女優の福本莉子(ふくもと りこ)が本日1月27日(月)、東京都内にて開催された、東海テレビ・フジテレビ系全国ネット・オトナの土ドラ『パパがも一度恋をした』(2月1日スタート/毎週土曜23時40分~24時35分)制作発表に登場した。
本作は、ある日、亡くなったママがおっさんの姿になって現れたことから始まるラブコメホームドラマ。本日の制作発表には、主人公・山下吾郎役で主演の小澤征悦、Wヒロイン!のおっさん多恵子役、塚地武雅(ドランクドラゴン)、亡くなった吾郎の最愛の美人妻・多恵子役、本上まなみ、吾郎の愛娘・トモ役、福本莉子が登壇し、意気込みを話した。
トモ役の福本莉子は「とても毎日楽しくやらしていただいています。塚地さんが面白いので、本当に癒しなんです」と語ると、塚地は「朝からずっと撮影していると、夜過ぎ位から俺を見て笑い始めるんです。我に返るとおっさんが何をやっている、朝は役柄の設定で見ていても、時間が経ってくると何をやっているんだと思うらしくて…」と返し、福本は「どんどん(笑いの)ツボに入ってしまって、ちょっと夜の撮影は危険です。笑いが止まらなくなってしまって…」と笑った。
そして、ドラマのテーマが、「人は見た目なのか、中身なのか?」ということが命題になっていることについて、福本は、「中身だと思います。やっぱり人は中身が大事」と話すと、塚地が「好感度上げに行ってるんじゃないの?」と言葉を挟み、「見た目って言っちゃえよ!」と小澤も応戦し、福本が苦笑する場面もあった。
本上まなみは「考えたんですがやはり中身だと思います。お相手の方が逆にイケメンすぎるとどうしていいか分からなくなって、素の部分が出せなくなったりもするのでリラックスできるのは中身で共通点があったり、好きだなって思える部分があった方が…」と答えると、「100点の答えですね」と小澤。
塚地は、「このドラマは、本上さんが生まれ変わっておっさんの俺になっても愛せるのか? というのが究極のテーマになっていますが、俺が0点ってことみたいな感じですよね!?」と気持ちを爆発! さらに「俺は別に0点と思って生きてないし、100点のつもりでしっかり生きているんです。これからも世のおっさんの代表としてもがんばります!」と意気込んでいた。その塚地の剣幕に押されたのか、小澤は「俺も中身です。中身がなかったらダメですよ」とぼそっとひと言で話は終わった。
制作発表の最後には、原作の阿部潤先生からのサプライズで、『パパがも一度恋をした』のイラスト入りのケーキがキャストにプレゼントされ、塚地と本庄からファーストバイトされた小澤は「2倍美味しいです」とニッコリ。
最後に小澤は「“人は見た目か中身か?”。究極の愛の形をテーマにした作品となっておりますが、その中で僕が感じるのは、この作品はご家族や自分の近くにいる人が、もしいなくなってしまったらとか、違う人になって戻ってきたらどんな感じがするんだろう…。そういうことを考えてみていただけたら嬉しいですし、このテーマが根底に流れている作品ではありますが、コメディーなので土曜の夜に見ていただき、ひと笑いしていただいて、日曜日に何して遊ぼうかな? 楽しいことをしようって、前向きな気持ちになっていただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします」と力強く締めくくった。