。

水原希子(第37回東京国際映画祭 レッドカーペットにて)2024年10月28日。撮影:ACTRESS PRESS
甲斐監督と共演の井浦新と共に笑顔で声援に応える水原。同作が出品されているウィメンズ・エンパワメント部門は今年新設された部門で、女性監督の作品や女性の活躍をテーマとする作品に焦点を当てたもの。

水原希子(第37回東京国際映画祭 レッドカーペットにて)2024年10月28日。撮影:ACTRESS PRESS
サウンドバイツ形式のインタビューに応じた水原は、「私が大好きな映画なので、この映画祭をきっかけに本当に沢山の人に知っていただいて、見ていただきたいと思います」とコメントした。

作品の舞台はウイルスによって人口が激減した未来の世界。エリートだけが“それ”と呼ばれるクローン人間を所有することができる。死に直面した井浦新演じる新次は、自分のユニットに会いたいと水原希子演じる臨床心理士のまほろに懇願する。それは身体的には新次と同じだが、純粋で知的な内面を持っていると分かる。“それ”との出会いは、人間の本質とは何かという倫理的難題を突きつける。 2024年10月18日公開。

◆徒花-ADABANA-
監督:甲斐さやか
出演者:井浦 新、水原希子、永瀬正敏ほか
公式サイト: https://adabana-movie.jp/
作品紹介ページ: https://2024.tiff-jp.net/ja/lineup/film/37011WEP01

【橋本愛】

橋本愛(第37回東京国際映画祭 レッドカーペットにて)2024年10月28日。撮影:ACTRESS PRESS
コンペティション部門審査員として登場した橋本愛。東京国際映画祭では2021年と2022年にフェスティバル・アンバサダーを務めた経験を持つ。

橋本愛(第37回東京国際映画祭 レッドカーペットにて)2024年10月28日。撮影:ACTRESS PRESS
胸元のゴージャスな蝶の装飾が目を引くドレスで登場した橋本。装飾は胸元から背中にかけてあしらわれており、後ろ姿も印象的だ。ドレスにはサイドスリットが入っており、橋本がレッドカーペットを歩くたびに白く輝くブーツが顔を見せる。指先のネイルリングもブラックドレスや橋本の艶やかな黒髪に映えていた。


橋本は審査員としてトニー・レオンらと共にコンペティション部門の作品15本を審査する。各賞の発表は映画祭最終日の11月6日に行われる予定。

【開催概要】

第37回東京国際映画祭
開催期間:2024年10月28日(月)~11月6日(水)
公式サイト: https://2024.tiff-jp.net

【感想】

どの方も個性的かつ魅力が最大限引き出される着こなしでレッドカーペットを歩いていらっしゃったのが印象的です。水原さんが「映画祭をきっかけに沢山の人に作品を見て欲しい」と仰っていましたが、私自身もこのレッドカーペットの取材から様々な作品への興味を掻き立てられました。出演者の方々の登壇や作品紹介を通して数々の映画を知り、更には映画を通して背景にある歴史や社会問題、価値観を学ぶことが出来る。レッドカーペットでのオープニングアクトそのものが東京国際映画祭が掲げるミッションの達成に繋がっていることを実感する素晴らしい時間だったと思います。


児玉瑞歩(お茶の水女子大学)ACTRESS PRESS REPORTER(アクトレスプレス リポーター)東京映画祭にて。2024年10月28日。撮影:ACTRESS PRESS編集部

◎ACTRESS PRESS編集部
◆文: 児玉瑞歩(お茶の水女子大学)
◆撮影:仲西一成(Scketto)
◆リポーター記事:https://actresspress.com/category/report/

スポンサーリンク

コメントを残す