2026年7月31日(金)、世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2026(TIF2026)」が開幕。アクトレスプレスがお届けする現地取材リポート第3弾は、初日のHOT STAGEで大トリを務めた超ときめき♡宣伝部のステージをプレイバックします。
2015年の初出演以来、数々の熱狂を生んできた彼女たち。現体制の5人で過ごす最初で最後のTIFとなった今年のステージは、開演前から会場後方まで埋め尽くされるほどの観客が詰めかけました。お台場の夜に響き渡る歓声と5色の光の中、圧巻のパフォーマンスで届けられた「ときめきと青春の輪」の模様をお届けします。

1曲目「ぴょんぴょん」のイントロが流れると会場が揺れるほどの歓声が。冒頭から「飛び出せ青春!」と掛け合うコールがぴったりと揃っているところに、初期からこれまでのこの曲が作ってきた歴史と絆を感じさせる。前奏でも大きなコールが支えるなか、辻野かなみが「最後の最後まで盛り上がっていきましょうー!」とさらに会場の熱気をさらに高める。曲名の通り、「ぴょん!」という歌詞が現れる度にジャンプをして盛り上がる1曲だ。間奏では5人の円陣と共にファンも大きく手を伸ばす。落ちサビでは「大切な時間がずっと ずっと続きますように」と歌い上げる小泉遥香の声は、永遠じゃない時の流れを忘れさせる美しさと力強さを持つ。ラスサビでは「来週 来月 来年 きっと跳ねるココロ失くさないよ」と歌いながら、小泉と坂井仁香が会場にいる誰よりも楽しそうに目を合わせて笑う。最後も「ぴょん!」に合わせて会場が大きく揺れた。

続いて「お待たせしました!ご注文をどうぞ!」という台詞と共に始まったのは、9月30日に発売される最新曲「大盛りハッピー」だ。歌詞の掛け合いのなかに「かわいい!かわいい!かわいいかわいいかわいい!」という合いの手も入る、アップテンポに合わせてハッピーを詰め込んだキャッチーな歌詞が散りばめられている。さらにサビ以外のほぼ全てがラップでありながら、菅田愛貴の「あ!見つかっちゃった!」という台詞など可愛らしさも忘れない、秋に向けてどんどん盛り上がりを見せていくこと間違いなしの一曲だ。

3曲目は世にかわいい旋風を巻き起こした代表曲のひとつ「最上級にかわいいの!」。認知度の高い曲ということもあってか、イントロが流れた瞬間「おお!」という声があちこちから聞こえる。吉川ひよりの「今とてもかわいい?」など、メンバーがあざとい表情でファンに問いかける度、心の底から溢れ出した「かわいいー!」のレスポンスが響き渡る。リズムに合わせてふわふわと揺れるパニエと芯のある歌声に目も心も奪われ、特に落ちサビで菅田だ歌いながらステージをスキップする姿や吉川のロングトーンは、確立された“かわいい”像と11年で培った実力が成せるパフォーマンスだ。
その後MCでは「TOKYO IDOL FESTIVALにお越しの皆さん!こんにちはー!」と元気よく挨拶。一人ずつの自己紹介では、カメラに向かって一言アピールも。辻野が「ロックオン!」、坂井は「ばきゅん!」とアイドルらしくファンの心を打ち抜き、新曲にちなみ「ハッピー!」と笑いかける小泉、「TIFのT!」と全力笑顔の吉川、変わらず「頑張りまーす!」とマイペースな菅田と、一言とっても個性豊かなメンバーの様子にも歓声が上がる。
坂井は「私たちはこれが最後のTOKYO IDOL FESTIVALになるということで、全力でパフォーマンスを皆さんに届けさせていただければと思います!」と語り、「最後まで一緒に盛り上がっていけますかー?」と会場の声を引き出していく。

