2023年5月4日、国立代々木競技場 第一体育館にて開催された日本最大級のファッション&音楽イベント『Rakuten GirlsAward 2023 SPRING/SUMMER(ガールズアワード)』が開催された。
3月29日に3~5期生主体のグループとなっては初の楽曲『人は夢を二度見る』を発売し、アイドルのみならず舞台やドラマでの活動の幅を見せる乃木坂46から久保史緒里、与田祐希、金川紗耶、筒井あやめ、山下美月、梅澤美波の6名がランウェイに登場した。
【久保史緒里】
今作でWセンターを務め、大河ドラマ『どうする家康』では五徳役を務める久保史緒里は2019年以来4年ぶりのRakuten GirlsAwardに登場。セブンティーンモデルステージのラストを飾った。
色白肌に溶け込むような淡いブルーのリンクコーデで登場した久保。流行のカーゴパンツに襟付きニットで大人カジュアルなコーデでセブンティーンステージを閉めた。
久しぶりのランウェイにやや緊張の面持ちを見せながら、ランウェイラストではポケットに手を入れてはにかむ可愛らしいランウェイを飾った。
【WEGO】
大阪・アメリカ村発の大人気USEDショップ。古着・リメイクのほか、オリジナルやセレクトアイテムも豊富に取り扱っている。“我々は行く”という「WEGO」の4文字のロゴは、“スタッフと顧客、ともに進む”という思いが込められている。半歩先行く程良いトレンド感と幅広いテイスト、そしてリーズナブル価格が若者に支持され、学生層を中心に人気ブランドとなっている。
【与田祐希】
飾らない性格と時折見せる独特の感性で男女共に人気を集め、個人のInstagramはフォロワー100万人を突破した与田祐希はFi.n.tステージのトップに登場した。
緩めな三つ編みツインテールとレトロなワンピースを合わせヨーロッパ風のスタイルを見せるとSNSでも「与田ちゃん人形みたいで可愛い過ぎる」とコメントが上がった。
ブラウンレッドなツヤ感あるメイクでランウェイトップではウィンクを見せるなど緊張を感じさせないステージとなった。
【Fi.n.t】
スイートなファッションが人気の『fi.n.t』の今期テーマは1970年のフランス映画のヒロインIsabelle(イザベル)となっている。
花に囲まれたプロヴァンスの田舎を舞台に、イザベルが着こなすレトロロマンティックなワードローブを展開している。
ピンクやオレンジ、ブルーをポイントに、全体的に日に焼けた様な色褪せたカラーリングにも注目が集まった。
【金川紗耶】
昨年北海道日本ハムファイターズの試合にてキツネダンスが可愛過ぎると話題を呼び、グループでも高いダンススキルで注目が集まる金川はヘルシースイートなdazzlinステージに登場した。
シアーの生地が爽やかな白トップスにグリーンのマーメイドスカート、水色のネイルを合わせた夏らしい華やかなコーデで登場。
ファンサービスに応える他にもステージトップでは投げキッスするポージングで観客をときめかせた。
【筒井あやめ】
齋藤飛鳥に飛鳥の子、革命児と言わしめ今後のグループを牽引する存在として期待が集まる筒井は金川同様dazzlinステージに登場した。
デコルテが見えるヘルシーなトップスに癖のある花柄フリルシルエットが印象的なティアードスカートを合わせ女性らしさが詰まったコーデを披露。
ライブ時とは違ったセンター分けの前髪で投げキッスするなど可愛らしいポージング見せた。
dazzlin
「dazzlin(ダズリン)」はマークスタイラーが手掛けるレディースアパレルブランド。「Healthy sweet casual」をブランドコンセプトに程よいヘルシーさとチャーミングな抜け感に独自の“sweet”と“casualさ”をプラスし常に新しいONとOFFスタイルを追求した大人可愛いリアルクローズを提案している。ステージでは『dazzlin』の夏らしくも可愛いコーデを纏ったモデル達が登場した。
【遠藤さくら】
『non-no』で専属モデルを務め、グループ随一の小顔とスタイルを活かしたしなやかなパフォーマンスが人気の遠藤は大人きれいがコンセプトのAndCoutureステージに登場。
