人気アイドルグループ・NGT48の中井りか（なかい・りか）が本日2023年7月1日(土)、東京渋谷のHMV&BOOKS SHIBUYAにて、NGT48卒業記念写真集『好きでした』リリース記念イベントに登壇した。イベント前に敢行した特別インタビューにて、心境を明かした。
中井りか（NGT48）.卒業記念写真集『好きでした』リリース記念イベントにて。2023年7月1日(土)、東京渋谷のHMV&BOOKS SHIBUYAにて。
NGT48 の第 1 期生として活動し、デビューシングル「青春時計」からセンターを務めるなど、グループの飛躍を支えてきた 中井りか。今夏のグループ卒業を発表している彼女のメモリアル写真集として、昨日6月30日(金)に発売されたのが本作『好きでした』である。
まず、無事に写真集の発売を迎えたことについて、中井りかは「写真集を発売する事が出来て、とても嬉 しいです! Twitterなどで、みなさんの反応を読んでいます。店頭に並んでいる写真集の画像 を、可愛く加工して投稿してもらっていたり、書店さんにもご紹介いただいていたので、ワクワクしながら見ていました」と笑顔で語り、喜びを爆発させた。
中井りか（NGT48）.卒業記念写真集『好きでした』リリース記念イベントにて。2023年7月1日(土)、東京渋谷のHMV&BOOKS SHIBUYAにて。
また同日お渡し会イベントを実施する。開始前の心境について、「一人でお渡し会を行うのが、 ソロコンの DVD イベント以来です。今日は、私のファンが多く来てくださっていて、少し緊張してい ますが、私自身も楽しみながら渡していきたいと思います!」と意気込みを語った。
洋服のプロデュース業を行うほど、服にこだわりを持つ中井りか。本日着用している衣装が私服とのことで、チョイスした理由を訊かれると、「イベ ントで撮られる衣装が、色んな場面で使われているイメージがあったので、私っぽく淡いピンクのキラキラしたドレスを選びました。写真集の 表紙に写っているピンクも、薄めの色が良いと伝えて採用してもらっています。私の推しサイリウムカラーでもあり、私にとってピンクは、特別 な色だと感じています」と、選定した理由を明かした。
8 月末にグループを卒業する中井だが、まだ NGT48 のメンバーとして活動をしており、所属メンバーとの交流も盛んだ。一番近くで接す るメンバーたちに、写真集を見せたのかと問うと、「メンバーから反響がありました! どの子に聞いても、違うお気に入りのページがあるよう で、“可愛いね”とも言ってもらえたので、とても嬉しかったです」と、照れくさそうな表情を浮かべていた。
続けて、写真集の内容について質問を展開。 写真集のオファーが届いたときの心境を訊かれると、「‟本当に私の写真集を作ってもらえるの?”と、びっくりしました。でもグループ卒業記念という作品であり、思い出に残る一冊に仕上がれば良いなと思い、撮影まで前向きな気持ちで楽しみにしていました」と、素直に嬉しい 出来事だったと振り返る。
お気に入りのページについて訊かれると、「ランジェリーのシースルーのカットや、ドレスを着たショットもお気に入りです。また東京に思い入れが あるので、都会の景色と一緒に撮影出来た事も良かったです。私は、お花が大好きなので、花に囲まれたショットもお気に入りです」と語 りながら、カメラに向けてページを開いて教えてくれた。
中井りか（NGT48）.卒業記念写真集『好きでした』リリース記念イベントにて。2023年7月1日(土)、東京渋谷のHMV&BOOKS SHIBUYAにて。
本作は、秋元康総合プロデューサーが、帯コメントを付けている。「中井りかは、正直だ。思っていることを、ストレートに言葉にしないと 気が済まないらしい。でも、ずっと、言えない言葉があるらしい。『好きでした』 恋に関しては、照れくさいんだろうなあ ーー秋元康」 と、デ ビュー以来、中井りかを見守ってきた秋元氏ならではの愛情あふれるコメントが寄稿している。
帯コメントを最初に読んだときの心境を訊かれると、「秋元さんは、本当に私の事を分かってくださっているなと感じました。私は、8年間素 直になれずに、グループに対して正直な気持ちを言えなかったりしていたので、秋元さんに見透かされているなと感じました。写真集が作 れるだけでもすごくありがたいことだと感じていましたが、秋元さんから帯コメントをもらえたことで、より一生の宝物の作品になりました」と、 率直な気持ちを明かした。
またタイトル『好きでした』については、「秋元さんが決めてくださったタイトルです。『好きでした』というワードは、私がグループに対して素 直に表せなかった気持ちだったり、過去形で表現することで、卒業と絡めて切ない気持ちも感じ取れるかなという想いも込めています。秋 元さんの、帯コメントで書いていただいた通り、切なくて素直になれない感じが私っぽくて、お気に入りのタイトルです!」と、印象を明かした。