吉川が「それでは聴いてください!『超最強』!」と高らかに曲振りをして、さらに会場の熱気が高まるなかパフォーマンススタート。歌っているメンバーに合わせてステージのライティングと上に掲げられているファンのペンライトの色が連動しているかのように移り変わる。坂井の「あっ!スマホの裏側にだってちゃんと私挟んでよ!」のパートでは歌いながらステージの端に走り、ファンに向かって確認するような素振りも。怒った表情ですら可愛らしく、思わず口角が上がってしまう。アイドルからファンに向けたキュートな独占欲を歌っているこの曲において、小泉のパートである「約束だよ?分かったなら 元気よく返事しなさい!」にファンが大きな声で「はーいっ!」と手を挙げて応えるのはファンがこれまでもこれからも彼女たちに夢中になっている証拠であり、証明だろう。さらに「ひよりんかわいいって言って?」「ひよりんかわいい!」のようにメンバー一人ずつに対して全力で「かわいい!」と想いを伝えられるコールアンドレスポンスも。こうしてコールで伝えられる機会も確実に減っていっていると思うと、一層声援にも熱が入ることだろう。

5曲目に披露されたのは「初恋サイクリング」。こちらもイントロが流れた瞬間に大歓声が起こる。吉川の「みんなで踊りましょうー!」の声かけの通り、サビではメンバーの振付に合わせて前の人の肩に手を乗せてサイクリングをしたり、その後も振付と同じように拳を上げて踊ったりと、会場の一体感がさらに高まる。さらにサビ終わりには「君が好き」という歌詞の後に「俺もー!」とファンは愛を叫ぶ。ファン同士でもアイドルに対しても手を取り合ってライブを作り上げてきたからこそできる空間だ。そしてそれに応えるかのようにメンバーの歌声にも力が入っていく。

「いっせーのーで!」という可愛らしい菅田の掛け声と共に始まったのは「トゥモロー最強説!!」だ。「ゴーゴー!トゥモロー!」の掛け合いでさらに会場の熱気が高まる。間奏では坂井が「私たちに続いて『超とき宣!』って大きな声で言ってねー!」と声をかけ、コールアンドレスポンスでさらに会場を盛り上げる。「超最強な?」「超とき宣!」「今日もかわいい!」「超とき宣!」と各メンバーからのコールが続いていくなか、最後に順番が回ってきた小泉は「みんなのアイドル!」と叫び、ファンがさらに全力で「超とき宣!」と応える。たとえグループの活動が終了してもこれまで彼女たちがファンに見せた景色や感動は決して色褪せることはなく、心の中ではずっと“みんなのアイドル”として生き続けるのだ。さらに終盤に向けて歌詞は次のように続く。「ずっとアゲてくしかないこの人生 とても楽しいはずでしょ?でしょ?」彼女たちを応援する日々に終わりが来ても、この曲の歌詞と景色に後押しされて毎日をひたむきに過ごそうと思うファンは多くいるに違いない。そんな日々を明るく照らしてくれる力が『とき宣』の楽曲には詰まっている。

そして、TIF最後の曲に選ばれたのは「世界でいちばんアイドル」。坂井は前奏で「今日は超ときめき♡宣伝部のステージを観ていただいて、本当にありがとうございます!11年前にTIFに初めて出て、そこからたくさんの人に愛してもらえて、今日はメインステージのトリをやらせていただきました!最大限の感謝と愛を込めて、精一杯歌います!」と真っ直ぐな眼差しで語った。活動終了を発表された今、楽曲発表時より一層、辻野の「いつも応援してくれてありがとう!」、吉川の「本当に大好きだよ!」という言葉が胸を打つ。サビの前にメンバー全員が一列になる場面でお互いが楽しそうに目を合わせている姿が印象的で、誰よりアイドル活動を楽しんでいるからこそ、その笑顔が他のメンバーへ、そして会場の後方まで伝わって、ここまで暖かい空間が完成されたんだろう。



最後に「以上、私たち超ときめき♡宣伝部でした!ありがとうございました!」と挨拶をして、深く長いお辞儀をした5人に対し、会場からは歓声と割れんばかりの拍手が送られた。笑顔で去った後もアンコールの声が聞こえるほど愛された彼女たちによる、美しいTIFの幕引きだった。
【感想】
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◎ACTRESS PRESS編集部
・取材・文:柳澤杏奈(日本大学)
・撮影:仲西一成









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