福原遥、畑芽育がプレゼンター、森香澄がMCを務める「ショードラアワード2024」授賞式開催。福原ら出演作品の見どころは一人芝居。<写真30枚>【Reporter:児玉瑞歩、早川千鶴】

福原遥、畑芽育、森香澄「ショードラアワード2024」2024年4月25日。ACTRESS PRESS(アクトレスプレス )

2024年4月25日,大手町三井ホールにて,「ショードラアワード2024」授賞式が開催された。
「ショードラ」は、ショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」を始めとした“縦型ショート動画”がスマートフォンで数多く視聴され、誰もがクリエイターになれるこの時代に、“縦型ショート動画”の持つ〈身近さ〉と、ドラマの持つ〈物語性〉を通して、次世代のクリエイターやスタータレントの発掘、新しい動画の表現方法を目指す、ショートドラマ(略して、ショードラ)プロジェクトである。

本コンペティションは、“縦型ショート動画”の新たなドラマの『カタチ』を通して、「ドラマをつくりたい」クリエイター、「ドラマに出演したい」役者に出会うことを目的として開催された。応募された作品の総再生回数は,10億回を突破した。
今回の授賞式には,ショードラプロジェクトの一環で山戸結希監督によって作成されたショートドラマ「みつめてそらして」で主演を務めた,女優の福原遥と畑芽育が登壇。さらにMCは,元テレビ東京アナウンサーの森香澄が担当した。

【ゲスト・プレゼンター】

【福原遥】

福原遥
福原は登場すると,「このような素晴らしい場に立たせていただけてとても嬉しく思っております。TikTokは私自身すごくいつも楽しく拝見させてもらっているので、そのドラマに今回こうやって出られたのはなんかすごい嬉しいなと思いながら撮影していました。本日はよろしくお願いします。」と挨拶。

福原遥
ショートドラマというジャンルを元から知っていたかと聞かれると,「撮影が結構前だったんですが,その時はまだ知らなくて。撮影するってなってちょっと見させていただいたら,短い時間でストーリーがどんどん展開していくのが面白くて,ついついいろいろ見てしまいました。」と,ショートドラマの面白さを語った。

福原遥
福原自身がショートドラマに出演した感想については,「1人芝居なので,お客さんにずっと飽きずにその動画を見続けてもらうためにちょっと早口でセリフを言ったりとか,一発本番だったりして,緊張感ありながら撮影しました。いろんな工夫がギュッと詰まった作品です。」とショートドラマならではの工夫について話した。

福原遥

【畑芽育】

畑芽育
畑は登場すると,「今回初めてこのような授賞式アワードでのプレゼンターということでものすごく緊張しているのですけれども、こういう大切な場所で、皆さんにとって記憶に残る授賞式にさせていただきたいと思っておりますので、今日はどうぞよろしくお願いいたします。」と,緊張している様子を見せた。

畑芽育
畑芽育
畑はショートドラマについて,「なんとなく存じ上げてはいたんですが,まさか自分が携わるとは思っていなかったので,事前にいろんな動画を見させていただきました。」と話した。

畑芽育
畑は途中のトークセッションにも登場。

畑芽育
トークセッションの最後に、ショート動画のクリエイターたちへの応援メッセージを求められると,「このような機会で皆さんの本当に素敵な作品をたくさん見させていただけて,本当にありがとういます。これからますますの活躍を願っておりますとともに皆さんと今後ぜひお仕事をご一緒できる機会があればいいなと思っておりますので、そのときはぜひよろしくお願いします。本当におめでとうございます。」と笑顔で語った。

【授賞式】

福原遥
大賞作品の発表をする福原遥。

福原遥
福原遥

大賞を受賞したのはウミガメごっこ。
受賞作品を見た福原は「ミステリー感覚で楽しめる面白い作品でした。これからまたどんな作品が見られるんだろうって楽しみな気持ちでいっぱいです」とコメントした。


