日別アーカイブ: 2015年10月25日

中村ゆり主演映画『ディアーディアー』ついに公開!感動の涙の「初日舞台挨拶レポート」!

映画ディアーディアー舞台挨拶-中村ゆり-松本若菜

モントリオール世界映画祭正式出品作の映画『ディアーディアー』が、いよいよ10月24日(土)に公開初日を迎え、テアトル新宿にて初日舞台挨拶が行われ、中村ゆり斉藤陽一郎桐生コウジ山本剛史松本若菜柳憂怜、そして菊地健雄監督が登壇!ACTRESS PRESS編集部にて取材させていただいた。超満員の会場のステージには、なんとシカも登場!

中村ゆり-映画ディアーディアー
(C)2015オフィス桐生

映画『ディアーディアー』幼い頃に「幻のシカ」を目撃したことで人生を狂わされた3兄妹を描いたヒューマンコメディ。冨士夫、義夫、顕子の3兄妹は、桐生コウジ、斉藤陽一郎、中村ゆりが演じている。

監督を務めたのは、瀬々敬久、黒沢清、石井裕也や名匠のもと助監督を務めてきた菊地健雄。本作が「初監督作品」であり、注目が集まっている。

中村ゆり-松本若菜-菊地健雄監督-映画ディアーディアー舞台挨拶20151024

初日舞台挨拶は、10月24日(土)夜、レイトショーで上映直前に行われた。超満員のお客様が待ちわびる中、主演の中村ゆりらが登場!登壇者は、上記画像左から順に、桐生コウジ、柳憂怜、山本剛史、中村ゆり、斉藤陽一郎、松本若菜、菊地健雄監督。

初日舞台挨拶のタイトルは、「シカるべき時が来た」!

まず、プロデューサーで舞台挨拶のMCも務めた桐生コウジから「満席です。皆さんのおかげで埋まりました!本当にありがとう!」と感謝の言葉が語られ、舞台挨拶が始まった。

中村ゆり-松本若菜-映画ディアーディアー舞台挨拶20151024

中村ゆり

「皆さん、大切な休日に、この映画に足を運んでくださって、ありがとうございます!手作り感のある映画なんですけれども、一人一人が本当に映画を愛している人達が集まってできた映画なので、こうして皆さんの前で上映できるのが本当に嬉しいです。ろくでもない人ばかり出てくる映画ですけれど、その中に人間の可愛らしさとかが皆さんに届くといいな、と思います。」

中村ゆり-松本若菜-菊地健雄監督-映画ディアーディアー舞台挨拶20151024

斉藤陽一郎

「監督の菊地健雄君とは、いつか一緒に映画を作りたいねと話していましたが、ようやく実現しました。今夜は、助監督ではなく、監督・菊地健雄が誕生した記念すべき日です。こんな記念すべき日に皆さんと一緒にこの作品を観ることができて、僕は本当に幸せです!ありがとうございます!」


松本若菜

「今日はお集まりいただき、本当にありがとうございます!私は『ディアーディアー』に出演した後、いろいろな現場で「えっ、あの菊地監督の『ディアーディアー』に出たの!?あの監督は、本当に優秀な助監督だったんだよ。」と、言われました。有名な俳優さんからも言われ、私はとても鼻が高かったです。

本当に素晴らしい作品になってます。皆さん、是非楽しんでください。」

松本若菜-映画ディアーディアー舞台挨拶20151024

菊地健雄監督

「今日は、こんなにも多くのお客さんに来て頂いて、本当に幸せだなあと思います。今日はめでたい日なので泣きたくないなあと思いますが…(涙)。

ここに立っている素晴らしいキャストの皆さんと、今日駆けつけてくれている素晴らしいスタッフの皆で作った映画ですので、最後まで楽しんで見ていってください。」


桐生コウジ

「皆さん、昨日の新聞をご覧になりました?読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、日本経済新聞、産経新聞の5大紙すべてに載りました。単館上映映画で5大紙に載るというのは快挙です!

今日、会場に来ている脚本の杉原憲明君と企画を立ち上げて、ここに来るまで3年かかりました。企画、脚本作り、現場、宣伝等、3年かかって、やっと今日この日を迎えることができて、本当に幸せです(涙)。」


菊地健雄監督、桐生コウジプロデューサーの涙の挨拶の中、会場からも感動の涙を流す観客も現れ、感動的な舞台挨拶となった。

いよいよ10月24日(土)から公開された映画『ディアーディアー』!是非、映画館でご覧ください!

