SUPER☆GiRLS渡邉幸愛卒業ライブ＆5期新メンバー（萩田帆風・竹内ななみ・田中想）3名お披露目。【Reporter：曽我部真衣】

2021年6月12日、Zepp DiverCity (TOKYO)にて1部：『SUPER☆GiRLS』結成11周年ライブ～Cha11enge～、2部：渡邉幸愛、卒業ライブ～Happy Love Bloom～の2部制でライブが開催された。

【会見】

1部と２部のライブの間にはプレス向け会見が行われ、今回卒業する渡邉幸愛、今回から6代目リーダーとなる阿部夢梨、5期新メンバーの萩田帆風・竹内ななみ・田中想の3名がお披露目された。

左～渡邉幸愛、阿部夢梨、萩田帆風、竹内ななみ、田中想

渡邉幸愛（わたなべこうめ）

SUPER☆GiRLSで7年間を駆け抜けてきた、リーダーの渡邉。
卒業公演を直後に控えたインタビューで、「次の公演が本当に最後なんだな」と自身の寂しさを吐露しつつも「今はどちらかというと未来に向かって楽しみな気持ち」「全力で楽しんで新しいスパガに託したい」と笑顔を見せた。また、その意思を引き継いでいく後輩たちに対して、自身が加入した当時の7年前の写真を振り返りたくないというエピソードを添えつつ「出来る限り可愛く、そして楽しく第5章を作っていって欲しい」と明るくエールを送った。
Twitter：https://twitter.com/SG_KOME_avex

阿部夢梨（あべゆめり）

渡邉からバトンを受け取った、新リーダーの阿部。
「歴代の先輩方と比べて不器用な性格なのですごくびっくりした」「不安な気持ちの方が最初はすごく大きかった」と新リーダーに抜擢された当初の心境を振り返った。不安な気持ちが大きかった阿部だが、「私が不安になっていては、付いてくるメンバーがいないのでは」と考えるようになり、「今は一切不安な気持ちはない」「グループのために全力で頑張っていきたい」と決心したような表情で力強くコメントした。また、今後の展望に関して「第5章のスーパーガールズはとにかくフレッシュに、明るく、華を咲かせられるようなグループを目指していきたい」と一足早く第5章へ想いを馳せている様子だった。
Twitter：https://twitter.com/SG3_YUMERI

【新メンバー3名】

そして、SUPER☆GiRLSの第5章に新たな風を吹かす新メンバーが発表された。
左から萩田帆風（はぎた・ほのか/20）・竹内ななみ（たけうち・ななみ/16）・田中想（たなか・ここな/15）の個性豊かな３名だ。

萩田帆風（はぎたほのか）

静岡県出身の萩田は、女子高生ミスコンで準グランプリとフリュー賞を受賞。数々の写真集や舞台・演技、雑誌で活躍し、Tik Tokのフォロワー数はなんと約25万人！　空手や習字も有段者というまさに才色兼備の新スターだ。萩田は合格の知らせを聞いた当初を振り返って「正直すごく不安だし、実感が全くなくて、嬉しさというよりもびっくりした」とコメント。取材前に行われた初ステージを通してようやく実感が湧いた様子だった。「今回、このステージに立ってパフォーマンスをして、すごく楽しくて、そこで初めて自分がアイドルになったんだなって実感しました」「これからフレッシュで明るく元気な姿を届けて、頑張りたいと思います！」と語った。
Twitter：https://twitter.com/SG5_honoka

萩田帆風（はぎたほのか）

そんな萩田は、オーディションの際に先輩である渡邉と阿部の前でマリオのモノマネを披露。
渡邉は、「すごくおかしな面白い子だなと思った」「これが出来るってことがすごい！」と合格への鍵となった逸話も語り、続く阿部は、萩田がオーディション会場で転んだことを取り上げ、「すごくナチュラルな転び方をしていた」「この子は何か持っているなと感じた」と先輩方からベタ褒めされると、萩田は、若干照れながら「嬉しいがすごいです！」と満面の笑みでコメントした。

竹内ななみ（たけうちななみ）

兵庫県出身の竹内は、大きな黒目がチャームポイントの現役女子高生。
キッズモデル出身で、モデルだけでなく２つのアイドルグループに所属経験があり数々のステージに出演してきた。渡邉は「穏やかなんですけど、パフォーマンスをしたらしっかり真のパフォーマンスを見せてくれる」「ギャップにすごく素敵だなと思いました」とコメント。続いて阿部からは「アイドル界の原石」「パフォーマンスになると一気に大人っぽくなって、かっこよくて、誰もが最初惹きつけられるメンバー」と期待感を露わにした。
Twitter：https://twitter.com/SG5_nanami

田中想（たなかここな）

大阪府出身の田中は、アニメとゲーム好きの最年少メンバー。
渡邉は「歌もダンスもまだしたことがなかったんですが、すごく一生懸命練習していた」「頑張っている姿に素敵だなと思った」とひたむきな努力を評価した。また、阿部は「今どきの顔」「育てたくなるようなメンバー」とその愛らしさに惹かれた様子だった。
それに対して田中は「今どきの顔って言われてすごく照れ臭くて恥ずかしいですけど、SUPER☆GiRLSのメンバーとして頑張っていきたいと思いました」と、まだ緊張していたのか表情は少し硬かったが、これからの活動に意欲を示した。
Twitter：https://twitter.com/SG5_cocona

【ライブ】

左～坂林佳奈、松本愛花、渡邉幸愛

1部公演では、華やかなドレスに着替えた松本愛花が卒業セレモニーを行った。
これまでの活動を振り返りながら手紙を読み上げ、実姉の松本日向がHKT48で活躍する中、自身もオーディションに応募するまでの秘めたる葛藤や、これまでお世話になった皆さんへの感謝の気持ちが松本らしい言葉で語られた。卒業曲には、SUPER☆GiRLSのデビューアルバム「超絶少女」に収録されている「NIJIIRO涙。。。」と、本人が心から尊敬している浅川梨奈がセンターを務め、”どうしても歌いたかった楽曲”「恋☆煌メケーション!!!」を選んだ。

「NIJIIRO涙。。。」では4期メンバーも登場して歌い上げ、セリフのパートでは一人ずつ温かいメッセージを送り、それぞれの年齢は離れていても同期の絆を強く感じられた。
また、「恋☆煌メケーション!!!」のために浅川梨奈の超絶カラーをイメージしたネイルにするなど、偉大な先輩への想いも詰まった卒業公演となった。