『水卜麻美のオールナイトニッポン0(ZERO)』は「ビートルズ愛」「食リポ」そして「リスナーへ愛がたくさん」の初出演!【アナウンサーLAB③ <女子大生視聴リポート>】

水卜麻美 アナウンサー

ニッポン放送の番組『オールナイトニッポン0(ZERO)』毎週土曜日の週替りパーソナリティを、日本テレビアナウンサーの水卜麻美(通称水卜アナ)が2021年10月23日(土・27時~29時)に初出演。

初のラジオパーソナリティということでしたが、聴き心地の良い声にのせて水卜アナの人柄が伝わる放送でした。今回はアナウンサーを目指す女子大生記者が視聴リポートを書かせて頂きました。

水卜麻美 アナウンサー

放送の中から大きく3つのパートをご紹介します。

【放送スタート】

本番が始まると、聞きやすい水卜アナの声、そして「日本テレビアナウンサーの水卜麻美です!」との自己紹介。翌日は休日(土日が休日というシフト)ということもあり、なんと「#ミトANN0」とついたものは全て読むという執念ぶり。
日本テレビの上司からも「(話題になるという意味で)炎上してこい!と言われてきたんです!」ということで、終始Twitterのコメントやトレンドをチェックしながら、コミュニケーションを取る放送でした。

【ビートルズ愛】

「父の紹介で、学生時代からビートルズが大好き。」という水卜アナ。
「これで伝わりますかね」と心配しつつ披露したエピソードが、iPodのシャッフル機能を使ってイントロを聴いてタイトルを当てるクイズを1人で通学・通勤の電車の中でしていたというもの。さらに、『スッキリ』担当時代に経験した初めての1人旅行の行き先も、ビートルズの出身地イギリスだったというほどにビートルズ愛を語った。
大学に行く際の服装に迷うというリスナーからの相談に対しても、「私は、夏場はいつもビートルズのTシャツにデニムです!ビートルズのTシャツは50枚持っていて、常に着ることで『ビートルズTシャツの人=私』というイメージになりました(笑)」と答えた。

さらに、今回の放送でかかった音楽も全編ビートルズ。
曲紹介を忘れるというお茶目な一面もありつつ、お気に入りの曲やオススメの曲をセレクトし、「就活中に全ての局に落ち、最後、唯一最終面接に残った日本テレビの面接に行く直前にも聴いた曲。落ち込むときに聞きます。」と言って『Here comes the sun』をかけるなど、自身のエピソードも交えつつ紹介した。

水卜麻美 アナウンサー
ビートルズTシャツの水卜アナ
https://twitter.com/mitomeetmeat/status/1451966681673191425

【「思い出せ、麻美! 食リポ修行中!」コーナー】

『ヒルナンデス!』のパーソナリティ時代、食リポをたくさん担当した水卜アナ。
リスナーからのメールを基に、空想をしながら食リポをしていくという企画をおこなった。様々なお題に対して想像力を働かせ、まるでその場にいるようなリポートを披露。(以下、『お題』とそのリポートの様子)

お題:『パンプキンパイ』
→最初のリポートから、「私は今、自由ヶ丘に来ています!」という設定、そして、「私が頭につけているカボチャのかぶり物がお店の入り口に引っかかってしまいました(笑)」というオチもしっかり用意。「カボチャをくり抜いて、ジャックオーランタンの形になっています!チーズもすごく伸びる!」と、見た目も食べている様子も想像できるリポートをした。

お題:『汁を吸ったお弁当』
→このテーマでは、食リポだけでなく、大学時代の人見知りエピソードも披露。「大学時代は友達が少なく、学食に行けなかったので、廊下のすみに立ちながら、パソコンで作業をしている風に見せかけてお母さんの作ってくれたチャーハンおにぎりを食べていたんです。」という衝撃の告白。今ではアナウンサーという職業の上だと、人見知りが前より治ったというものの、まだまだ改善のために奮闘中だそう。

