全国にてヒット公開中の上白石萌音×山崎紘菜 W 主演映画『スタートアップ・ガールズ』公開記念舞台挨拶が9月16日、オープンしたばかりの熊本・TOHO シネマズ熊本サクラマチにて開催され、W 主演の女優・上白石萌音、山崎紘菜、メガホンをとった池田千尋監督、そして Casey Wahl エグゼクティブ・プロデューサーが、登壇した。
映画「スタートアップ・ガールズ」日本初となる“スタートアップ”をテーマにした作品。大学生にして IT×医療で起業を目指す閃きの自由人・小松光(上白石)と、大企業に勤め起業家への投資をする安定志向の女性・南堀希(山崎)の正反対の 2 人が、ぶつかり合いながらもビジネスパートナーとして進化していく姿を描く。
上白石萌音は「お仕事で熊本にくるのは、初めてで嬉しいです。三日前ですか、劇場ができたの?新しい映画館は匂いがいいです。この劇場で観る初めての映画が本作という方もいるのではないでしょうか?この作品を選んでくれて、本当にありがとうございます!」と感謝の意を表した。
山崎紘菜は「三連休の最後の貴重な日に、この作品を観にお越しいただき、本当に本当にありがとうございます。私は熊本県に来ることが初めてで、ワクワクしております。」と話すと、監督も「私も、今回熊本に来たのは初めてなんです!」とハニカミ、「新しい映画館の最初の映画を『スタートアップ・ガールズ』ではじめていただけたこと、本当に嬉しいことです。」と頭を下げた。
映画の中にでてくる名言について感想を聞かれ上白石萌音は、「光がしゃべっている言葉はシンプルで粗いのですが、核心をついている言葉が多いなあと思います。『私は自分が好きなものをやっている自分が好きで、それ以外嫌いなの』という光の台詞を読んだ時、なんていい生き方なのだろうと思いました。私は好きなことだけして生きて行くという潔さや潔白な勇ましさを言葉に感じて、光を演じるうえでの私の演技の核になったと思います。また『無理だと思った瞬間に、人はその思考に負ける』と光が絶叫するシーンがあります。『それは無理だ』と自分だけで答えをだしてしまったりしがちですが、限界を突破してみると今までなんでやってみなっかたのかなと思えることがあると思います。光を演じたことで、せっかくいただいた命なのだから、素敵に輝かせて、やりたいことをやって、素敵な感情をたくさんもって生きていけたらいいなあと思わされました。考えるきっかけや、一歩踏み出す映画になれば幸せなことだなと。お客様にそういう気持ちになってもらいたくて、私たちは映画をつくっているのではないかといつも思っています。」と熱く語った。
山崎紘菜は、「好きな台詞が2つあります。1つ目は、『だって、私は凡人だから』という希の台詞です。すごい特技とかもっておらず、普通に生きています。自分のコンプレックスは、嫌なものだから取り除かなくてはいけないと思っていたのですが、逆に、そういう自分も受け入れることができ、すごく楽になり前向きになりました。2つ目は、『自分だけの力で何ができるの?』と光に希が問いかける台詞です。自己満足になってしまったり、自分だけでやっているつもりになっていることも、人は一人の力ではできないのだから、周りへの感謝を忘れてはいけないと気付かされた台詞でした。お仕事をしているときにも、天才肌の人に出会って鮮烈な光をあびたとしても、もう屈することはなくなり「私は私」とポジティブになりました。」と気持ちを語った。
監督は山崎の言葉を受け、「本作りの中で脚本家の高橋さんと話を重ねているときに、『自分は自分を凡人だと思っている、なぜなら自分の身近に天才がいたからだ』と高橋さんが話していました。私も身近に天才がいたので、自分は凡人なんだと思い知ったことがあって・・・紘菜ちゃんが話していたことと同じことを二人(監督と脚本家)で話していたので、台詞を書いた人と紘菜ちゃんは話をしていなくても、希を演じたことでちゃんと心に届いていたのだとわかり凄いと思いました。」と感動していた。