一番再生回数の多かったバズり賞には、日テレ公式ショートドラマアカウント『毎日はにかむ僕たちは。』が選ばれた。

辻香音、奏羽茜、倉本琉平、大関れいか
左から出演者賞を受賞した辻香音、奏羽茜、倉本琉平、大関れいか、プレゼンターを務めた朝日放送テレビの飯田氏。

出演者賞の受賞者には 地上波テレビドラマ(ショードラアワード大賞制作ドラマ)への出演権が贈られる。

【森香澄】

森香澄
森香澄はMCとして登場し、全体の進行やトークセッションでの進行を行った。

森香澄
森香澄
トークセッション時には、出演者のコメントに対してにこやかに頷く姿が印象的だった。

森香澄
畑がよく見る動画のジャンルについて「美味しいご飯の動画をよく見ます」と紹介すると、森も「グルメ系は見ちゃいますよねー!」と笑顔を見せた。
森香澄

【フォトセッション・代表質問】


授賞式終了後にはフォトセッションが行われた。


福原は出演したTikTokの連続ドラマ『みつめてそらして』の見どころを尋ねられ「カメラが相手の人だと思ってお芝居しているので、皆んな(出演者)の一人芝居にも注目して楽しんでいただけたら嬉しいです」とコメント。また同作品は福原遥、畑芽育、桜田ひより、吉川愛の4人がそれぞれ主演を務めるが、「ストーリーが繋がっているので、一つの動画だけじゃなく是非全部繋げてみていただけたら嬉しいです」と紹介した。


今後の活動について尋ねられると、「幅広いお芝居をしていけたらいいなと思います。自分も知らない自分を見てみたいです。」と意欲を見せた。


畑は「自分でドラマを作るとしたら?」という質問に対して「可愛い女の子の可愛い表情を沢山撮りたいなって山戸監督を見ながら思いました」と『みつめてそらして』の山戸監督にインスパイアされたアイデアを披露。「画面いっぱいに可愛い女の子のもどかしい表情とかちょっと切ない表情を映すんです。自分が恋人と錯覚してしまうような胸キュン動画は見ている方にも楽しんでもらえるんじゃないかなって思います」と語った。


代表質問にはMCの森も回答者として参加。上田慎一郎監督に対し、「森香澄さんでショートドラマを撮るとしたら?」という質問が寄せられると、プレゼンターである日経BPヒット総合研究所研究員の品田英雄氏はすかさず「アイドルですよ!」と紹介。森が即座に「アナウンサーです!」と返し会場を沸かせる場面もあった。

森香澄
改めて上田氏が「アクション映画を撮りたいですね。パルクールみたいなのを撮れると面白いかなって思います」とコメントすると、森は「やったことないですけど、身体能力は高い方だと思うので頑張ります。今からトレーニングを始めたいと思います」と意気込んだ。

【information】
ショードラアワードとは、 “縦型ショート動画”の持つ〈身近さ〉と、ドラマの持つ〈物語性〉を通して、 次世代のクリエイターやスタータレントの発掘、新しい動画の表現方法を目指す、 ショートドラマ(略して、ショードラ) プロジェクトのコンペティション授賞式。

中西萌文

公式サイト:https://www.showdrama24.com/

【感想】

児玉瑞歩(お茶の水女子大学)ACTRESS PRESS REPORTER(アクトレスプレス レポーター)
会場では受賞作品が上映されたのですが、「この作品やこの人の演技をもっと見ていたい」と思うものばかりでショートドラマの魅力に引き込まれました。ショードラは次代を担うクリエイターや俳優が次の世界へと羽ばたいていける場所ということで、今後の作品や出演者に注目しています。(児玉瑞歩)


早川千鶴(早稲田大学)ACTRESS PRESS REPORTER(アクトレスプレス レポーター)

私自身,最近はInstagram等でショートドラマをよく見ていたので,今回のコンペティションで,もっと見たいと思うような新しい作品に出会えてうれしかったです。多くの人々が,インターネットでweb動画に触れることができ,だれもがそのクリエイターになれる時代。今後もショートドラマ界がさらに盛り上がっていくことを期待しています!(早川千鶴)


児玉瑞歩(お茶の水女子大学)、早川千鶴(早稲田大学)ACTRESS PRESS REPORTER(アクトレスプレス レポーター)

◎ACTRESS PRESS編集部
◆取材・文: 児玉瑞歩(お茶の水女子大学)、早川千鶴(早稲田大学)
◆撮影:仲西一成(Scketto)
◆リポート連載記事:https://actresspress.com/category/report/

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