『UNIDOL 2023 SUMMER』chocolat lumière(明治大学)悲願の初優勝。準優勝・星空パレット(関西学院大学)、第3位・Bombs(筑波大学)が受賞【Reporter:菊地美穂、早川千鶴】

『UNIDOL 2023 SUMMER』chocolat lumière(明治大学)悲願の初優勝。準優勝・星空パレット(関西学院大学)、第3位・Bombs(筑波大学)が受賞!ACTRESS PRESS(アクトレスプレス)

2023年8月29日に女子大生アイドルコピーダンス日本一決定戦『UNIDOL 2023 Summer決勝戦/敗者復活戦(ユニドル)』Zepp Hanedaで行われ、今回で20回目の開催を迎えた。会場では声出しが解禁され、コールやペンライトの色統一への声掛けが響き、会場は一体となり、熱く盛り上がった。

この模様は女子大生リポーター2名が受賞グループのパフォーマンスをリポートします。

菊地美穂(学習院大学)、早川千鶴(早稲田大学)

左から、菊地美穂(学習院大学)、早川千鶴(早稲田大学)

決勝戦は、全国5大都市(東京・大阪・名古屋・福岡・札幌)で行われ65大学56チームによる予選を勝ち抜いた15チームに加え、同日開催の敗者復活戦を勝ち抜いた2チームが出場し、観客投票(会場、オンライン)+審査員投票の合計により順位が決められます。

UNIDOL 2023 SUMMER

恒例の全出場者記念撮影は圧巻。

【優勝:chocolat lumière(明治大学)】

chocolat lumière(明治大学)

登場とともに、会場はチームカラーである緑色のペンライトに包まれた。
1曲目はi☆Risの「ハピラキ☆Dream Carnival」。メルヘンでかわいらしい世界観は、観客の視線を一気に集めた。夢に向かって頑張るという曲から、彼女たちのUNIDOLという舞台で夢をつかむという強い意志が感じられた。

chocolat lumière(明治大学)
chocolat lumière(明治大学)

2曲目は、櫻坂46の「Star Over」。櫻坂46の特徴ともいえる難易度の高いダンスを完璧に踊りきってみせた。メッセージ性の強いこの楽曲を高い表現力で踊り、会場の空気を彼女たちのものにした。技術力の高さが存分に発揮されたステージだった。

chocolat lumière(明治大学)

3曲目は、BEYOOOOONSの「夢さえ描けない夜空には」。
メンバーたちは純白のドレスに衣装を変え、2曲目とは打って変わってメルヘンな世界観に会場を引き込んだ。その美しく舞う姿に、観客たちは目を奪われた。息のそろった踊りやフォーメーションチェンジから、その技術の高さが伺えた。

chocolat lumière(明治大学)

優勝が発表された瞬間、壇上にいたメンバーたちは、涙でその場に倒れこんだ。
メンバーはあまりの涙に上手く話すことができず、会場からは応援の拍手が沸き上がった。
「chocolat lumièreは今年で5周年を迎えました。私たちは先輩たちのキラキラしたステージに憧れてこのチームに入りました。今日出た13人のメンバーの中の新しく入ってきた子たちは、今ここにいる私たちのステージをみてこのチームに入ってくれました。暖かいこのチームで優勝できて本当に嬉しいです。」と涙ながらに語った。

<セットリスト>

M1:ハピラキ☆Dream Carnival(i☆Ris)
M2:Star Over(櫻坂46)
M3:夢さえ描けない夜空には(BEYOOOOONS)

【準優勝:星空パレット(関西学院大学)】

星空パレット(関西学院大学)

関西学院大学の星空パレット1曲目の『カラフルスターライト』(Cheeky Parade)に合わせたカラフルな衣装で登場。そこから、4曲目まで毎曲ごとに曲にあった色味やデザインの衣装チェンジを繰り返した。

星空パレット(関西学院大学)

1曲&4曲目は、力強い元気なアイドルを印象付けたが、2曲&3曲目は、落ち着いた衣装を身に纏いながら感傷的な演出とダンスを披露。終始会場が、星空パレットの空気に染まるようなステージとなった。

星空パレット(関西学院大学)

関西圏大学の2位受賞に、会場のファンや選ばれた星空パレットのメンバー達も驚きを隠せない様子であった。予選時には審査員票が低く、思うような結果は残せなかったが、決勝の舞台でその悔しさを晴らすことができた。

<セットリスト>

M1:カラフルスターライト(Cheeky Parade)
M2:声を上げろ(月に足跡を残した6人の少女達は一体何を見たのか…)
M3:センセーションが鳴りやまない(手羽先センセーション)」
M4:Hungry(Cheeky Parade)

