<TIF2022リポート⑧>TIF大トリの日向坂でさらなる盛り上がり<写真36枚> 【Reporter:渡辺梨子】

2022年8月5日(金)、6日(土)、7日(日)3日間、お台場・青海周辺エリアにて『TOKYO IDOL FESTIVAL 2022 supported by にしたんクリニック』が開催され、8月7日(日)3日目の最終日は日向坂46が出演した。

国内最大のアイドルフェスで大トリをつとめた日向坂46は、出演メンバーが一つとなり会場を魅了した。
アイドルファンなら誰もが耳にしたことのある「ってか」や「君しか勝たん」に加え、各期別の楽曲を披露し、日向坂46のファン、通称おひさまのみならず他のアイドルファンの心も掴み、会場はさらなる盛り上がりを見せた。

日向坂46の登場を待ちわびた観客たちは、「Overture」とともに紹介ビデオが会場に映し出されると、一気に立ち上がり熱気に包まれ、メンバー登場と同時に会場はハッピーオーラ全開となった。

まず1曲目に披露した楽曲は、「ってか」だ。

高難度のダンスが魅力であるこの楽曲で、日向坂46の実力を会場中に見せつけた。この曲はステージを重ねるたびにメンバーの表現力の向上が見られる曲の1つである。

センターを務めた金村美玖は、「bis」のレギュラーモデルを務めるなどアイドル活動以外での活躍も見られる。今回の彼女の間奏のソロダンスは、見る人誰もが圧倒されるものであった。


堂々としたダンスを魅せるセンターの金村





1曲目が終わり、キャプテンである佐々木久美の「楽しんでますかー!」の声と同時に会場からは拍手に包まれ、様々なメンバーカラーのペンライトを振る観客の姿も見られるなど盛り上がりを見せた。

その後佐々木が、「アイドルになったばかりの頃は、2階からステージを見させていただいた立場だったので、そんな日を思い出すと、今こうして一番最後にこのステージに立たせていただけることを嬉しく光栄なことだなと思います。」と感慨深く語った。


観客に向かって自己紹介をするメンバー

その後披露したのは2期生の楽曲である「恋した魚は空を飛ぶ」だ。この曲は先日グループを卒業した渡邉美穂がセンターを務めていた。メンバーの欠席などの関係もあり今回は5人でのパフォーマンスとなったが、それを感じさせないほどの力強いパフォーマンスを見せた。一曲目に続き、可愛らしい見た目からは想像し難いクールなステージは見ている観客を惹きつけた。


本日2度目のセンターを務める金村美玖

続いて披露した楽曲は、3期生の楽曲である「ゴーフルと君」だ。1、2曲目とは異なり、可愛いらしい楽曲で観客を虜にした。先ほど見せた表情とは真逆に、3期生の4人は可愛らしいく笑顔で歌いあげた。YouTubeにはこの楽曲のMVが公開されている。ドラマ仕立てになっているため、メンバーの歌声やダンスだけでなく、演技にも注目だ。3期生の一人である上村ひなのは、ライブ後の公式ブログで、「三期生もっともっと成長できるようこれからも全力で頑張るので見ていてくださったら嬉しいです!」と投稿しており、さらなる飛躍が期待できそうだ。

続いて4曲目に披露された楽曲は1期生の楽曲である、「真夜中の懺悔大会だ」思わず口ずさみたくなってしまうこの楽曲でセンターを務める、潮紗理奈だ。曲中にはメンバーが「Hey!」と叫ぶ場面があり、会場をさらに盛り上げ、1期生としての実力を見せつけた。

4曲目が終わると、2度目のMCタイムに突入し、富田鈴花が客席に向かって「気温が高まってきたかなと思ってるんですけど皆さんどうですか?暑くなってきましたか?」と質問した。客席からは手を振ったりペンライトを振ったりと、感染対策をとりながらも全力でメンバーに答えるファンの姿が見られた。


MC中のメンバー

続いて5曲目に披露された楽曲は、加藤史帆がセンターを務める「君しか勝たん」だ。

この楽曲で、会場は最高潮の熱気に包まれ、盛り上がりを見せた。会場にはメンバーと同じ振り付けをするおひさまの姿がみられた。また配信ではメンバーがカメラ目線でファンサを送るなどし、現地で見るのとはまた違ったよさがあったのではないか。


会場中をハッピーオーラで包んだ。







会場では一緒にダンスを踊るおひさまの姿も見られた。



センターを務めた加藤は多方面での活躍が見られる。


いよいよラストの楽曲となり披露されたのは、「NO WAR in the future 2020」だ。

メンバーも観客も曲の初めに腕を突き上げリズムをとる振り付けで、会場が一体となった。曲の最後の決めポーズはメンバー全員でハートの形を作り、その中心で齊藤京子がポーズをとった。とてもかわいらしく会場を虜にした。



最後まで笑顔を見せるメンバー。


最後の挨拶が終わるとメンバー全員で会場に深々とお辞儀をし、退場する際には客席に向かって手を振ったり、様々なポーズをとるなどファンサをし、会場に幸せな空気が流れた。
最後まで疲れを見せずハッピーオーラ全開でパフォーマンスし続けた日向坂46は、大トリに相応しいアイドル魂を見せつけた。

〈セットリスト〉
Overture
M1:ってか
M2:恋した魚は空を飛ぶ
M3:ゴーフルと君
M4:真夜中のか懺悔大会
M5:君しか勝たん
M6:NO WAR in the future 2020

日向坂46 公式サイト:https://www.hinatazaka46.com/


『TOKYO IDOL FESTIVAL 2022 supported by にしたんクリニック』公式サイト:https://official.idolfes.com/

◎ACTRESS PRESS編集部
◆取材・文:渡辺梨子(東京女子大学)
◆コーディネート:Scketto:https://twitter.com/scketto1
記者連載記事:https://actresspress.com/category/report/

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