大ぶりの花柄デザインが目を惹く肩見せワンピースで登場した遠藤。コルセットマークでスタイルの良さを引き立てるコーデで会場を魅了した。
【AndCouture】
“クチュールカジュアル”をコンセプトにカジュアルだけどクチュール感が有り、シンプルだけど大人キレイに着こなせる洗練されたアイテムを、取り入れやすく着回しが利くスタイルで女性から人気を集めている。
【山下美月】
最新シングル「人は夢を二度見る」ではWセンターを務めながら朝の連続ドラマ小説『舞い上がれ!』を始め、数々のドラマに出演するなどグループの顔として引っ張りだこな山下美月。本日は大人フェミニンなMERCURYDUOステージに登場。
女性らしいフレアシルエットにリブニットをコルセットでメリハリを効かせたイエローのワンピースで登場すると、観客からは歓声の声が上がった。インスタライブや専属モデルを務める『Cancam』でメイクにも注目が集まる中、この日はピンクのグリットが印象的なメイクとなった。
【MERCURYDUO】
ひとつの事にとらわれないしなやかで芯のある女性身につける女性のフェミニンな部分を引き出し、新しいスタイルの中にも都会的な女性らしさを感じさせる「NEW URBAN FEMININE」がコンセプトの人気ブランド
【梅澤美波】
坂道モデルラストには乃木坂46の3代目キャプテンとして頼もしい姿にファンやメンバーからの信頼も厚い梅澤美波が登場。
ノースリーブスのミニワンピにスカーフを巻き付け英国風の綺麗めコーデを纏いブランドトップで登場した梅澤。
ランウェイでは笑みを見せずクールなステージを見せた。スタイルを活かしたパンツルックの印象が強いファンからは「ミニワンピの綺麗めテイストのみなみんも好き!」と絶賛のツイートが見られた。
【DRESSTERIOR】
「物事の再構築、再評価をベースに今日の時代感との融合」をテーマに世界各国からセレクトされたアイテムを取り扱うアパレルブランド。今シーズンはセーヌ川沿いのおしゃれな雰囲気をコンセプトにしており英国風のスタイリングが人気。
【ARTIST STAGE】
グループの1.2期生が卒業し、3〜5期生中心の新体制となった乃木坂46が春らしいフレアワンピースに身を包み新曲「人は夢を二度見る」含め3曲を披露した。
1曲目グループ初のレコード大賞を掴んだ「インフルエンサー」を披露した。白石麻衣、西野七瀬がWセンターを務めたこの楽曲は卒業後に毎回センターを務めるメンバーに注目が集まる中、この日はグループの中心として活躍する山下美月、与田祐希が務めた。
ふわふわしたレース衣装ながらも最高難易度のキレあるダンスで会場のボルテージも一気に上がっていった。
2曲目は西野七瀬の卒業シングルとして発売された「帰り道は遠回りしたくなる」を披露。西野の卒業当時センターとしての姿が楽しみだと言われ、その後多くのライブでこの楽曲のセンターを務める遠藤さくらがこの日も安定したパフォーマンスを見せた。
ファッションランウェイでの初パフォーマンスとなった5期生井上和も緊張を感じさせない堂々とした表情を見せた。
最後には今年発売された新曲「人は夢を二度見る」を披露し、ステージからは桜吹雪が舞う演出で観客を楽しませた。
Wセンターを務める山下美月、久保史緒里の通称くぼしたコンビは朝ドラや大河ドラマに出演するなどグループ外へ活動の幅を広げ、その忙しさにファンから心配の声も上がる中、一切不安を感じさせない一糸乱れぬダンスを披露した。
5月17.18日にはグループを長年エースとした牽引した齋藤飛鳥の卒業コンサートが予定されており、齋藤のラストパフォーマンス含め現役メンバーのこれからに期待が高まる。
【information】
Rakuten GirlsAward 2023 SPRING/SUMMER:https://girls-award.com/
【感想】
齋藤飛鳥さんの卒業コンサートにも個人的に行かせていただくのですが、何年経っても色褪せない乃木坂の魅力がさらに大好きになりました。
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◎ACTRESS PRESS編集部
◆文:遠藤葵(法政大学)
◆コーディネート:Scketto:https://www.scketto.com/