『第2回学生アナウンス大賞』グランプリを成實陽菜(中央大学)が受賞! CanCam賞・アナトレ賞のW受賞に友廣南実(同志社大学)【Reporter:稲葉聡子】

『第2回学生アナウンス大賞』グランプリを成實陽菜(中央大学)が受賞! CanCam賞・アナトレ賞のW受賞に友廣南実(同志社大学)ACTRESS PRESS

2021年3月24日(木)、全国の大学生・大学院生を対象とした、次世代を担うアナウンサーを発掘するコンテスト『第2回学生アナウンス大賞』の表彰式が東京・台場のフジテレビにて開催された。

アナウンサーを目指すキッカケを与えるべく、2021年より発足し、今年で2回目を迎える。
全国の大学生・大学院生1300人を超えるエントリーの中から書類審査やオンラインによるグループ面談、カメラテストから選ばれたファイナリスト14名(女性10名、男性4名)が登壇して自己PRを行った。

【学生アナウンス大賞・ファイナリスト】関田日向,瀧口麻衣,小川実桜,川田雪葉,段木涼太,友廣南実,吉澤真彩,山内英一郎,高濱優生乃,有賀怜香,野見山大,岩﨑陽,大場舞桜,成實陽菜(ACTRESS PRESS)

【「第2回学生アナウンス大賞」ファイナリスト一覧】
※登壇順・学年は2022年3月24日現在

関田日向(日本大学・2年)
瀧口麻衣(同志社女子大学・2年)
小川実桜(神戸大学・2年)
川田雪葉(明治大学・2年)
段木涼太(駒澤大学・2年)
友廣南実(同志社大学・2年)
吉澤真彩(上智大学・2年)
山内英一郎(青山学院大学・1年)
高濱優生乃(法政大学・2年)
有賀怜香(明治大学・1年)
野見山大(明治学院大学・2年)
岩﨑陽(明治大学・1年)
大場舞桜(聖心女子大学・2年)
成實陽菜(中央大学・2年)


【MC・プレゼンター】
同局の藤本万梨乃アナウンサーがMC、受賞プレゼンターとして登壇した。

藤本万梨乃アナウンサー
藤本万梨乃アナウンサー
2019年にフジテレビに入社。『めざましテレビ』火曜日と金曜日の情報キャスターを務めている。ウエストリボンのフェミニンな春らしいワンピース姿で登場。「いつか共演するのが楽しみです!」とファイナリストたちに期待を込めて声援を送った。

【受賞者一覧】

【グランプリ】

成實陽菜(中央大学2年)

グランプリ:成實陽菜(中央大学2年)

成實陽菜(中央大学2年)

スラリとしたパンツスタイルで、大人っぽい印象を与えた。

成實陽菜(中央大学2年)

1分間の自己PRタイムでは、大学でのゼミ活動を取り上げ、「地球規模課題を調べて考えていく中で解決策を導き出すなど、日々議論や討論をしています。」と日頃から環境問題に興味を持ち、社会に対する意識の強さが感じられた。自分が何か行動したら地球が変わるのではないかと考えている人は少ないように思うと言及し、「地球を変えるために他人事ではなく、自分が当事者として考えられるよう、正確な情報を多くの皆さんに届けられるアナウンサーになりたいです。」と笑顔で話した。

成實陽菜(中央大学2年)

またグランプリ受賞時のコメントでは、「今この場に立っているだけでも信じられないのですが、このような素敵な賞をいただけてとても嬉しく思います。ありがとうございます」と全力で喜びを表現した。今後の目標を問われると、「憧れの三田友梨佳アナウンサーのように明るく楽しい情報を届けられる素敵なアナウンサーになりたいです!」と意気込んだ。
グランプリの副賞である、同局系情報番組「めざましテレビ」(月〜金曜・前5時25分)の学生リポーターに就任し、成實さんの明るい雰囲気で全国の視聴者に情報をお届けする。

【CanCam賞・フジテレビアナトレ賞】

友廣南実(同志社大学2年)

CanCam賞・フジテレビアナトレ賞のW受賞となった
友廣南実(同志社大学2年)

友廣南実(同志社大学2年)

ミスキャンパス同志社2021グランプリ受賞者。
Instagram:https://instagrammernews.com/user/48528837952
Twitter:https://twitter.com/mcd2021_tm01