お題:『譲り合い精神で、ラスト1個だけ残った餃子』
→細かい設定の食リポもおこなった。潔さ、遠慮せずに美味しく食べようとする様子を表現するために、「私食べるよ!うまっ!!」という一言のリポートも、バリエーションの幅が伝わってきた。

お題:『ガードレール』
→どんなものなのか、全く想像できないものにも挑戦をする水卜アナ。「パリッパリッですね。塩だれの餡をかけたらもっと美味しいと思います!ここは神奈川のガードレールですけど、埼玉のガードレールも食べたいです!」と、全力で想像力を働かせてリポートし、リスナーからも見たことがないものの方が、リポートが上手とのコメントが寄せられた。

【お悩み相談コーナー】

今回の放送では、リスナーから寄せられたお悩みにも真摯に答えた。

水卜麻美 アナウンサー

・就活中の方から、自己分析についての質問に関して、「私は特技に“ボラの顔真似”と書いたんです。
何が特技というよりは、そこから面接でどんな話ができるかという部分が大切かなと思ったので。」と答え、「長所や短所は、日々の自分からわかる!例えば、長所は就活の時期に自分が一番輝いたエピソードから見つけていくと良いです。」など、具体的に答えた。

・受験生の方からの緊張に関する悩みに対しては、「私も、今でも『ZIP!』で『おはようございます』と言うだけでも緊張してしまうんです。」と、意外な一面を告白。あとは、「あえて、ルーティンを作らないようにしている。」「力を120%は発揮できないと思って、準備を万全にしておく。」など、今でも心がけていることをアドバイスした。

・リスナーからの、「カレーライスにはサラダは納得いかない」という質問からは、まさかの「白米が大好きなので、カレーライスはルーとライスを別で食べたい。」という水卜アナのこだわりが発覚。
白米については、牛丼・チャーハンは白いご飯を別に用意したい!
しめは白ごはん!というほど、熱く白米への愛情を語った。

【放送を聴いて】

放送全編を通して、自分らしさを大切に、どんな質問にもひたむきに答えていく姿が印象的であった。
特に、「私も八方美人になります。妬み、嫉み、いっぱいもっていますよ(笑)でも、嫌われたくない分、他の人のことも好きになろうとしています。」という言葉や、「アナウンサーですけど、『私の話なんて誰か聞くのかな』と目立ちたがり屋の自分と交錯してます」という内面的な話には衝撃を覚えた。
どうしても、「アナウンサー」というと、なんでもこなせる完璧な人というイメージを持ちがちだったが、ありのままの自分で頑張っていく水卜アナの姿勢がとても素敵だと感じた。アナウンサーに必要なものを改めて考えるきっかけになった放送だった。(大島)

【information】

水卜麻美 アナウンサー
・水卜麻美
2021年4月から『ZIP!』総合司会を務める日本テレビアナウンサー
プロフィール:
https://www.ntv.co.jp/announcer/profile/a_miura.html
Twitter:
https://twitter.com/mitomeetmeat
・オールナイトニッポンTwitter:
https://twitter.com/Ann_Since1967

◎ACTRESS PRESS編集部
◆文:大島千乃(早稲田大学):
https://twitter.com/circle2021_0534
◆コーディネート:Scketto:
https://twitter.com/scketto1

【Scketto】
REPORTER(リポーター)

Scketto(スケット・助っ人)は、アナウンサー・マスコミ・エンタメ業界に就職を目指す大学生が記者・リポーターで参加するプロジェクト。アクトレスプレス編集部にて20219年9月より連載スタートして記者会見、イベント取材、カフェリポートなど200本以上の記事連載中。
今回の【アナウンサーLAB】は全国テレビ局・アナウンサー研究の一貫でスタート。
https://actresspress.com/category/report/

【Scketto 2021年度下期 募集概要】
・応募期間:2021年11月1日(月)~11月30日(火) 対象::大学1年生、2年生
・募集サイト:
http://scketto-fujikoogei.com/audition/

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