三吉彩花(みよし あやか)が主演する、globeの「DEPARTURES」MV(ミュージックビデオ)がYouTubeにて公開された。(本記事冒頭の映像にて視聴可能。)
本MVは、globeのデビュー20周年プロジェクトの一環としてスタートしたMVドラマプロジェクトの第2弾。このプロジェクトでは、globeの大ヒット曲であるにも関わらず、MVが存在していなかった楽曲などを、新たに主演女優に迎えて映像化。小室哲哉が描いた歌詞の世界を象徴的に映像として表している。第1弾MV「FACE」では池田エライザが主演を務めた。
そして、今回公開された第2弾「DEPARTURES」MVドラマで主演を務めたのは、「Seventeen」専属モデルとして活躍中の三吉彩花。三吉彩花は1996年生まれ。ちょうど「DEPARTURES」がリリースされた年である。三吉彩花は、「globeさんは両親が好きで、幼い頃から馴染みがあり、お話を頂いた時はとても嬉しかったです。歌詞の意味や DEPARTURES のメロディーを大切にしたかったので、自分なりによく考えて演じました。」と語っており、globeへの思い入れも強かったようだ。

三吉彩花は、MVドラマ撮影して「あれほど泣くお芝居をする経験はなかなか無いので、思い切り演じました。極寒の中、スタッフの皆さんと一緒に頑張れたので、とてもいい作品になったと思います。」と語っている。また、完成した映像に関しては、「綺麗な背景が楽曲の世界観とマッチしていて、素敵だと思いました。」と語り、自信を見せている。
本MVの監督を務めたのは、薮内省吾監督。「今回、三吉彩花さんには、一度は愛によって全てを与えられ、そして、全てを奪い取られた。そんな女性を演じてもらいました。一人で雪山へと向かい、そこで彼女は何を想い、何を感じ、そして何と訣別するのか。愛と対極にあるものに向かおうとする時、彼女は自分自身をも否定するのでしょうか。儚さと美しさは同じコインの裏表。彩花さんはそんな演技を見せつけてくれました。凄まじいです。」と語り、三吉彩花の女優としての表現力を賞賛している。
<globe「DEPARTURES」 MV・STORY>
雪深い村で生まれ育つ。彼女は清廉でありたいと願っている。いろんな誘惑や、好奇心、時代の流れからも目を逸らしている。なぜなら、一度スイッチが入ってしまうと止められない自分がいるのがわかっているから。もう一人の自分をなだめすかしながら淡々とした日々を送る。退屈な日常と色の無い青春。やり場のない情熱。それらをごまかすために、彼女は心の中で叫ぶ。「これが私の人生。私は多くを望まない」
そして、彼女はある男と恋に落ちる。彼女の世界は一変した。色の無い世界に自分の居場所を見つけることが出来た。愛し、愛されることで満たされる日々。自分の事も初めて好きになれた。その男は全てを与えてくれた。新しい世界。彼女は心に誓う。「私は、この人と一生を添い遂げる」そして、彼女は裏切られる。ある日、男は別の女とこの村を出て行った。彼女にとって人生そのものだった男。女としての意味、この村で生まれた運命、その全ての答えだったその男。彼女の価値はゼロになった。
そして彼女は、家を飛び出した。
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なお、globe MVドラマプロジェクトの第3弾は、「FACES PLACES」が予定されている。主演を務めるのは新川優愛で、6月上旬公開予定。乞うご期待!
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