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【映画『ディアーディアー』・概要】

映画-ディアーディアー-POSTER
・オフィシャルサイト:
http://www.deardeer-movie.com/

【CAST】
中村ゆり
斉藤陽一郎
桐生コウジ
染谷将太
菊地凛子
山本剛史
松本若菜
柳憂怜
政岡泰志
佐藤誓
ほか

【STAFF】
・製作:渡邉佳子
・企画:桐生コウジ
・脚本:杉原憲明
・監督:菊地健雄
・撮影:佐々木靖之
・アニメーション:和田淳
・エンディングテーマ:「きまぐれな朝」森は生きている(Pヴァイン)
・予告編:瀬田なつき

・協力:足利市
・製作配給:オフィス桐生
・DCP/4:3/5.1ch/107 分
・(C)2015オフィス桐生

【特報映像】

【予告編映像】

ACTRESS PRESS編集部

武田梨奈、主演映画『かぐらめ』への熱い想いを語る!【初日舞台挨拶レポート】

映画かぐらめ初日舞台挨拶-武田梨奈-黒川芽以-大杉漣

10月24日(土)、映画『かぐらめ』が日本での公開初日を迎え、初日舞台挨拶が東京・新宿の武蔵野館にて開催され、主演を務めた女優・武田梨奈、俳優・大杉漣らが登壇!ACTRESS PRESS編集部にて取材に伺った。
(登壇者は、(写真左から)朝加真由美、森岡龍、筒井真理子、武田梨奈、大杉漣、黒川芽以、難波望(脚本)、奥秋泰男監督)

映画『かぐらめ』-武田梨奈

9月21日の記事でお伝えしたように、本作は、第39回モントリオール世界映画祭ファースト・フィルム・ワールド・コンペティション、第24回セントルイス国際映画祭、Japan Film Festival Los Angeles2015等、世界的に注目を集めている映画で、Japan Film Festival Los Angeles2015では、主演の武田梨奈が最優秀女優賞に輝いている(9月28日の記事参照)。いよいよ日本での公開初日を迎え、注目が集まる中、舞台挨拶が行われた。

武田梨奈-黒川芽以-大杉漣-映画かぐらめ初日舞台挨拶

映画『かぐらめ』は、山梨県・富士山麓の町(都留市)を舞台に、伝統芸能である「獅子神楽」の継承をめぐる親子の葛藤や人間の愛情を描いた心温まる感動の物語。主演を務めた武田梨奈が、舞台挨拶で本作への熱い想いを語った。以下に舞台挨拶でのコメントを掲載!

Q:まずは、一言ご挨拶をお願いします。

武田梨奈:

「最初に、この作品が台本になる前の たった2枚の粗筋を見せていただいた時、読んだ時点で大号泣しました。初めて台本を読んだ時、「出会えたな」と感じ、これが縁だなと思いました。こうして公開して皆さんに観ていただけることが、とても嬉しいです。昨夜は嬉しさで眠れませんでした。」

Q:撮影の際のエピソードは何かありましたか?

「(撮影が行われた)都留市の皆さんが、とても良くしてくださいました。特に、奥秋泰男監督のご両親が家まで貸して頂いて、朝3時とかに起きて、私達のご飯を作ってくれたりとか、家族のように温かい雰囲気の中で過ごさせていただきました。

※奥秋泰男監督は、山梨県都留市出身。

Q:神楽の舞を実際に行ってみて、いかがでしたか?

元々、神楽は、女性が舞うことは許されないのですが、今回、神楽に女と書いて「神楽女(かぐらめ)」ということで演じさせていただきました。今、私は空手をやって14年目なんですけど、空手を14年やっていても、上には上がいて、師匠とか師範とかと比べたら まだまだ下っ端だということはわかっているので、日本の伝統芸能の「神楽」を舞うということは、すごく責任のいることだなと思いました。ただ、神楽の師匠の方々から「上手に踊らなくていい。“魂”で舞えば、絶対に伝わるから!」と言ってくださったので、全力で私なりの神楽を舞おうと決めて頑張りました。」


武田梨奈-大杉漣-映画『かぐらめ』

Q:大杉漣さんの娘役を演じてみて、いかがでしたか?