自己PRでは、高校時代サッカー部のマネージャーをしていた際に、天気が予測できたら選手のためになるのではないかと思い、気象予報士の勉強を始めたことを明かした。「4年間どんなに忙しくても気象予報士の勉強に毎日向き合い続けた結果、8回目の受験で合格することができました。誰かのためになりたいというのが私の原動力です。次はアナウンサーとして誰かの原動力になれるように頑張ります。」と力強く語った。

藤本万梨乃アナウンサー(右)、友廣南実(中央)、岩崎陽(右・明治大学1年)

「フジテレビアナトレ賞」は、MCを務めた藤本万梨乃アナウンサー(右)、友廣南実(中央)、岩崎陽(右・明治大学1年)のスリーショットも公開。

【モデルプレス賞】

瀧口麻衣(同志社女子大学2年)

モデルプレス賞:瀧口麻衣(同志社女子大学2年)

セント・フォース関西に所属。2018年、福井しあわせ元気国体が主催する、なぎなた競技の大会で優勝。
東京2020オリンピックでは、福井県の聖火ランナーを担当。
Instagram:https://www.instagram.com/maaa.i2000/

瀧口麻衣(同志社女子大学2年)

高校1年生の冬になぎなた部の試合で予選負けをしたことが自身のターニングポイントとなったと話す。応援してくれる人がいることを大切にしたい、どうしても勝ちたいという思いがふつふつと湧き上がってきたと続けた。結果日本一になることができ、その経験から「私も将来アナウンサーになって人の心に届くきっかけを与えたいです。」と目を輝かせて語った。

【女子ファイナリスト紹介】

関田日向(日本大学2年)

関田日向(日本大学2年)
生島企画室所属し、MBSラジオ ヤンヤンガールズ13期生としても活動。きものクイーンコンテスト 2022では、グランプリを受賞。
Instagram:https://www.instagram.com/hinata_sekita/
Twitter:https://twitter.com/hinata_sekita

オーストラリアに留学経験のある関田さん。「バスの中で寝過ごしてしまい、気が付くと見知らぬ場所でした。留学してすぐだったため、英語には全く慣れていませんでしたが、勇気を振り絞り、そばにいた方に声をかけたことで、無事ホームステイ先に帰ることができました。多少言葉は足りなくても相手に何かを伝えたいという気持ちが強ければ、思いは届くことを実感しました。将来は視聴者の立場に立って情報だけではなく、気持ちも伝えられるアナウンサーになりたいです。」と自身の留学時のハプニングからアナウンサーへの夢を持った瞬間を語ってくれた。

小川実桜(神戸大学2年)

小川実桜(神戸大学2年)
全国へ堺の観光魅力を発信する、「堺観光コンシェルジュ」として活動。

小川実桜(神戸大学2年)

神戸大学の公式キャラクターは、いのししの「神大うりぼー」であることを取り上げ、自信の猪突猛進さを語る。テレビで見た皿回しに憧れ、皿回しを習得。桜の開花時期が気温からわかるのがすごいと気づき、気象予報士の資格を取るために勉強をしていると、思い立ったらすぐに行動する様子を楽しそうに話してくれた。将来は、「情報にまっすぐ向き合い、わかりやすく伝えられるアナウンサーになれるよう、いのししのように突っ走ります。」と小川さんの猪突猛進な勢いは増すばかりだ。

川田雪葉(明治大学2年)

川田雪葉(明治大学2年)
フレッシュキャンパスコンテスト2020に出場するなど積極的に挑戦し、大学のゼミ活動にも尽力。

川田雪葉(明治大学2年)
留学生との交流会を開催している大学のゼミ活動。コロナで寂しい思いをしている人を一人でも救いたいという強い思いを胸に参加者を増やす取り組みも行っている。ありがとうと感謝の気持ちを込めた『サンクスカード』を参加者全員に書いたことで、今ではたくさんの方が交流会に参加してくれていると嬉しい報告。人数が増え、コミュニケーションを取るのが難しい時もあると話し、そんなときには「みんなと仲良くなるために私の地元徳島県発祥、阿波踊りを披露します。」とコメント後、『ヤッタサーヤッタヤッタ』」と阿波踊りの掛け声で会場を沸かせた。

