女優として活躍中の前田敦子(まえだ あつこ)が主演を務める、短編映画『サポステ』(2017年2月9日公開)の「予告編映像」が、本日1月27日から期間限定で公開された。本作は、厚生労働省は、若年無業者等の支援を行っている地域若者サポートステーション(愛称:「サポステ」)の広報活動の一環として製作される映画で、前田敦子が地域若者サポートステーション(サポステ)の新米スタッフ「前島いつき」を演じ、彼女の休日を描いたストーリー。世界的映画監督である河瀬直美監督との初タッグに注目が集まっている。
物語は、前島いつき(前田敦子)が、とある休日に一人の若者(井之脇海)を見かける場面から始まる。彼は一度、サポステに相談に来たことのある若者で、彼がいつきに対して心を開いていく様子が描かれている。
▼短編映画『サポステ』予告編は、コチラ♪
また、撮影オフショットも公開された。
本短編映画は、2016年の12月末に奈良で撮影された。丸1日での撮影のため、当日は朝から緊張感が漂いながらも、和やかに撮影が行われた。前田敦子は、河瀬監督の世界観が以前から大好きで、河瀬作品に参加できることをずっと楽しみにしていたので、噛みしめながら撮影に挑んだそう。前田敦子が演じるいつき役も25歳ということで、「リハーサルから役に入ることができ、いつき役になりきれました。もっと撮影がしたかったです。」と笑顔で語っていた。河瀬直美監督は、現実味をどのように映し出すか、冬の撮影の中で光をどう映し出すかにこだわったとのこと。「悩んでいる彼がふと見上げる空に光が一筋あるとか、路地を曲がれば何かそこに日だまりがあるという世界を作りたいと思っていた。」と語っていた。
短編映画『サポステ』は、2017年2月9日(木)公開予定。要チェック♪
【短編映画『サポステ』概要】
<ストーリー>
地域若者サポートステーション。通称サポステは、働くことに踏み出せない若者と向き合い、社会との橋渡しを行う支援施設だ。そんなサポステで新米相談員として働く前島いつき(前田敦子)は、とある休日に一人の若者(井之脇海)を見かける。彼は一度、サポステに相談に来たことのある若者だった。いつきは、若者に対して何を語るのか。そして若者は、いつきに対して心を開くことができるのか。
<スタッフ>
監督:河瀬直美/脚本:山田英治/音楽:空気公団/撮影:百々 新/照明:太田康裕/スタイリスト:小林美和子/ヘアメイク:小西神士
<キャスト>
前島いつき:前田敦子/岸田ゆうじ:井之脇海
▼短編映画『サポステ』Official Website
http://saposute.mhlw.go.jp
【「地域若者サポートステーション」について】
地域若者サポートステーション(愛称:「サポステ」)は、働くことに悩みを抱えている15歳~39歳までの若者に対し、キャリアコンサルタントなどによる専門的な相談、コミュニケーション訓練などによるステップアップ、協力企業への就労体験などにより、就労に向けた支援を行っている施設。サポステは、厚生労働省が委託した若者支援の実績やノウハウがあるNPO法人、株式会社などが実施しており、
全国に160箇所設置されている。
◎情報提供:厚生労働省