武田梨奈:

「大先輩の役者さんなので、すごく緊張しました。監督にこっそり聞いた話なんですけど、「親子関係がうまくいっていない」という設定だったので、最初の顔合わせの時に、大杉さんの方から「武田さんとあまり会わない方がいい。」と言っていた、と。それで、最初の2日間くらいは、あまり会話がなく、すごく寂しかったのですけど、それが映画の中で活きてきました。後半に進むにつれて、すごく声をかけてくださるようになり、私の役の雰囲気も作ってくださいました。感謝でいっぱいです。

現場で一番印象に残っている言葉が、撮影後半に大杉さんとお昼ごはんを食べている時に、「梨奈ちゃんは若いから、まだまだ可能性がいっぱいあっていいね。」と言ってくださって、「はい」って言ったら、「でも、僕にもまだ可能性があるんだよ。年齢に可能性は関係ないからね。いくらでも可能性があるんだよ。」と仰いました。その言葉が、すごく耳に残って、ノートに書きました。」


また、大杉漣・武田梨奈が演じる親子が神楽を舞うシーンで黒川芽以が笛を吹いており、質問が飛んだ。

黒川芽以-笛-映画『かぐらめ』

Q:黒川芽以さんは、大杉さんと武田さんが神楽を舞うシーンで、実際に演奏をされていますが、いかがでしたか?

黒川芽以:

集中的にお稽古をさせていただいて撮影に臨みました。以前にフルートを吹く役柄をこなしたことがあったので、口の使い方などはスムーズに入っていけたのですけど、リズム感が独特なので、普通の曲を奏でるのとはまったく違った感じで、伝統の難しさを痛感しながら、限られた時間の中で最大限頑張りました。

黒川芽以-武田梨奈-映画かぐらめ舞台挨拶

なお、本作は、今年5月に亡くなった俳優・今井雅之の映画出演作品としての遺作でもある。親交も深く、本作でも共演シーンの多かった大杉漣に質問が飛んだ。
武田梨奈-今井雅之-映画『かぐらめ』

Q:大杉漣さんは、今井雅之さんとのシーンが多かったですが、いかがでしたか?

大杉漣:

「びっくりしました。若い頃、Vシネマで今井さんと出会い、共演が多かったですが、元気で裏表のない方でした。そして、舞台をすごく愛している方でした。彼は私より年下ですが、本当に学ぶところが多かったです。今井さんの想いや俳優としての魂のようなものは、この『かぐらめ』の中に詰まっています。」


Q:最後に、皆様にメッセージをお願いします。

武田梨奈:

「ようやく公開ができて本当に嬉しいです。この作品は、私にとって、とにかく大好きな作品になりました。監督とは、最初、「世界中の人に観ていただきたい」と話していたが、撮影している最中に「まず、目の前にいる人の背中を押せる作品にしよう。」と言うようになりました。私自身、この作品に何度も救われました。自分の中では、“代表作”になったと感じています。

この作品の撮影中に、監督のお母様が支えてくれたのですが、公開前に天国に逝かれてしまい、完成を一番楽しみにしていたと思うのですけど、観れなくて。でも、今井雅之さんもそうですが、絶対どこかで観てくれていると思っています。この作品を通して役者としても人間としても成長させていただいた作品なので、私もこの作品と一緒に成長していきたいと思います。」

武田梨奈-黒川芽以-大杉漣-映画かぐらめ初日舞台挨拶

武田梨奈は、奥秋泰男監督のお母様と今井雅之の2人を思い出し、涙ぐみながら語った。

奥秋泰男監督:

「“魂”のこもった映画になっていると思います。「この日本人の“魂”を、より多くの方に観ていただきたい」と思って、いろいろな国際映画祭にチャレンジしています。世界に人にも、そういう気持ちが伝わるということを実証していきたいと思います。」

奥秋泰男監督-映画-かぐらめ-舞台挨拶

いよいよ10月24日に日本で公開された映画『かぐらめ』。モントリオール世界映画祭で多くの来場者が涙した感動作品だが、日本でも会場で感動の涙を流す方が多く、人を感動させる“魂”は、世界共通であることを実感させられる。そして、それほどまでに本作に魂が込められているからでもあるだろう。(ACTRESS PRESS 編集部の私も感動の涙を流しました。)

◎映画のあらすじや出演者等 詳細は、9月21日の記事参照
http://actresspress.com/kagurame/

ACTRESS PRESS 編集部