【第3位: Bombs(筑波大学)】

筑波大学アイドル

優勝候補の一角ともくされていたBombs!は、1曲目で国民的アイドルAKB48をカモフラージュするような白と赤のギンガムチェックの衣装で登場。

筑波大学アイドル

ダンス披露中の後方モニターには、何度もチーム名の名前が浮かび、自分たちは優勝を取りにきたのだとアピールし、勢いづいた。

筑波大学アイドル

チームが大人数だからこその丸く円をつくるようなフォーメーションや、ダンスが際立ち、表情も明るく見ている側も楽しい気持ちになれるような演出だった。

筑波大学アイドル

1人1人のダンススキルも高く、抑揚のついた本家のアイドルに似ている振り付けの箇所も多々見られた。

筑波大学アイドル

最後の曲の際、一斉にメイド服のようなカラフルなトップスに白いスカートを合わせた衣装へと一瞬で着替えた。全員のスカートにはチーム名『Bombs!』の文字がレイアウトされており、オリジナリティがあふれていた一着となっていた。

筑波大学アイドル
筑波大学アイドル

3位という結果に対して、本気で1位を目指していた分悔しい気持ちが大きいと話した。Bombs!は、来場観客票、ネット投票の結果がどちらも1位であり、これまで支えてくれたファンやメンバー、関係者各位に感謝の意を述べた。

<セットリスト>

M1:転がる石になれ(AKB48)
M2:アキシブウェイ(アキシブproject)
M3:スイキンチカモクドッテズム(JAPANARIZM)
M4:汗と涙のシンデレラストーリー(SUPER☆GiRLS)

【ベストステージング賞:夏目坂46(早稲田大学)】

夏目坂46(早稲田大学)

昨年優勝の早稲田大学の夏目坂46は、ベストステージング賞を受賞。

夏目坂46(早稲田大学)
夏目坂46(早稲田大学)

特にラストの楽曲である櫻坂46の「桜月」では、ピンク色の衣装に身を包み、会場をピンク色に染め上げた。人数の多さを活かした息ぴったりのフォーメーションダンスが特徴的だった。

夏目坂46(早稲田大学)

<セットリスト>

M1:しそうでしないキス(NGT48)
M2:Against(乃木坂46)
M3:SHOUT(真っ白なキャンパス)
M4:桜月(櫻坂46)

【シークレットゲスト:私立恵比寿中学】

私立恵比寿中学

シークレットゲストとして『私立恵比寿中学』が登場。これには、会場にいたファン、出場者共にゲスト登場前から期待と興奮の歓声が沸き上がった。

私立恵比寿中学
私立恵比寿中学

「仮契約のシンデレラ」「YELL」など3曲を披露。小林歌穂は、「大学との忙しいスケジュールと両立しながらたくさん練習を重ねたのだなと努力が感じられて心がグッと熱くなりました」とユニドル出場者たちのダンスから、アイドルである自分たちもいい刺激をもらったと話していた。

私立恵比寿中学

【MC】

一ノ瀬みか
決勝戦MCは、一ノ瀬みかが担当。

一ノ瀬みか
現在はシンガーソングライター・俳優業など幅広く活動。女性アイドルグループ『神宿』元メンバー。

【「UNIDOL 2023 Summer 決勝戦/敗者復活戦」大会結果一覧】

UNIDOL 2023 Summer 決勝戦/敗者復活戦(ユニドル)ACTRESS PRESS

優勝:chocolat lumiere(明治大学)
準優勝:星空パレット(関西学院大学)
第3位:Bombs!(筑波大学)
ベストパフォーマンス賞:ねむの木に片想い(S大学)
ベストステージング賞:夏目坂46(早稲田大学)
ベストドレッサー賞:さよならモラトリアム(慶應義塾大学)
ベストニューウェーブ賞:成城彼女(成城大学)
ベストルーキー賞:勿忘草とフィルム(南山大学)
ベストフェアプレー賞:1par=St.(愛知大学)

【information】
UNIDOL公式ホームページ:http://unidol.jp/
UNIDOL公式X(旧Twitter):https://twitter.com/UNIDOL_EXCO

【感想】

菊地美穂
同年代の学生がステージ上でキラキラ輝いていた、“ユニドル”はアイドルのことが本気で好きで、アイドルになりたい大学生達の青春そのものでした。曲決めから、演出、ダンス練習、衣装、動画制作まで全て自分たちで創造しているクオリティーがとても高く、見どころしかありませんでした。出場者たちのパフォーマンスは勿論ですが、会場に来てみないと分からないファンの方や応援に来ている学生の熱量が高く、素敵な舞台でした。(菊地美穂)


早川千鶴

大学生活をUNIDOLに捧げた学生たちのアツい戦いは、涙なしには見られませんでした。彼女たちのUNIDOLという青春に胸を撃たれました。個人的には、私のすきなi☆Risの楽曲のコピーダンスが見れた事が嬉しかったです!(早川千鶴)


菊地美穂(学習院大学)、早川千鶴(早稲田大学)ACTRESS PRESS REPORTER

◎ACTRESS PRESS編集部
・取材:文: 菊地美穂(学習院大学)、早川千鶴(早稲田大学)
・撮影:仲西一成(Scketto)、菊地美穂
・リポーター記事:https://actresspress.com/category/report/

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