2023年11月11日、東京・代官山の駅前に、「miffy café tokyo(ミッフィーカフェ トーキョー)」がグランドオープンしました。
ミッフィーは小さなうさぎの女の子。
オランダの絵本作家・グラフィックデザイナーのディック・ブルーナが描く絵本の主人公で、世代を超えて世界中の人々に愛され続けています。ディック・ブルーナが生まれ育ったユトレヒトの美しい自然環境と親和性を感じる代官山に「ミッフィー」の世界を体現するカフェになりました。
今回は、「miffy café tokyo」にオープンにあたり、女子大生リポーター2名が取材にお寄りさせて頂きました。
【施設】
代官山駅を降りて目の前に広がるミッフィーの世界。駅近のニュースポットが誕生しました。
入り口では、私の身長をはるかに超える大きなミッフィーの像が迎えてくれました。
外からも、店内の様子が分かるよう、ガラス張りの作りになっており、代官山駅を降りた誰もが足を止めるに違いないでしょう。
ミッフィカラーの黄色を基調とし、温かみが外装からも感じることができました。
ロゴやメインビジュアル、店舗のデザインを担当したのは、日本を代表するクリエイター佐藤可士和氏。実は、よく注目すると外装も内装も正方形のデザインが散りばめられています。
この正方形のデザインは、ミッフィーの絵本が正方形であることからきています。さらに、ミッフィーの絵本には、限られた色しか使われていないことを知っていますか?
赤、青、黄、緑の4色がこのカフェにもメインで使用されているんです。こうした細かいこだわりも、佐藤氏自身が幼少期にミッフィーの生みの親、オランダの絵本作家・グラフィックデザイナーのディック・ブルーナの絵本に大きな影響を受けたからだと言えるのではないでしょうか。温かみのある雰囲気に、思わずリラックスしてしまいまいました。
【FOOD】
フードメニューは、サンドウィッチといった軽食からメインディッシュ、デザートまで豊富に揃っています。さらにドリンクメニューもオリジナルメニューがたくさん。どれにしようかとても迷ってしまいました。
まず紹介するのは、モーニング限定メニューであるスクランブルエッグプレート。
朝食にぴったりなスクランブルエッグとベーコン、さらにトマトクリームで煮込んだミートボールとミッフィーのルーツのオランダ料理も食べることができます。
お皿も4種類から好きなものを選べ、遊び心も盛りだくさん。8時半から10時半までの限定メニューですが、早起きして食べに行きたいと思いました。
次に紹介するのは、生ハムとベリーのサンドイッチ。
サンドイッチは3種類あり、他にもスクランブルエッグとかぼちゃのサンドイッチやチキンときゅうりのサンドイッチがあります。
ミッフィー型にぬいたパンの中には、生ハムとベリーが沢山詰まっています。見た目も可愛く、食べるのがもったいないくらいです。
どの商品もミッフィーの形が表現されていて、写真映えもバッチリです。
ドリンクメニューもオリジナルメニューが豊富。名前も少し変わったものが多いのも特徴。
写真左は、おかあさんのレモネード。ミッフィーのおかあさんをイメージした甘酸っぱいレモネードです。ピンクグレープフルーツやラズベリーなどがトッピングされていて、見た目もとても可愛いです。
写真右は、おとうさんのレモネード。ミッフィーのおとうさんをイメージしたちょっと大人なしゅわしゅわレモンスカッシュです。グレープフルーツやレモンがトッピングされています。
【GOODS】
こだわりの商品がこんなにたくさん!
私のおすすめは、マグカップ(左)とボトルドリンク(右)
マグカップは店内でドリンクメニューを注文した人だけが購入できる商品です。おうちでマグカップを使うときにカフェで過ごした楽しい時間も思い出せるのが素敵です。
ボトルドリンクはラベルがかわいいだけでなく、ドリンク自体もブルーナカラーになっていてこだわりが詰まった商品です。はっきりとした色合いなので写真映えも間違いなしです。
私のおすすめはイラストカードセット(左)とフラットポーチ(右)
温かい雰囲気のイラストカードセットは大切な人にメッセージを書くときに使いたい商品です。5枚も入っていて全て絵柄が違うのでどれを使おうか迷ってしまいます。おうちに飾ってもいいですね。
フラットポーチは表面には亀に乗ったかわいいミッフィーのイラスト、裏面にはシンプルなロゴが入っています。大きすぎず、持ち運びやすいサイズです。いつでもミッフィーと一緒にいれちゃうのが、うれしいポイント。
公式オンラインストアで購入可能な商品もあるのでチェックしてみてください!
思わず自撮りしたくなるようなかわいさ!
超レアグッズ「miffy café tokyo」限定「フィギュコット」
「フィギュコット」は、ぬいぐるみでもなく、フィギュアでもない、ひとつひとつ手作りで、シンプルなデザインで、ミッフィーのイメージをそのまま再現し、全長約51㎝のビッグサイズで、300体限定で受注生産で販売。絵本の世界から飛び出してきたようなミッフィーが、かわいい空間を演出してくれます。
【Takeout】
開放感があるテイクアウトスペース
テイクアウト商品にはミッフィーのステッカーが!
ちょっとしたプレゼントにも
ミッフィーのフェイスフィナンシェはプレーンとキャラメルの2種類。
しっとりやわらかい食感で、口に入れた瞬間バターの香りやキャラメルの香ばしさが口の中に広がります。食べるのがちょっともったいないと感じてしまうくらいかわいい商品です。
何個でも食べられるくらいのおいしさ!
ミッフィーのコンセプトを忠実に再現した「miffy café tokyo」。皆さんも一度行ってみてはいかがでしょうか。
【「miffy café tokyo」店舗概要】
「miffy café tokyo」
住所:東京都渋谷区代官山町19−4 代官山駅ビル 1F
営業時間:8時30分~20時20分(不定休)
予約金:600円(税込660円)※予約特典付き ※1申込につき、4席迄予約可。
■「miffy café tokyo」公式サイト:https://miffy-cafe-tokyo.jp/
■「miffy café tokyo」公式X(Twitter):https://twitter.com/miffy_c_t
■「miffy café tokyo」公式Instagram:https://www.instagram.com/miffy_cafe_tokyo
■日本のミッフィー情報サイト https://www.dickbruna.jp/
Illustrations Dick Bruna
@ copyright Mercis bv,1953-2023
www.miffy.com
【感想】
子どもから大人まで世界中で愛されているミッフィーの絵本の中に入り込んだような、すごく癒される空間でした。ブルーナカラーとウッド内装が特徴的な店内で温かさを感じられます。皆様もぜひ足を運んでみてください。また、ミッフィーの絵本はすべてハッピーエンドで終わるそうですが、子供のころは気づきませんでした。他にも新しい発見があるかもしれないです。大人になった今、改めて読んでみたいと思いました。(増田ほの香)
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◎ACTRESS PRESS編集部
◆取材:文:増田ほの香(早稲田大学)、國近奈旺(立教大学)
◆撮影:仲西一成(Scketto)
◆リポート連載記事:https://actresspress.com/category/report/
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