「TOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)」は、3日間で約8万5千人が来場し、214組1,561名のアイドルが出演した。
リポート4本目は、8月3日最終日グランドフィナーレへ向けて、指原莉乃氏がプロデュースする3つのグループ【=LOVE・≠ME・≒JOY】、いわゆる“イコノイジョイ”組がそろってメインステージに出演。出番を終えた他グループのアイドルたちも多数観覧に集まる中、圧巻のパフォーマンスで会場を盛り上げた。
【≒JOY】

超満員のHOT STAGEにまず登場したのは、爽やかなブルーとイエローの衣装を纏った「≒JOY」。最新シングル『ブルーハワイレモン』のセンター江角怜音が「いくぞ!」と声をかけ、観客を一気に惹きつける。甘酸っぱいセリフパートが特徴的な同曲。サビ前の「好きだよ…!!」というパートの後には、大きな歓声が上がった。

続く『体育館ディスコ』『超孤独ライオン』では、厚みのあるまとまった歌声とキレッキレのダンスに会場中が釘付けに。間奏の力強いダンスや覇気を感じるセリフパートに、「フー!」という声が巻き起こった。

クールな表情を見せるメンバーたち

江角怜音
甘々な歌詞とポップなメロディーがかわいらしい『ピーチティーとピーチパイ』が流れると雰囲気が一転。センター山田杏佳の「キュートなニアジョイちゃんを召し上がれ!」というセリフに心掴まれた観客も多かったのではないか。ラスサビでは、メンバーの「みんなで跳ぶよ!」というかけ声に合わせて会場全体がジャンプする場面もあり、会場が1つになっていく。勢いそのままに披露された『夢見る♡アイドル』では、会場のモニターにも映し出された小澤愛実のウインクが、観客のハートを射抜いていた。

観客に向かって叫ぶ山田杏佳

大西葵
さらに続く『大空、ビュンと』『きっと、青い』では、日差しが柔らかくなった夕暮れ時の空に伸びやかな声が響く。メンバーの名前をコールしたり、振りコピをしながらメンバーと目を合わせたりするなど、思い思いにライブを楽しむファンの姿が見られた。


藤沢莉子(左)と小澤愛実(右)
この瞬間を噛み締めるようなしっとりとした歌い出しで最後に披露されたのは、『初恋シンデレラ』。ラスサビでメンバーに合わせて一緒にジャンプするファンたちの姿からも熱の高まりが感じられる。最後は各メンバーが観客に手を振り、「ありがとうございました!」と感謝を口にしながらHOT STAGEを後にした。

振り幅の広い8曲を披露し、パフォーマンスの安定感や表現力の高さを存分にアピールした≒JO
Y。今月から始まる全国ツアーもチェック必須だ。
【セットリスト】
Overture
ブルーハワイレモン
体育館ディスコ
超孤独ライオン
ピーチティーとピーチパイ
夢見る♡アイドル
大空、ビュンと
きっと、青い
初恋シンデレラ
【≠ME】

熱気冷めやらぬ会場に続いて現れたのは、「≠ME」。錨やパラソルなど海にまつわる様々なモチーフがプリントされた「マリン衣装」を纏っての登場だ。


1曲目の『秘密インシデント』が流れると、大きな歓声が!冨田菜々風が「東京アイドルフェスティバル楽しんでいきましょー!」と煽り、さらに会場のボルテージを上げる。落ちサビでは、このパートを担当する蟹沢萌子に向けた「萌子コール」も聞かれ、ファンとの一体感が伝わってくるスタートとなった。
続く『君はこの夏、恋をする』では、日が落ちペンライトの灯りが目立つように。幻想的な雰囲気の中、真っすぐ伸びる歌声に会場中がうっとりするような場面もあった。
『クルクルかき氷』は、合いの手を入れたりやタオルを回したりして、みんなで盛り上がれる楽曲。落合希来里が「TIF2025みんなで走るよー!」と呼びかけながらステージの端から端まで走ると、観客は端から順番にジャンプし、HOT STAGEに壮大なウェーブが生まれた。サビでは、広い会場いっぱいにたくさんのタオルが舞い、夏フェスを感じさせる光景が見られた。

『クルクルかき氷』で観客と一緒に盛り上がるメンバーたち
さらに、青春感溢れる爽やかな楽曲『す、好きじゃない!』『神様の言うとーり!』『ラストチャンス、ラストダンス』が続く。観客は、振りコピをしながらメンバーからのレスを受け取り、一瞬一瞬を楽しんでいる様子だった。