吉澤真彩(上智大学2年)

吉澤真彩(上智大学2年)
セント・フォースに所属し、ラジオ番組「gee up sprout」に出演。
大学では体育会チアリーディング部に所属している。

高校時代の留学の話題から、自身の目指すべき方向は常に前にあることを伝えた。山の中をマウンテンバイクで走る課外活動では、道幅が狭く、片側が崖という一歩間違えれば危険な道でも「大丈夫!行ける!」と自信満々に通ったと溌剌とした表情を浮かべる。「日常において些細なことでも楽しむことを忘れずに前向きに全力で取り組むことができます。」と吉澤さんの強みをアピールし、「どんなことにも臆することなく、チャレンジできるアナウンサーになりたいです。」と意気込んだ。

高濱優生乃(法政大学2年)

高濱優生乃(法政大学2年)
大学では弁論部に所属し、中央大学辞達学会主催の「第60回花井卓蔵杯争奪全日本雄弁大会」で特別賞を受賞。

1964年東京オリンピックの中継で、あるアナウンサーが放った「手をかざすと青く染まってしまいそうなほど青い空」と言葉にしながら手を上に向けた。「同じことを伝えるにしても伝え手の表現の仕方で伝わり方は大きく変わります。」と語った。弁論部では、どのようにしたらむやみに聴衆を敵に回すことなく表現することができるか研究し、「ただ人前で話す力だけでなく、自分が本当に伝えたいこと、伝わるべきことに重心を置いた話し方に自負を抱いています。私にしかできない表現や発せない言葉で救える人がいると信じています。」と力いっぱいに話した。

有賀怜香(明治大学1年)

有賀怜香(明治大学1年)
フレッシュキャンパスコンテスト2021グランプリを受賞したほか、リゼクリニック賞、SHOWROOM賞、テレビ朝日アスク賞も受賞。
Instagram:https://www.instagram.com/reika.ariga/
Twitter:https://mobile.twitter.com/reika_ariga

有賀怜香(明治大学1年)

人生の大先輩としてなんでも相談できる大好きな祖父とのエピソードを紹介。「怜香の笑顔を見ていると幸せな気持ちになれるよ、ありがとう。」の言葉に夢への背中を押された。「ありがとう」の言葉は、言った人も言われた人も幸せになれる魔法の言葉であると実感。「ありがとうの有賀(名字)と覚えていただけるように感謝と笑顔を忘れず、温かくニュースをお伝えできるアナウンサーになりたいです」とダジャレを交えたトークを展開した。

大場舞桜(聖心女子大学2年)

大場舞桜(聖心女子大学2年)

ガーリーな花柄のワンピースで登場した大場さん。明るくハキハキとした発表が会場を華やかに彩った。

高校の恩師を訪ねたり、家のホームビデオを見たり、自身の人生を振り返るエピソードを披露。過去から現在を見つめ、「今、世界の大変な状況だからこそテレビを見ている一瞬だけでも笑える安らかな時間を視聴者の方に過ごしてほしいです。」と想いを伝え、『舞桜ちゃん今日はどんなことがあったのだろう。元気だね。』と感じてもらえるアナウンサーになりたいです!」と明るくコメントした。

第二回学生アナウンス大賞・公式サイト:https://www.announce-award.jp/
アナトレ(フジテレビのアナウンサースクール):http://anatore.fujitv.co.jp/

【感想】

同世代の学生がアナウンサーという夢に向かって歩まれている姿はとても輝いていました。どのようなアナウンサーになりたいのか自分の中にしっかりと刻まれている印象を受けたからです。何事も目標を持つからには明確にすることが大切であると改めて学びました。ファイナリストが堂々と発表されている場面やMCの藤本万梨乃アナウンサーがエールを送る場面から私自身も背中を押された気持ちになりました。


稲葉聡子 ACTRESS PRESS編集部

◎ACTRESS PRESS編集部
◆文::稲葉聡子(専修大学)

◆コーディネート:Scketto:https://twitter.com/scketto1
アナウンサー・マスコミ業界に就職を目指す大学生が記者・リポーターで参加するプロジェクト。
アクトレスプレスでの過去リポート記事。
https://actresspress.com/category/report/

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