舞台「オッドタクシー 金剛石(ダイヤモンド)は傷つかない」開幕!乃木坂46 伊藤理々杏&佐藤璃果、AKB48 田口愛佳&行天優莉奈、意気込み語る

乃木坂46 伊藤理々杏と佐藤璃果、AKB48 田口愛佳と行天優莉奈

舞台「オッドタクシー 金剛石(ダイヤモンド)は傷つかない」が2023年11月8日に開幕。同日にゲネプロ取材会が実施され、伊藤理々杏(乃木坂46)、佐藤璃果(乃木坂46)、田口愛佳(AKB48)、行天優莉奈(AKB48)が意気込みを語った。

乃木坂46 伊藤理々杏と佐藤璃果、AKB48 田口愛佳と行天優莉奈

「オッドタクシー」は、かわいいビジュアルを裏切り、本格的なミステリー・サスペンスが展開され、2021年4月の放送を皮切りに大反響を巻き起こしたアニメ。2022年の映画化を経て、現在は新プロジェクト「RoOT / ルート オブ オッドタクシー」コミカライズが連載中だ。今回の公演は、2023年1月に東京で、2月には大阪で上演され大反響を呼んだ舞台「オッドタクシー 金剛石(ダイヤモンド)は傷つかない」がメインキャストを一新して再演する。

取材会では、まず伊藤理々杏が「無事に初日の幕が開くことがすごく嬉しいです。やっぱり初日ならではの緊張感はありますが、今回は、本編に加えてミニライブもあるので、お客さんと一つになって楽しめたらいいなと思います」と挨拶。

続いて、佐藤璃果も「今日が初日ということで、私も緊張していますが、この舞台の面白さや、楽しさ、シリアスなところが伝わって、皆さんにいい感情をもたらせられたらと思います。カンパニーの皆さんのことが稽古期間で大好きになったので、仲の良さやみんなが大切だという気持ちもお届けできたらと思います」と語り、田口愛佳は「私自身はメインキャストで舞台に出演させていただくのが初めてなので、すごく緊張しています。稽古期間でこの3人と信じられないくらい仲良くなったのですが、仲が良いキャラではないので、それが出ないように頑張りつつも、カンパニーの暖かさやこの物語の良さが伝わればと思います」とコメントを寄せた。

そして、行天優莉奈は「現役アイドルがアイドルを演じる、不思議で楽しみな舞台です。舞台でなかなかペンライトを振ることはないと思いますが、ミニライブでは皆さんに振っていただいて、ライブを盛り上げてくだされば」と呼びかけ、「初日ということで緊張していますが、誰一人欠けることなく千穐楽までみんなで走り抜けられたらと思います」と意気込んだ。

乃木坂46 伊藤理々杏と佐藤璃果、AKB48 田口愛佳と行天優莉奈

行天のコメント通り、現役アイドルの4人がアイドル役を演じるとあって、注目度も高い本作。伊藤は、自身が演じる二階堂ルイについて「すごく負けず嫌いで気が強い役」と分析し、「ルイちゃんまではいかないけれど、自分自身も負けず嫌いなところもあるし、アイドルに対しての熱意は同じものを持っているなと思いながら役作りしました」と明かした。

また、三矢ユキ役の行天は「三矢さんは何でもできちゃう人なのですが、私自身は市村しほちゃんが一番近い。私はネガティブで自信がないタイプなので、今回は自分とは反対の役を演じます」と話し、その市村を演じる田口は「私は自分に近いキャラはいないかな。『やばっ』というのが市村の口癖なので、共通点はそれくらい」と苦笑いを浮かべた。

乃木坂46 伊藤理々杏と佐藤璃果、AKB48 田口愛佳と行天優莉奈

和田垣さくら役の佐藤は「さくらちゃんは明るくてアイドルになりたいという気持ちが強い子。私もアイドルになりたくてオーディションを受けていたので、その気持ちはよく分かります。ただ、明るくて元気というところは違うので、頑張って演じたい」と力を込めた。

物語は、原作アニメの劇中に登場するアイドルグループ「ミステリーキッス」結成までの前日譚。2019年に行われた新規アイドルグループメンバー募集のオーディションから選ばれた二階堂ルイ、市村しほ、三矢ユキの3人がそれぞれの夢を持ってデビューを目指す姿と、オーディションに落ちたものの譲れない夢を持つ和田垣さくらの姿が描かれていく。

乃木坂46 伊藤理々杏と佐藤璃果、AKB48 田口愛佳と行天優莉奈

個性豊かで魅力的なキャラクターの数々、テンポ良く進んでいく物語は、原作の世界観を見事に再現。アイドルグループ「ミステリーキッス」が結成され、デビューするまでの歩みも実にリアルで、努力を重ね、さまざまなトラブルに遭いながらも夢を追う彼女たちの姿は輝いていた。

本編終了後には、「ミステリーキッス」の楽曲をメンバー4人で披露するスペシャルミニライブも開催。ここでしか観ることができない華やかで楽しいステージをぜひペンライトを振って楽しんでもらいたい。

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