資生堂が、昨年末に発表した「過去100年間の女性のメイク変遷」を再現した記事が実に興味深い。
http://hma.shiseidogroup.jp/info/p20141222_5392/
分析者は、シニアヘア&メーキャップアーティスト鈴木節子氏。
モデルは、なんと!全て同一の女性なのだが、全く別人のように感じられる。
それくらい、時代によってメイクが大きく変わったことを表しているのだろう。それと同時に、メイクによって女性の印象は大きく変わる、ということでもある。
また、21世紀後半からは、その写真を見ただけで当時の情景が一瞬で思い出される。それくらい女性像は、時代を反映したものなのだろう。その時代のTVや映画の女優の姿も思い起こされる。
以下に、各時代ごとの特徴的写真を掲載して見てみる。
※写真出典は、すべて資生堂
【1920年代】
大正ロマンのモダンガール
【1930年代】
銀幕女優への憧れメイク
【1950年代】
アメリカンスタイルとヘップバーンをお手本としたメイク
【1960年代】
欧米志向真っ盛りの時代。西洋人形風メイク
【1970年代前期】
フォークロア調アンニュイなヒッピースタイル
【1970年代後期】
欧米志向を脱却 日本美を見直し
【1980年代初期~中期】
ジャパンアズナンバーワンのキャリアウーマン
【1980年代後期~1990年代初期】
バブル期のワンレン・ボディ・コン にわかお嬢様
【1990年代後期~2000年代初期】
ミレニアムのヒカル クールビューティー
【2000年代中期~後期】
モテ気分の盛化粧
【2011年3.11以降】
癒し愛され・ゆるふわ化粧
【2010年代中期】
にわか好景気の バブルリバイバル
そして!
【2020年】
未来予測も発表されました!
日本古来の化粧の三原色である「赤」「白」「黒」を基調としたメーキャップが提案されています。
2020年に向かって女性のメイクは、どのように変化していくのでしょうか。実に楽しみである。
80年代のメイクが一番魅力的に感じますw