『第6回 SUITS OF THE YEAR 2023授賞式』は、日本経済新聞社 メディアビジネス「THE NIKKEI MAGAZINE」が主催する「ビジネスや自分のフィールドで情熱を持ってチャレンジし、時代を変えていく才能や志を持つ人」を表彰するアワード。
「チャレンジをまとう」をコンセプトに、ビジネス、イノベーション、スポーツ、芸術・文化、エンターテインメントなど様々な分野で活躍する方々を複数部門で選出し、表彰する「SUITS OF THE YEAR 2023(スーツ・オブ・ザイヤー)」が、11月14日に昨年同様、会場にお客様をお招きし、オンライン配信と合わせてハイブリッド形式で開催された。
今回は5人の受賞者が表彰された。芸術・文化・エンターテインメントを通じて世の中に感動を与えた人物にフォーカスした「アート&カルチャー部門」から、女優の広瀬アリスが受賞した。
【広瀬アリス】
司会の長野美郷から、受賞のお気持ちを聞かれると、
「このような素敵な賞を受賞することができてとても嬉しく思います。役者をやっているとビシッとスーツを着て表に出る機会はなかなか無いので、緊張しすぎて滝のような汗が出ないように心配なんですけれども、この時間を楽しみたいと思っております」とコメント。
theory(セオリー)の白いスーツを美しく着こなす広瀬アリス。
【TALK SHOW】
受賞式後には、受賞者5名がそろって登壇してトークショーが行われた。
広瀬アリスには、役者という仕事は人の心を動かす仕事であるという視点から「最近ファンの方からの反応で印象深かったものは?」と聞かれた。
「ファンの方と交流する場は基本SNSになるんですが、私は信じられないくらいエゴサーチをするんですよ。一日に何十回とエゴサーチします(笑)」と会場を笑いに誘った。
「ドラマが放送している時は、リアルタイムにエゴサーチをして皆さんの反応を見ていることが多いですが、自分自身撮影の時に力が入ったシーンや、狙ったシーンに気付いてくれるファンの方がいらっしゃるので、その時にすごくうれしいです」とコメント。
また、最近感動したことを聞かれると
「今回初めてドラマで30代の役をやっていて、私自身は今年29になるんですけど頑張る女性にエールを与えたいと思って芝居をさせて頂いているのですが、私の感覚では中学二年生から気持ちが止まっているんですよ(笑)」とコメント。
「十代で感覚が止まっていると私自身思っていたので、(30代の役を演じるのは)不安だなと思うことが多かったのですが、ドラマが始まってから〃アリスちゃんの演技を見てとても元気になる〃と言っていただけることがすごく多くて幸せですし、日々感動しています。」と答えた。
増田宗昭氏から、今年のWBCで優勝に導いた栗山英樹監督へこんな質問もされた。
「僕は、本屋をやっているんですけれども、栗山監督は本が好きだと聞いています。そんな中で今大谷君とか活躍されていて、そんな彼らにこの本読めと言ったことがあるのか、あるいは今だったらこの本呼んだほうが良いというものがあれば教えていただきたいです。」
その質問に対して栗山監督は
「選手全員に配っているものが¨論語と算盤¨という本。それは翔平(大谷翔平)なんかも読んで、難しかったですねと言ってましたけれども、やっぱり現役の選手たちは読書が身近なものではないので、座右の書みたいなのをしっかり置いてあげたいと思う。あとは、開幕投手を伝える時に本に手紙を書くんですけど、その人に一番合っている本を自分で選ばせてもらって渡したり。いろんな種類の本を渡すんですけれども、僕にとっては本はとても大切なのでいつもお世話になっております。」
とコメントし増田氏も「¨論語と算盤¨調べておきます!」と返した。
【受賞者】
SUITS OF THE YEAR 2023特設サイト:
https://ps.nikkei.com/soy/
【感想】
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◎ACTRESS PRESS編集部
◆取材:文:後藤さくら(上智大学)
◆撮影:仲西一成(Scketto)
◆リポート連載記事:https://actresspress.com/category/report/
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