NHK 連続テレビ小説「べっぴんさん」で一躍国民的ヒロインとなった女優・芳根京子(よしね きょうこ)が主演を務める短編映画『わさび』が、今夏8月26日(土)より劇場公開されることが決定し、メイン・ビジュアルが公開された。(本記事冒頭の画像)。また、公式サイトも公開された。
本映画『わさび』は、心の病を抱えた父を守るため実家の寿司屋を継ぐことを決めた女子高生の覚悟と優しさを描いた感動作。芳根京子は本作にて、その女子高生・山野葵を瑞々しくも力強く、見事に演じ切っている。
この度発表されたメイン・ビジュアルは、困難な環境に屈しそうになりながらも恐れることなく現実を見つめる主人 公・山野葵の静かな覚悟が表現されており、物語の舞台となった岐阜県・飛騨高山の街並みの中で撮影当時18歳の 芳根京子の眼差しの強さと儚さが印象深いものとなっている。
また、共演には富田靖子、下條アトム等ベテラン俳優陣を迎え、短編映画の枠を超える 重厚な感動作に仕上がっている。 監督は、海外でも受賞歴を持つ外山文治。本作では製作と脚本を兼任している。
昨年11月には、ブリュッセル国際映画祭䛾ショートフィルム・コンペティション部門でプログラムにて上映され、話題になった本作。いよいよ日本での劇場公開に先立ち、今月「高崎映画祭」にてジャパン・プレミア上映され、5月にはロサンゼルスでの上映も決定している。また、『わさび』は、「映画監督外山文治短編集」と題し、女優・吉行和子短編映画初出演となる『春なれや』(外山文 治監督作品)他と同時上映という形で劇場公開される。
【短編映画『わさび』概要】
【STORY(ストーリー)】
心の病を抱えた父を守るため実家の寿司屋「やま乃」を継ごうと決めた女子高生・山野葵(芳根京子)。今は離れて暮らす母・ 房子(富田靖子)や周囲の大人達は、その決断に戸惑い反対しながらも、彼女の人生を本気で背負おうとはしない。 そんな葵の前にかつて所属していた少年野球チーム「高山メッツ」の監督・梅田庄吉(下條アトム)が現れた。 粉雪が舞う静かな夜、葵は庄吉に野球の勝負を求める。葵は子供の頃から、庄吉が投げるボールの軌道を「魔法」だと信じて いた。せめて今は魔法のような力を信じたい……。
葵が噛みしめるのは、人生の苦みと哀しみ、そして新しい希望。
製作・監督・脚本:外山文治(映画『燦燦–さんさん–』『わさび』ほか)
出演:芳根京子、富田靖子、下條アトムほか
2016 年/日本/日本語/カラー/シネマスコ―プ/ステレオ/ 30 分
公開日:2017年8月26日(土)
劇場:渋谷ユーロスペース
▼公式サイト
http://haru-wasabi.com
© 外山文治
【芳根京子・PROFILE】
女優/ジャパン・ミュージックエンターテインメント所属
・生年月日:1997年2月28日
・出身地:東京都
2013年にフジテレビ系ドラマ『ラスト♡シンデレラ』で女優デビュー。
2014年、NHK 連続テレビ小説『花子とアン』で花子䛾親友䛾蓮子(仲間由紀恵)䛾娘役を演じる。
2015年、キャストオーディションで1000人以上䛾参加者䛾中から選䜀れ、㼀B㻿系ドラマ『表参道高校合唱部!』でドラマ初主
演を務める。平成28年度後期 NHK 連続テレビ小説『べっぴんさん』でヒロイン坂東すみれ役を務める。
◎ACTRESS PRESS編集部