世界中のミスが東京に集結!『第60回ミス・インターナショナル世界大会2022』日本代表松尾綺子、ミスアジアに輝く!【Reporter:細井彩香、高石実梨愛】

世界中のミスが東京に集結!『第60回ミス・インターナショナル世界大会2022』日本代表松尾綺子、ミスアジアに輝く!

2022年12月13日、『第60回ミス・インターナショナル世界大会2022』が3年ぶりに開催。今年で60回目を迎え、世界各国約70の国と地域の“美と平和の親善大使”が東京に集結した。

ミス・インターナショナル世界大会2022

ミス・インターナショナルは単に外見的な美しさを競い合うだけでなく、世界平和を目指し、友好親善、社会活動を行う。世界各国のミスらが「美の親善大使」として一堂に会し、活動することで各国間の相互理解の増進を図っている。

ミス・インターナショナル世界大会2022

華やかな民族衣装、イブニングドレス、水着ウォーキングでの審査が行われ、ファイナル8に輝いたミスの中から、トップ5が発表された。

ミス・インターナショナル世界大会2022

リポート2本目は、受賞者(2位~5位)日本代表・松尾綺子をリポートする。

【受賞者・2位~5位】

4位:ナタリア・ロペス・カルドナ(コロンビア代表) 2位:ステファニー・アマド(カーボベルデ代表) 1位:ジャスミン・セルバーグ(ドイツ代表) 3位:タチアナ・カルメル(ペルー代表) 5位:セリーヌ・サントス・フリアス(ドミニカ共和国代表)
グランプリに輝いたドイツ代表ジャスミン・セルバーグの周りに並ぶ受賞達。
左から
4位:ナタリア・ロペス・カルドナ(コロンビア代表)
2位:ステファニー・アマド(カーボベルデ代表)
1位:ジャスミン・セルバーグ(ドイツ代表)
3位:タチアナ・カルメル(ペルー代表)
5位:セリーヌ・サントス・フリアス(ドミニカ共和国代表)

4位:ナタリア・ロペス・カルドナ(コロンビア代表) 2位:ステファニー・アマド(カーボベルデ代表) 1位:ジャスミン・セルバーグ(ドイツ代表) 3位:タチアナ・カルメル(ペルー代表) 5位:セリーヌ・サントス・フリアス(ドミニカ共和国代表)
受賞式後には、グランプリと2位から5位にランクインしたミスらが写真撮影に臨んだ。

4位:ナタリア・ロペス・カルドナ(コロンビア代表) 2位:ステファニー・アマド(カーボベルデ代表) 1位:ジャスミン・セルバーグ(ドイツ代表) 3位:タチアナ・カルメル(ペルー代表) 5位:セリーヌ・サントス・フリアス(ドミニカ共和国代表)
記者からの要望に応じ、グランプリのジャスミンへとキスをするポーズを取られるなど会場は和やかなムードに包まれていた。

2位
ステファニー・アマド

カーボベルデ代表・23歳・通訳業(医療)、モデル

ステファニー・アマド
エメラルドグリーンのマーメイドラインが美しいドレスで登場した。ハイネックデザインに裾がふわりと広がったマーメイドタイプのドレスは、彼女の女性らしさ、美しさを際立たせている。

ステファニー・アマド
スピーチでは「私がミス・インターナショナルに選ばれ、このような場にいるとは夢にも思っていませんでした。少女の頃の私は、全く異なる環境にいました。それは、大人になった今の私のメンタリティ、考え方に大きく影響していたと思います。私はまっすぐで長い髪、青い目を持っていないと美しさを競うコンテストには、出場できないと信じ込んでいました。その為、このような場で私のことを選んで頂き、私は自信を持つことが出来ました。ありがとうございます。コンテストを終え、本国アフリカに帰りましたら、家が貧しいが故に労働を強いられている女性、そして、お金を稼ぐことが出来ないという理由で、自身が望まない環境に置かれている女性たちに対して自由に生きる機会を創り出していきたいと考えております。」と感謝と、女性がより自由な選択ができる社会を築きたいと今後の希望を述べた。

3位
タチアナ・カルメル

ペルー代表・28歳・女優、モデル

タチアナ・カルメル
足元に大きなスリットが入った華やかなドレスを着用。ビジューがライトに照らされ、キラキラと輝いていた。ラグジュアリーな刺繍が施されたドレスは透け感があり、上品な印象を与えていた。彼女の登場に会場からは、大きな歓声が上がっていた。