中井りか（NGT48）.卒業記念写真集『好きでした』リリース記念イベントにて。2023年7月1日(土)、東京渋谷のHMV&BOOKS SHIBUYAにて。
写真集撮影時の、エピソードも紐解いていく。撮影前に準備した事を伺うと、「エステに行ったり、断食したりして、マイナス 4 キロ痩せる ことが出来ました。お酒や食生活を見直したので、健康的な生活を送る事が出来て良かったです」と、意外にも良い影響を受けたそうだ。 続けて、「写真集は、私の考えをそのまま詰め込んだ作品に仕上がっていて、沢山のお願い事を叶えてもらいました。卒業記念という事で、 キレイなお花の前でシャッターを押してもらえたり、思い出の場所でも撮影する事が出来て、本当に嬉しかったです」と、自身のアイディアも 反映された作品だと教示する。
卒業記念写真集ということもあり、彼女の素の魅力や、今まで誰にも見せた事がないドキッとする大胆なポーズにも挑戦している。撮影 中に、印象に残っているエピソードを聞いてみた。「入浴シーン撮影中の話ですが、お風呂の水が抜けなくて、水浸しになっていて大変で した(笑)。また温度が上手く調節できなかったりして、大変な撮影になっていたので、とても印象に残っています。また海で水着カットを撮 影したことがあまりなかったので、少し寒かったですが、貴重な体験が出来て楽しかったです」と、撮影を振り返った。
本作の特出すべきポイントとして、1 万字以上のロングインタビューが掲載されている事だ。ページを読みながら中井は、「ロング、ロング、 ロングインタビューなので、すごく読み応えがあると思います。聞かれてもない事を話してしまったがために、ページが長くなってしまいました。 でも読んでいただけると、‟あの時、そうだったよね”と、ファンの方々にも思い出してもらう事ができますし、今だからこそ語れる、私の当時の 気持ちも分かるはずです。幼少期の思い出から話しているので、是非沢山読んでいただけると凄く嬉しいです」と、インタビューページをアピールした。
8月末に、8年間所属した NGT48 を卒業する。卒業コンサートが近づく中で、現在の心境を訊かれると、「あっという間に卒業時期が近 づいてきて、ずっと焦っている感覚で、謎の焦燥感を感じています。ドキドキソワソワしていて、これから知らない世界に行くんだという感覚 です。卒業コンサートは、素敵なもの仕上げたいと思っています! 打合せなど、楽しくのぞんでいます!!」と、前向きな気持ちで過ごしているそうだ。
ここで気になるのは、グループ卒業後の進路だ。彼女に質問をぶつけてみると、「まだ全然決めていないのですが、海外に行ってみたい なという気持ちもあったりします。あとは写真集でも出てくるお洋服で、私がプロデュースしているブランド「Recandy」を、もっと大きくして沢 山の人に知ってもらいたいなとも思っています。あと今まで通り「CloudyCloudy」の、アイドルプロデュースも続けていくので、是非応援し てください」と、個人で活動していたものを続けながら、新しい事にも挑んでいきたいと明かした。
中井りか（NGT48）.卒業記念写真集『好きでした』リリース記念イベントにて。2023年7月1日(土)、東京渋谷のHMV&BOOKS SHIBUYAにて。
最後にメッセージを求めると、ハニカミながらも回答してくれた。「この写真集は、いつもの私っぽさも詰め込んでいますし、アイドル・中井 りかの衣装も、収録されています。みなさんが思う中井りかの印象とは違う部分も、覗けるはずです」と、本作のおススメポイントを教えてく れた。また長年応援してくれているファンに向けて、コメントをお願いすると、「ファンの方には、待望の写真集かと思います(笑)。待っていた だいたおかげで、色んなカットに挑戦する事が出来ました。写真集を開いていただいて、アイドル・中井りかを思い出して、幸せな気持ちに なってもえると嬉しいなと思っています」と満面な笑顔で、コメントを残した。
中井りか・PROFILE
2015 年 7 月 NGT48 第一期生オーディションに合格し、2017 年 4 月 12 日発売の NGT48 デビューシングル『青春時計』でセンタ ーを務める。2018 年 1 月には初のソロコンサート『中井りかソロコンサート~中井りかキャンペーン中~」の開催や AKB48 として『第 67 回 NHK 紅白歌合戦』に出演。CloudyCloudy やアパレルブランド「Recandy」のプロデュースなど、NGT48 を牽引する存在として活 躍する。2023 年 4 月 12 日にデビューシングル『青春時計』リリース 6 周年記念イベントにて、NGT48 としての卒業を発表した。
◎ACTRESS PRESS編集部