最後に、エグゼクティブ・プロデューサーの Casey は、「スタートアップという言葉は、映画を観るまで知らなかった言葉だと思います。新しいものを立ち上げてみたり、何かにȁャレンジしたいと思ってもらえたらという気持ちで映画を作りました。W主演の二人の間のお芝居や表現には凄いものがでているので、お芝居も楽しんでいただきたいですし、まだまだスタートアップは日本では広がっていないので、『日本の未来は明るい』と思っていただける作品だと思うので、是非観て欲しいです」と話した。
監督は「どの世代の方が観ても、別の意味で別のフェーズで刺さっていくものがある作品だと思います。そして今日この会場に足を運んだ時“新しい熊本はじまる”というコピーが書いてありました。熊本は地震があって再生を図っている中で、こんな素敵なところで『スタートアップ・ガールズ』をやっていただけるのだと思い感謝しかありません。何かをはじめるときには、困難は必ずあります。そこの前で立ち止まらずに、ちょっと乗り越える努力をしてみることで、自分が成長していることを、上白石さんと山崎さんはこの映画の中で体験してくれました。観てくれているお客様も体験してくれるといいなあと思っております。」と映画に込めた想いを語り、山崎は「やりたいことやっちゃえ!と、この映画を通して私は伝えたいです。他のひとから変なことをやっていると思われたり、受け入れられないとしても、続けていくことで信念に共感してくれるひとに出会えいいバディに出会えるかもしれません。一歩踏み出すことにリミッǿーを決めないで、自分がやりたいように生きたい風に生きたらいいと思います。ためらっている人がいたら映画を観て、自分の可能性を広げてください。」と笑顔で話した。
上白石萌音は「行動力があって、能力があって、熱量がある子を演じるのは初めてに近く、挑戦でした。自分のやりたいことを諦めないで、何を犠牲にしてもこれはやりたいんだと思いつづける子を演じたことで、私も熱くなるスイッチを心に1つ植えつけてもらったような気がします。自分が紛れもなく『こうなんだ!』思ったら、口に出して気持ちをひとに伝えるべきなのだなと光に教えてもらえて、ちょっと自己主張をするようになりました。大きな大きな分岐点になった作品です。とても感謝しています。」と光というキャラクターに巡り会えたことに感謝した。
映画「スタートアップ・ガールズ」は TOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開中!
映画『スタートアップ・ガールズ』概要
【STORY】
無理だと思った瞬間、人はその思考に負ける!
自由奔放なで天才的な大学生起業家・光(上白石萌音)と“無難 is BEST”な
安定志向をもつ大企業OL・希(山崎紘菜)。
正反対の2人は、光の事業をサポートしているミズキ(山本耕史)との計らいで、
小児医療遠隔操作で診察をする新プロジェクトのビジネスパートナーになってしまう。
身勝手な光の言動に振り回される希は、光を信じることができず、仕事にも行き詰まる。
非常識女vs 手堅い女。
人生最悪の出会いは、史上最強の新時代を創り出すことができるのか?
上白石萌音 山崎紘菜
大西礼芳 長田侑子 沖田裕樹 三河悠冴 MEISHA BROOKS
渡辺真起子 宮川一朗太 神保悟志
山本耕史
監督 池田千尋 脚本 ?橋泉
エグゼクティブ・プロデューサー CASEY WAHL 亀山暢央 松橋祥司
プロデューサー 川西琢
音楽 MAYDENFIELD, 井上陽介 (Turntable Films)
Mixed by Kei Iizuka
音楽プロデューサー 小川克久
主題歌:『スリープ』Performed by ASIAN KUNG-FU GENERATION
挿入歌:『スリープ(Covered by XAI)』Performed by XAI
撮影 池内義浩 佐藤康祐 照明 赤津淳一 録音 小原善哉 美術 石井哲也
宣伝 MUSA
制作協力 KAZUMO
制作プロダクション 白組 JCTV
配給 プレシディオ
企画・製作 KM-WWORKS
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