タチアナ・カルメル
スピーチでは「私はビューティークイーンになるということは、どういう意味を持つのか、ペルーでグランプリを受賞してから、数ヶ月間考えてまいりました。外見の美しさだけではビューティークイーンにはなれません。女性としての強さを示すことが非常に重要だと思います。この1年間、私にとっては、非常に辛い1年でしたが、このような場に立てるということをとても嬉しく思います。そして、家族や周りにいる方々、共に戦う女性へ感謝しております。自分が声を上げることで、周りの方々にも良い影響を与えたいと思っております。私がもしグランプリを獲得したら、これまで忘れ去られてきたような人々に目を向け、力を与えたいと思います。私が住むペルーにはそのような一歩が必要だと考えます。なぜなら、誰しもが希望を持ち、教育を受ける権利を有しているからです。今後、私は皆さんの光になっていきたいと考えております。」と語った。

4位
ナタリア・ロペス・カルドナ

コロンビア代表・23歳・大学生

ナタリア・ロペス・カルドナ
ホワイトのオフショルドレスに身を包み、観客を魅了した。
女性らしさを最大限に表現してくれるドレスには、パープルのビジューがあしらわれており優美な一着となっている。

ナタリア・ロペス・カルドナ
スピーチでは「女性として、私は世界中の皆さんに健康で美しくあることの大切さを伝えたいと思います。自分の身体的な面はもちろん、メンタル面でも自分に自信を持ち居心地の良い状態を保つことが大切です。ビューティークイーンであったとしても、美しい女性であったとしても、頭と心が虚しくてはいけません。ミス・インターナショナルになったら、皆さんのメンタルヘルスについて活動したいと思っています。」と美しい女性であるための姿勢について語った。

5位
セリーヌ・サントス・フリアス

ドミニカ共和国代表・22歳・大学生、モデル

セリーヌ・サントス・フリアス
ホワイトのドレスに、シルバーのビジューが全体に施されたドレスで登場したナタリア。
縦のラインが美しく見える体にフィットするデザインで観客を魅了。

セリーヌ・サントス・フリアス
スピーチで「ドミニカ共和国では、子供たちの教育、自由を守る組織を作っていきたいと考えています。私は世界の子供たちの教育に貢献していきたいと思っています。ミス・インターナショナル、ありがとうございます。」と語り、自国の未来を創っていきたいと意気込んだ。


社交家のデヴィ夫人、世界的デザイナーのコシノジュンコさんらが審査員、プレゼンターとして登場。
それぞれ、ティアラ、サッシュを贈呈し、お祝いの言葉をかける様子が伺えた。

藤原紀香
ピンク色のドレスに身を包み、審査員として登場した藤原紀香。
足元や肩には花の和柄が施されており、ウエストには帯を締め、日本の美を象徴している。

ミス・インターナショナル世界大会2022
フィナーレでは、ミス全員が集まり抱き合う様子が見られた。互いに祝福の言葉をかけ合い、ステージ上は涙と笑顔に包まれていた。

【日本代表】

2022ミス・インターナショナル日本代表は、日本でジャーナリストとして活動する佐賀県出身の23歳、松尾綺子。

松尾綺子
2021年11月に行われた日本代表選出大会にて、グランプリを受賞し本大会へ参加した。

松尾綺子
ナショナルコスチュームの審査では、黄色と白のグラデーションが美しい和装で登場。腕を広げると黒地に描かれた黄金の竜が登場。日本の、上品で雅やかな美しさの中に趣向が凝らされている演出であった。

松尾綺子
ゴールドの優美なドレスで、ステージで堂々たるウォーキングを披露した。

松尾綺子
松尾綺子
松尾綺子
松尾はミス達の相互投票によって、選出される各大陸の代表「ミス五大陸」の1人、「ミスアジア」を受賞。

ミス・インターナショナル世界大会
「ミス・インターナショナル世界大会」公式ホームページ:
https://www.miss-international.org/
「ミス・インターナショナル日本大会」公式ホームページ:
https://www.miss-international.org/jp/

【感想】

それぞれの国を代表して来日した世界中のミス達が日本での様々な活動に挑み、日本文化に触れ、スピーチで自身の思いを伝える姿を見て、とても感動しました。そして、自分も彼女たちのように力強く美しく生きたいと強く思いました。内面から出る美しさは、1人1人がこれまでの人生での様々な経験から培われていると彼女たちの言葉を聴き、強く感じました。ミスに選ばれたジャスミンさんのスピーチは、「視野を広げ、世界へ羽ばたきたい」そう改めて考えるきっかけとなりました。(細井彩香)


細井彩香(上智大学) 高石実梨愛(慶応義塾大学)ACTRESS PRESS REPORTER(アクトレスプレス リポーター)

◎ACTRESS PRESS編集部
◆取材・文:左~細井彩香(上智大学)、右~ 高石実梨愛(慶応義塾大学)
◆コーディネート:Scketto: https://www.scketto.com/
記者連載記事:https://actresspress.com/category/report/

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