冨田菜々風の伸びやかな歌声が会場に響く


左から 冨田菜々風、蟹沢萌子、谷崎早耶、落合希来里

谷崎早耶

蟹沢萌子
最後に披露されたのは、グループの原点ともいえる初のオリジナル楽曲『≠ME』。冨田菜々風は、「今年もこのステージに立たせていただけて、この楽曲を披露することができることをすごく幸せに思います」と、2019
年の初出演以来、何度もTIFで披露してきたこの曲への想いを話す。楽曲終盤には、メンバーと観客が一緒に「好きだー!」と叫び、会場のボルテージは最高潮に。熱気冷めやらぬままステージを後にし、=LOVEへとバトンを繋いだ。


『≠ME』で「好きだー!」と叫ぶメンバーたち
左から 櫻井もも、冨田菜々風、尾木波菜
らしさ全開の7曲で、会場を魅了した≠ME。「≠ME 全国ツアー2025『We want to find “カフェ樂園”』」の追加公演が9月に行われることが決定しており、そちらも楽しみだ。
【セットリスト】
Overture
秘密インシデント
君はこの夏、恋をする
クルクルかき氷
す、好きじゃない!
神様の言うとーり!
ラストチャンス、ラストダンス
≠ME
【=LOVE】

記念すべきTIF15周年のメインステージである「HOT STAGE」のラストを彩ったのは=LOVE。デビューから8年、様々な夢を叶えてきた彼女たちが、原点とも言えるステージで初の大トリを務めた。『Overture』で会場のボルテージが昂った中、「プリンセス衣装」と呼ばれる真っ白で華やかな衣装で登場した。

ライブは疾走感あふれる『探せ ダイヤモンドリリー』からスタート。序盤から『スタート!』『仲直りシュークリーム』『部活中に目が合うなって思ってたんだ』と勢いのあるナンバーを立て続けに披露し、アイドルらしさ全開の明るい曲と懐かしい曲に会場の熱をさらに上げていく。

『仲直りシュークリーム』での佐々木舞香
中盤には、煽りが定番の『Oh! Darling』。高松瞳が「TIF声出しきれんのか!」と会場を煽ると、観客は一斉にタオルやペンライトを回し、大きなコールで答えた。

煽っている高松瞳(写真左)

『Oh! Darling』でタオルを回す 左から大谷映美里・佐々木舞香
さらに夏らしいラブソング『夏祭り恋慕う』や『ナツマトペ』、TikTokで話題沸騰中のキュートな楽曲『とくべチュ、して』など、今の=LOVEを象徴するようなラインナップが続いた。

『夏祭り恋慕う』の間奏での野口衣織と佐々木舞香の一シーン。観客からは大きな歓声が上がった。

『ナツマトペ』で写真を撮るふりをするメンバーたち。

ピースをする大場花菜(写真中央)

ソロパートを歌う滝脇笙古。

『とくべチュ、して』での一コマ。

『とくべチュ、して』の佐々木舞香。
MCでは、「8年前に私たちは、このHOT STAGEでデビューさせて頂きました。今日、同じ素敵なステージで初の大トリを務めさせていただいています」と語ると、観客からは大きな拍手と声援が送られた。ラストはグループの原点とも言えるデビューシングル『=LOVE』を熱唱し、幕を閉じた。

『=LOVE』でのメンバーたち。
ステージを重ねるごとに楽曲やパフォーマンスの幅を広げてきた=LOVE。HOT STAGEのトリという節目を経て、彼女たちの進化はまだまだ止まらない。
【セットリスト】
Overture
探せ ダイヤモンドリリー
スタート!
仲直りシュークリーム
部活中に目が合うなって思ってたんだ
Oh! Darling
夏祭り恋慕う
ナツマトペ
とくべチュ、して
=LOVE
【アーカイブ】
過去2年のTIFのライブレポートは以下のリンクからご覧いただけます。

TIF 2023:https://actresspress.com/tif20230806/
TIF 2024:https://actresspress.com/equallove-me-joy-tif20240804/
【感想】
(小栗あおい・左)
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◎ACTRESS PRESS編集部
◆取材・文:小栗あおい(筑波大学)、正能綾栞(法政大学)
◆撮影:遠藤葵、TIF公式写真提供
◆学生リポーター連載:https://actresspress.com/category/report/









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